黄色い車を竹内まりやさんに! | 歌っていただきたい!

歌っていただきたい!

「歌ってみた」ならぬ「歌っていただきたい!」。
この曲をこのアーティストに、という勝手な思いを綴ります。
Official髭男dismの曲を軸に音楽への思いを放出。
いつか出るトリビュートアルバムで答え合わせできたら♪

ヒゲダンの曲の歌詞に固有名詞が出てくるのは珍しい。黄色い車をきいているといつも♪大山♪の言葉が出てくるところでハッとする。きく人が自由に受け取れる余白をいつもいつも作ってくれているから余計。それだけ特別な景色なんだろうと感じる。上京したときの風景。初心忘るべからず、の自分たちのための曲なのだろう。

 

竹内まりやさん、島根県出雲市出身とのこと。大山は鳥取県にある山で米子からはよく見えるのだろうけど、出雲はどうなんだろう、宍道湖越しに見えるのだろうか。それでも「大山」と竹内まりやさんに言ってほしいなあ、と思ったらサビの♪きっとこれから楽しい事いっぱいあるよ♪がまりやさんの声できこえてきた。最後の♪ラララ♪には山下達郎さんにもぜひ参加してもらいたい。

 

まりやさんの曲で明日の私という曲がある。これも上京するときの気持ちを歌っている。自分にとっては結構印象的で、入っていると思い込んでいた3枚組のベストアルバムの中に探したが、ない。調べたら大学時代に先輩からダビングさせてもらったアルバム・impressionsに入っていた曲だった。テープだから特に、次の曲はマージ―ビートで唄わせてなのははっきりしていたので探しやすかった。こちらは♪夢をいつか叶えるまでは故郷には帰らない♪となにやら昭和感がすごい。でも悲壮感はなく希望に溢れているのは黄色い車と同じ。ストレスには電話も共通。曲の冒頭の♪私を育てたこの町♪はヒゲダンがみた景色にかなり近いのではないかと思う。

 

気づけば高音で歌唱力があるパワフルなアーティストの曲を中心にきいてきた私だが、そういう観点でいうとまりやさんは異色。そんなに高音はないので歌いやすい・声が出しやすい曲が多く、カラオケで発声練習にもよい。若い頃から元気を出してには励まされてきたし、うちに帰ろう(マイ・スイート・ホーム)純愛ラブソディは大人の女性の曲だし、どの年代にも対応可能。究極は人生の扉。全世代を歌うとか斬新で、死ぬまできける。もちろんヒゲダンも死ぬまできけそうだけど。全世代対応。

 

今夜のブラタモリは境港・米子。山陰の景色をたっぷり拝めると思うと楽しみは倍増、この記事ともタイミングバッチリでシンクロできて大変嬉しい。ちなみにブラタモリは深夜の頃から欠かさずみているお気に入りの番組。タモリさんのおかげで日本中を旅した気分になれている。さらに脱線すると今年のGWに息子の住む街を訪ねた際、息子が連れて行ってくれたスープカレーの店はブラタモリでも使用したとのことで大感激だった。息子にしてみれば自分の住んでいるところの近くにあるおいしい店、くらいの感覚のようだったが。

 

次回、大相撲秋場所前最後の記事はAnarchyフィラメントあたり、考え中。

 

8/29 追記:番組中ヒゲダンには一切触れてないが、pretenderとstand by youのイントロがおしゃれに使用され感激した!編集の方?音楽担当の方?ナイス!