4.参考書の使い方③ | (旧)薄口コラム

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すみません、、、
再開時期がゴールデンウイークに重なっていたため、ずっと読み切りコラムで単発記事を書いていましたが、今日から本題復活です。
一章は「楽しむ勉強の処方薬」と題しまして、気構えの様な物を中心に書き上げてきました。
二章は実際の勉強方法を中心に書いています。
今日から五月いっぱいでこのテーマの続きを書き上げて行きたいと思います。
どうぞお付き合い下さい。

これからのだいたいの流れ
・参考書の使い方
・プレショットルーティンを作ろう
・スキマ時間の活用
・正しい暗記、間違えた暗記
・文系科目のススメ(まず森を見よ)
・性格別学習法
※まだノートに構想段階で置いてあるだけなので内容は変わるかもしれません。


それではずっっっっっと前に書いていた参考書の使い方の続きから(笑)

マドンナ古文、出口の現代文。
物理のエッセンス、チャート式。
学生に大人気の参考書はいっぱい存在します。
どれも書いた先生の個性が出ていてわかり易いですよね。
ただアレの使い方わかってますか?(笑)
買っただけで勉強したった気になっちゃう学生さんが多いので牽制の意を込めて言っときますが、買うだけじゃ意味ないですからね、、、
これを気にしっかり使い方を抑えちゃいましょう!

まず参考書の立ち位置からっ♪
参考書によって解説されている知識の難易度に違いはあるものの、基本的に書かれている事は学校の学習指導要領に沿った内容です。
言い換えると学校の授業のわかりにくい部分をすごーく分かりやすくしただけの物なのです。
何が言いたいかっていうと、参考書に書かれている事はあくまでも学校で習う程度の事であって、特別な裏技やテクニックなんて存在しないっていう事!!
夏休みに大きな成長をできるか否かは、ここから夏までの勉強の仕方にかかってきます。
少しでも効果の出やすい勉強をしてもらうためにも、今ここで参考書に甘い幻想を抱いている人は目を覚まして下さい。

さてそんな参考書なのですが、ただぼんやり眺めているだけでは意味がありません。
参考書に直接書き込むのもあんまり成果が出ない。
僕はやっぱり参考書から得た知識をノートにまとめる事が1番良いんじゃないかって思います。
参考書を使った勉強で1番重点を置いて欲しいのは「参考書の知識を自分の言葉に直す」こと。
人間は自分の知っている、普段使い慣れた言葉で書かれた物しか理解することはできません。
参考書に綺麗にまとまっているのは、著者の先生の言葉でまとめられた物です。
それは作者の言葉であって皆さんの言葉じゃない。
自分の頭でしっかり理解するためにも、まずは自分の言葉に変換して見て下さい。
そのためにもノートにまとめる事をオススメします。

次に勉強の進め方。
基本的に勉強とはインプットとアウトプットを交互に繰り返す作業です。
アウトプットが問題を解く作業。
インプットは参考書をノートにまとめる作業に当たります。

まず、だいたい一日あたりの参考書をこなすノルマを決めておきます(これは絶対!じゃないと結局遅れ遅れになっちゃう、、、)
そして目標の単元まで終わったらその都度同一単元の問題を解く様にしましょう。
解く問題は参考書の付録の練習問題でも学校の教科書の練習問題でもなんでもOK。
で、間違った所をもう一度参考書で確認する。
これだけです。
以外と簡単ですよね?(笑)
ただこれは口で言うほど簡単ではありません。
この勉強習慣が身につくのにだいたいひと月はかかります。
でもその後の成長が飛躍的高くなる。
指数関数(累乗の関数)的に学力を伸ばして行くためにも、ここで踏ん張りましょう。


「楽しい事は3日で飽きる、苦しい事は3日で慣れる。」

文化祭やら学校で魅力的な行事が続く方もいると思いますが、周りの空気に流されぬ様踏ん張って行きましょう。

「インプットとアウトプットを繰り返す」
今日のキーワードです。
それでは失礼いたします。
2012.5.14 Dr.Nuts