どんなに勉強をやっても成果がでない。
そんな学生の声を良く耳にします。
端的にいって勉強の成果がでない理由は以下の二つのうちのいずれかです。
「単に言うほど本気で勉強できていない」か「勉強の仕方を間違えている」だけ。
前者の場合は擁護する余地がないですよね。
もっと自分を客観的に見るべきだ。
いきなり辛口で意見を述べさせていただいたのですが、最近この手の子が多いんです。
自分の努力を安易に評価する人。
「私はこれだけやったのに、、、」
「僕はここまで頑張ったんだから、、、」
その頑張ったの基準はどこからきてるのでしょうかね…
「頑張った」なんて平気で口に出せる人にロクなのはいません。
それはその人が頑張ったのではなく、その人の中の頑張ったの基準が低いだけ。
少なくともその事は自覚しておくべきだと思います。
で、肝心な後者の人のお話に入っていこうと思います。
「勉強の仕方が間違えている」
と言う方は、これはあなたのせいでもなんでもありません。
今まで勉強の取り組み方について考えた事がなかったっていうだけの事なのです。
なので今からでもそちらに意識を傾ける事ができたら十分です。
せっかくなのでこれを気に自分の勉強方法を改善してみてはいかがでしょうか？
「悪い習慣」「足を引っ張る原因」をひとつひとつ潰していく事できっと成績が面白い位に伸びる様になりますよ？
さてそんなわけで今回から20回を目安に「正しい勉強の仕方」について書き綴っていきたいと思います。
このブログでは「センターではこうしろ」だとか「ココだけ抑える」だとかの小手先のテクニックのような物は一切扱っていません。
そんなものは存在しないと考えるからです。
どうしても受験が迫り焦りが出てくるとそういった「甘い言葉」にすがりたくなる事でしょう。
しかしそんなものに頼って今まで積み重ねた実力までもが崩れてしまったらかなしすぎます。
改めて言いますがセンターをはじめとする受験において抜け道の様な攻略法なんて物存在しないのです。
仮にそんなものが存在していたらその参考書は翌年100%ベストセラーですよ‼
だって読むだけで入試に勝てるんですから。
そんな本が存在しないというのが入試に絶対という攻略法がない事の証拠です。
たまに隠れた名著だとかいってテクニック集みたいな参考書を自慢げに見せびらかす学生がいますが、アレは「隠れてる」のではなく「売れてない」だけです。
なぜ売れないか？
答えは合格できないからですよ。
基本的にはたった一度の受験です。
そんな言葉に踊らされず悔いのない一年して下さい。
脱線終了。
先ほども申し上げた様にここには「あたりまえ」の事しか書きません。
ノートの使い方や参考書の使い方、一見「なんだ」って思うことでも存外疎かにしてしまっている事が多いのです。
そうした知らず知らずのうちに見逃してしまっている事をひとつひとつ潰して行く作業が今回のテーマです。
今まで疎かにしてた事全てを再発見できたらそうとう勉強に強くなるはずですよ。
「あたりまえ」の事を「あたりまえ」に行う。
これが近道だなんてそんな事言いません。
そんな事したら先ほど批判した参考書と何ら違わないですから、、、
あえていうなら「これしか道がない」のです。
近道がない以上せめて回り道だけは避けて欲しい。
皆様が勉強する上で、少しでもつまづかずに歩を進めるお手伝いができたらと思っております。
興味を持っていただけた方は明日以降も私のブログを訪れて頂けたらさいわいです。
皆様が第一志望校に合格できます様に。
2012.2.20
Dr.Nuts