2023年03月08日(38w4d)
昨夜20時頃から本格的になってきた前駆陣痛〜陣痛らしきもの...
最後かもしれないと、大きなお腹の写真を撮り、夫には胎動ムービーを送った。
日付が変わって深夜1時頃から少し痛みが強くなってきて、眠れず。陣痛カウンターを見ると、2時頃からほとんど10分間隔を切っている
夜中もよく動いて、ずっと胎動は感じる
間隔が5〜8分になってきて、
心配なので4時32分に総合病院に連絡。
9時から妊婦検診で予約が入っている旨を伝えたら、もう少し様子を見て、急激に痛みが増したり出血や破水があればすぐに連絡してね、と。
家族教室でもYouTubeでも皆様の出産レポでも、呼吸が大切!と覚えていたから、ひたすら息を吸って吐いて...に集中
朝になって結構辛かったので、少し早いけれど8時頃にタクシーを呼んで病院へ。
受付で事情を伝えて、自分的にもまだ頑張れそうだから、産科待ち合いで診察まで待つことに。
病院にいる安心感、半端ない
まずNSTから。モニターを見てると、良い感じで規則正しく波がきているように見える
内診では子宮口が4cm開いていて、子宮頸管もペラペラで◎だね、と先生から。
抗原検査も陰性だった為、入院決定。
(鼻に綿棒入れるの痛かったなぁ...)
11時頃に2Fの産婦人科病棟へ移動して、着替えを済ませて、LDRで待機。
助産師さんの内診で子宮口は5cm、陣痛の波に合わせてグリグリ...。前情報で、すんごく痛いと思って自分の中でハードルを上げていたからか?難なく耐えられる痛みだった
この開き具合だと、おうちで頑張って耐えたんだね!と褒められる
車もないから、まだ産まれないよって帰されちゃうとタクシー代が勿体無いなぁと思ってね、ギリギリまで我慢したくて笑
順調に陣痛がついてくれば夕方頃には産まれるかもしれないね、との見立てを頂く
昼食は半分食べるのが精一杯
ベッドに横になり右腕にルートを取る。
そこからはNSTのモニターを見ながらじっくり陣痛に耐える時間。横になってると辛かったから、途中からは助産師さんが用意してくれた椅子で、座っていきみ逃ししてた
もうずっと、呼吸を意識して。
波が来たなって思ったら5カウントで吸って、7カウントで吐く、というのを、時計の秒針を見ながら繰り返しているとかなり集中できた
(時間が進んでいる=お産も進んでいる、いつか終わりがくる痛みだと自分を励まして)
お他所のLDRから叫び声が聞こえてきたので、ちょっと緊張したけども。心の中で小さく「頑張れ...頑張れ...」と応援しながら、同時に自分の中のハードルを上げる。私は小心者なので、上げれるだけ上げて心の準備をしたい
もっと痛くなるのよね?人生で一番の痛みがやってくるのよね?と心構えをしていたら、なんだかあっという間に時間が経って
16時頃には子宮口8cm
18時頃には子宮口全開に。
陣痛が進むように、陣痛の合間合間で「乳頭マッサージ頑張って!」と言われるんだけど、え?今?むりむり...みたいな笑
痛みに強いんだね呼吸もとっても上手
と沢山励ましてもらって、心強い
この辺からは助産師さんがほとんど付きっきりでそばにいてくれて、腰さすってもらったり、お尻押してもらったり、サポートしてくれて心から感謝でした
合間に導尿もしてもらって
しかし、赤ちゃんがあまり降りてきていないのと、私がくたくたで最後の方上手くいきめず
少し時間がかかったけど、赤ちゃんと一緒にちょっとずつ頑張る...
20時01分に無事に誕生しました
50cm、2710gの男の子
最後は上手く深呼吸が出来なくて、酸素マスクしてもらったけど、赤ちゃんに少し苦しい思いをさせてしまいごめんねでした。何度かアラームが鳴っていて不安になったよ
産まれてすぐに、元気な高めの産声を聞かせてくれて、心の底からホッとした
出てくる時に会陰切開と、少し引っ張ってお手伝いをしてくれたんだけど、吸引道具は使わず先生が手で対処してくれたそうです。
その後は先生とポツポツお喋りしながら、産後の処置を諸々してもらう。子宮の収縮が悪いらしくグイグイ押したり、会陰を縫ったり。多少は痛いものの、この終わりが見えている痛みの安心感。このくらいへっちゃらだわ〜と思う
この担当してくださった先生、最寄り駅でご夫婦で開業されているクリニックの先生だった。月に2回程は総合病院に勤務されているらしい。
22時頃までLDRにて経過観察。
やり切った感でいっぱいで、夕食も完食
そして赤ちゃんを連れてきてくれて、30分くらい腕枕をして過ごす...小さい。可愛い。ドキドキ。なんて素晴らしい生命だろう。こんなに可愛い生き物がいるなんて知らなかった
「今日はお母さんはゆっくり休んでね」とのことで、さみしいけど赤ちゃんは預かってもらい、明日から母子同室の予定
全身が痛い気もするけど、なんとか歩ける!
入院病棟に移動して、お部屋の説明を受けて、助産師さんとトイレに行ってオシッコが出るか確認、問題無し◎
下着戻すの手伝ってもらい助かった...
案内されたのは、二人部屋。
軽く荷物を広げてベッド周りを使いやすいようにして(夜中なのでうるさくしないよう気を使う...)横になったけれど、産後ハイか眠れる気配なし
寝不足なのにねぇ〜
幸せな気持ちでウトウトして過ごした。
幸せな妊婦生活だったし、とっても楽しかったけれど、同時にお腹の中のこさるちゃんが、元気かな?生きてるかな?大丈夫かな?って、いつもいつも心配だった
元気に産まれてきてくれて嬉しかった。
会いたかったよ