人を好きになるとまわりが見えなくなる=怖い・・と思うことがありました
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支店の私と同じ歳の女子社員が、本社の私のところを訪ねて来てくれた。
仕事の打合せで、電話だと面倒だから、とわざわざ来てくれた。
私と彼女は歳も同じということもあり、なかなか会えないが仲良くしてもらっている。
フロアー内にあるテーブルで向かい合って打合せをしていた。
結構時間が掛かってしまい、就業終了時間ギリギリ前に終わった。
「今日は彼氏と会う約束しているんだけど、この辺りでオススメのお店ってどこかない?」
この日、彼女は恋人とデートらしい。
久しぶりに会ったこともあり、私と彼女はテーブルでそのまま雑談していた。
「何料理がいいの?」
「和食がいいかなぁ・・・」
その時、ちょうどZ君が通りかかったので、私はZ君に声を掛けた。
ちなみに、彼女とZ君は同期。
「おぉ。久しぶり。来てたの?」
Z君と彼女も久しぶりに会うらしい。
「ねぇ、この辺りでオススメの和食屋ってない?」
Z君は私の隣に座り、一緒に雑談を始めた。
「お先に失礼しまぁす・・・」
定時速攻でいつも帰るC代。
私たちのテーブル横を挨拶しながら通っていった。
思いっきり私を横目で睨んでいた。
「お疲れ様でした。」
3人でC代に挨拶した。
ヤバイ・・・
またZ君と話しているところを見られてしまった。
次の日、私はC代に声を掛けられた。
「きのう、Z君と支店の子と何を話していたの?」
まただ。
またZ君と話していた内容の確認をとりたがっている。
「この辺のおいしい和食屋さんについてですけど・・・」
「3人で一緒に食事に行ったの!?」
すごい顔で怒鳴られた
「違いますよ、支店の子に聞かれたから、Z君といろいろ教えてあげてただけです。」
「あのさぁ・・・あまり他の女の子と話しているところにZ君を呼ばないでくれる?」
・・・
Z君はあんたのものなのか
他の女の子と会話させるなってことか
付き合ってもいないのに、束縛している・・・
「くるみちゃんにはZ君と話すなとは言わないけどぉ・・。」
それって遠まわしで私もZ君と会話をするなってことですよねぇ・・・
何て返事をしたらいいか分からなくて何も言えなかった。
開いた口が塞がらないってこういうことを言うんだ。
私は口の中がカラカラになるくらい、唖然として口を閉じることが出来なかった。
もし、もし、もしももしもC代とZ君が付き合ったら・・・
Z君は会社に来れなくなって、部屋に監禁されるのだろうか・・・
「束縛するタイプ?」ってみんなよく話するけど、C代はものすごく束縛するタイプみたい。
それに、C代は人一倍嫉妬深い人なんだなぁって思いました