今日はC代のお話。
以前にも書きましたが、私はお昼休みは社員食堂で過ごすことが多い。
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その私の心強い社員食堂が改装工事の為にお休み。
社内に「社員食堂はお休みです」というお知らせが一斉に流れた。
こうなれば、外に食べに行くしかない。
いつもお昼を共にしている人たちと会社から歩いて1~2分のところにある和食屋さんに行くことにした。
「ねぇねぇ、今日、食堂休みだけど、どうするの?」
お昼休み前にC代に声を掛けられた。
「今日は、あの和食屋さんに行きます。」
「やっぱり!」
やっぱりって何
私のお昼を予想されていたらしい。
「あたしはイタリアン行くの。」
「あ、そうですか・・・」
何が言いたいのかよく分からなかった。
「じゃ、これお願いね。」
何が言いたいのか分かった。
その和食屋さんのポイントカードを渡された。
ポイント加算命令を宣告された。
1ポイントたりとも逃したくないそのパワー。
スバラシイです
お昼休み。
食事を終わらせ、和食屋さんの会計を済ませ、ちゃんとポイントも加算した。
任務完了
お店を出て、会社に戻ろうとしたそのとき、私と一緒に食事した同僚の携帯が鳴った。
どうやらC代かららしい。
「ねぇ、和食屋の隣の店でアイスコーヒー買ってきてくれない?」
今度は同僚が珈琲命令を宣告された。
私とこの同僚が一緒に食事をしていることを知っている。
まぁ、私の携帯に掛けてこなかったのはC代なりに気をつかったのかな??
C代の為に、アイスコーヒーをテイクアウトし、会社に戻った。
午後の仕事が始まり、しばらくしてからC代にポイントカードを返さなくちゃいけないことを思い出した。
C代は席にはいない。
きっと、ロッカールームでコーヒーを飲んでるに違いない。
予想的中。
C代はロッカールームにど~んと座り、コーヒーを飲んでいた。
さっき、昼休みが終わったばかりなのにC代はもう休憩モードに入っている。
ポイントカードを返した。
「あっ、みんなAランチにしたの?」
ポイントカードの点数で何を食べたのかバレてしまった。
「一番安いランチじゃない。みんなケチねぇ。まぁ、いいや。」
私たちはあなたみたいにランチに命掛けてないから
この嫌味もいつものことだから慣れっこ。
ってか、慣れてしまった自分が悲しい