今日はA子のお話。
「くるみちゃん、ちょっと。」
廊下で男性社員に呼び止められた。
彼は私の2コ歳上で、仲良くしてもらってる社内のお友だち。
「もうさぁ、マジ勘弁して欲しいんだけど・・・」
彼は疲れた表情で言った。
「どうしたのですか?」
「お宅のA子さんなんだけど。」
彼はA子が管理している寮に入居している。(過去の関連記事はコチラ
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「なんかさぁ、最近、メイドみたいな格好して朝食作っているんだけど・・・」
「えぇっ」
詳しく聞くと、ブラウスを着て、フリフリのレースが付いているエプロンをつけ、
短めのスカートにハイソックスをはいているらしい。
コスプレまでいかないが、明らかにメイドを意識しているとのこと。
「何とかしてって言われても、言えないですよ~。」
「俺、寮を出ようかなぁ・・。朝からあの姿を見るのは本当にキツイ・・・」
A子のメイド姿を想像してしまった。
萌え~ないっ
はぁ・・寮生かわいそうだなぁ
数日後、寮から戻ってきたA子に聞かれた。
「ねぇ、ナエ~って何?知ってる?」
ドキッ
とした。
「ナエ~?田んぼの苗じゃないですか?」
私は知ってるけど、とぼけた。
「う~ん、何だろう・・・?」
ナエ~って、萎え~のことだよね
萌え~の反対語
まさか
彼に聞いた。
「ねぇ、さっきA子さんに『萎え~って何?』って聞かれましたけど・・」
「ええっ!マジで?やっぱり聞かれたかぁ・・。みんなでさ、『萎え~だな』ってコソコソ話していたら、聞かれちゃったんだよ。ヤバイよなぁ・・・」
「・・・私、知りませんから」
A子に萎え~の意味を知られませんようにっ
でも、知られればメイドもやめるかも
う~ん・・・ムズカシイ・・・