おはようござます。今日はB美のお話。

毎朝、同じ電車に乗ります電車
会社に到着し、だいたい毎日同じ人とエレベーターが一緒になる。
ロッカールームに入ると、だいたい同じメンバーが着替えている。
私も制服に着替え始める。
ほぼ私が着替え終わったころ、B美が「おはようございます。」と言いながら入ってくる。
みんな、毎日1分単位で同じような行動をしている。
私もだが、関心してしまう。

ただ、毎日違うものが一つだけある。
B美「おはようございます。」だ。
彼女は非常にお天気な性格である。
晴天の日もあれば、大嵐の日もある。波
だいたい、月曜日は雨模様。休み明けでだるいらしい。雨
金曜日は晴れ。明日から休みなのが嬉しいらしい。晴れ
毎朝、彼女のご機嫌でロッカールームの雰囲気も変わる。
彼女が入ってくるまで、みんなで楽しくおしゃべりしていたが、雨だとわかると一瞬で静まり返る。
晴れだったら、話に入ってきて甲高い声を出す。
朝のロッカールームは天気予報士でも分からない。
ロッカールームの雰囲気を一瞬で変えてしまうB美の力もスゴイあせる

私はB美の着替える姿を横目でチラチラとどうしても見てしまう。
私服は絶対に長めのスカート。
上着を脱ぐと、おなかの肉がスカートにドップリと乗っかっている。
制服のスカートを上から穿いてから脱げばよいのに、毎朝私はB美のパンツを目撃してしまう。
きっと、ご披露する予定も全くないのだろうな、と考えられるベージュのデカパン。
股の間がストッキングでダルダルになってる姿は非常にキツイガーン

そしてもう一つ。

B美はロッカールームに唯一ひとつしかない全身がうつる鏡の前から離れない。

まずは着替える前の私服姿を確認。
        ↓
なぜか、様々な表情をいろんな角度から確認。
   (お前はアイドルかぁ?)
        ↓
前髪を寄り目で一本ずつ整える。
        ↓
    メイクチェック。
        ↓
鏡の前に制服を持って移動し、自分を見ながら着替える。

着替え終わって、ロッカールームを出る時は私も全身を確認してから出たいのだが、絶対に見ることが出来ない。
彼女は鏡が大好きなのである。

「どいてください」・・・やっぱり絶対に言えない・・・
彼女がロッカールームにいる間は鏡は彼女のもの。
いつも泣き寝入りしょぼん