みなさんお元気ですか? 「宇部のガキおやじ くまもん」です!
「FUN FAN TODAY!」のお時間となりました。
本日もいつものようにおつきあいよろしくお願いします。
大好評なつかしTVをご紹介の「FUN FAN TV!」
本日はあの人気番組の「第1回」をご紹介します。
大橋巨泉の「クイズダービー」
本日は大橋巨泉司会でおなじみの「クイズダービー」をご紹介します。
以前の「なつかしTV記事」でもご紹介しましたが、本日は「クイズダービー」の「第1回」をご紹介します。
TBS・土曜夜7:30・ロート製薬提供枠・大橋巨泉司会の「お笑い頭の体操」が1975年いっぱいで終了
1976年年頭からは伝説の「クイズダービー」がスタート、前番組から引き続き巨泉さんの司会でした。
【伝説の番組「第1回」を皆様ご覧下さい!】
CSテレビ「TBSチャンネル2」で再放送された「第1回」です。
前番組「お笑い頭の体操」では解答者がとんち・想像力テストに挑戦する内容でした。
「クイズダービー」は「クイズ番組」ですが「普通のクイズ番組」ではありません。
クイズの解答者を「馬」に例えて、だれが正解するかを当てる「競馬」の要素をミックスした画期的な番組です。競馬大好きの巨泉さんらしい番組であります。
ちなみに「第1回」・・・「クイズダービー初期」はよく知られてるルール・進行とはまた違ったものでした。
【番組初期の風景】
●1枠から順番に解答者の紹介からスタート
当時は6枠まで解答席がありました。
1枠:畑正憲(作家) 2枠:五月みどり(歌手) 3枠:黒鉄ヒロシ(漫画家)
4枠:萩尾みどり(女優) 5枠:ガッツ石松(プロボクサー) 6枠:週替わりゲスト
●出場者は4名の個人戦でした。
●問題の出題があり、オッズマンが◎(本命)〇(対抗)△(穴)×(大穴)マークを解答者につけて予想、無印の場合は最高倍率の10倍~超本命が1倍という倍率がついてました。オッズマンは司会者の巨泉さん・レギュラーオッズマンの藤村俊二さん・ゲストオッズマンの3名でした。オッズの付け方が分かりづらかったですね・・・。
●番組開始当初は、誰に賭けるのかについては、巨泉が「では一斉に賭けてください」との合図を述べ、出場者は正解すると思われるであろう解答者の番号(枠番)のスイッチと、その賭け金(100円単位)を押してもらうというやり方でした。
●そして解答発表・・・番組の初期は賭けられた解答者の分だけ解答を開けるが、正解であってもファンファーレはありませんでした。その後賭けなかった解答者全員を一斉に開けて解答を確認してました。
まだ「せーの、ドン!」はなかったですねぇ・・・。
●問題は普通のクイズと同様「知識」を問う問題がメインでした。
●初期は2000円が持ち点、10万点が満点で超過した分は「身障友の会」へチャリティ寄付のルールでした。
【番組のリニューアルで「簡素化」し大人気番組へ・・・】
●「クイズダービー」の初期は上記のとおり「複雑すぎるルール」で視聴率が伸びず4%まで下落、TBS上層部から「打ち切り勧告」が出ておりました。
しかしスポンサーのロート製薬の意向で番組は続行、ルールを簡素化
①解答者は6枠⇒5枠へ
レギュラー解答者の枠設定明確に
1枠:男性一発逆転枠(文化人メイン) 2枠:女性大穴枠 3枠:男性本命枠(漫画家)
4枠:女性対抗枠(女子大生枠) 5枠:ゲスト解答者
②出場者はペアで3組
③オッズマン制をやめ司会者の巨泉の判断で倍率設定:俗にいう「倍率ドン!」
④「はらさんに1000点!」という具合に出場者が宣言する方式に変更
⑤解答発表にも工夫がみられるようになった事
巨泉と解答者のやり取りが非常に面白く、スリリングな解答発表(3択問題ではいっぺんに全員の解答を発表など)
一般問題(1問目以外)においては司会者の裁量で、大抵は誰からも指名がなくかつ誤っているだろうと思われる解答者の答えから順に開けていった。
名言「はらさんができなければ、お返しします」「一人をのぞいてみんな同じ答え」
「ルールを簡素化」以降は視聴率も20%以上に上昇、TBSの看板番組となり1992年まで約17年・862回続いた長寿番組となりました。
【こちらはみなさまよくご存知の「クイズダービー」】
「クイズダービー」の変遷史をちょいと語りました。
今やっても面白い番組ですが、やはり巨泉さんの司会に限りますね・・・。
(徳光さんごめんなさい・・・)
「FUN FAN TV!」次はどの番組が登場するでしょうか・・・?
次回もどうぞおたのしみに。
本日も最後までご愛読いただきまして誠にありがとうございます。