みなさんお元気ですか? 「出雲のガキおやじ くまもん」です!
500回記念の「なつかしTVウィーク」の5回目、本日もなつかしバラエティ番組を紹介します!
さぁみなさんで一緒に「ヤング おー! おー!」
DSC_1368.JPG

「ヤング おー! おー!」は1969年7月3日~1982年9月19日まで全国ネットで放送された毎日放送(MBSテレビ)制作の公開バラエティ番組です。

【出演者】
★司会
 笑福亭仁鶴(1969年7月 - 1972年9月、その後も1976年まで不定期で出演)
 桂三枝(現・六代桂文枝)(愛称「サニー」、1969年7月 - 1980年9月)
 明石家さんま(愛称「チャッピー」、1980年10月 - 1982年9月)
 島田紳助・松本竜介(1980年10月 - 1982年9月)
★進行役
 斉藤努(MBSアナウンサー):1975年3月まで(TBSへ出向のため降板)
 川村ひさし(音楽評論家・DJ):1975年4月以降~終了まで
  主に観客席やゲスト歌手のインタビュー役を担当
 緒方憲吾(MBSアナウンサー、主に細部の進行を担当、1975年4月 - 1979年3月)
 近藤光史(MBSアナウンサー、同上、1979年4月 - 1980年9月)
 青木和雄(MBSアナウンサー、同上、1980年10月 - 1982年9月)

【番組の概要】
●関西で大人気のラジオ番組「MBSヤングタウン」(通称「ヤンタン」)のテレビ版の番組です。
 「ヤンタン」の人気パーソナリティの桂三枝と斉藤努アナがそのままテレビの「ヤング おー! おー!」へ登板。吉本興業の協力・全面バックアップで制作されました。
DSC_1369.JPG

●番組の内容は、公開放送形式で、吉本興業の若手芸人と一般視聴者(観客)によるゲーム企画や、吉本の芸人によるコント、漫才の他、ゲストのアイドル歌手の歌やトークもありました。中には東京キー局制作の番組でも出演しない大物のアーティストが突如登場することも・・・。

タイトルコールとオープニング
進行役の川村ひさしさん、観客席へインタビューしながら進行


【吉本の「若手芸人」が大活躍!】
吉本若手芸人の元祖登龍門的番組で、桂きん枝、林家小染 (4代目)、オール阪神・巨人、明石家さんま、桂文珍、月亭八方、島田紳助らは(チンチラチンという名称を番組内で使用)、この番組で人気に火が付き、さらに「出世作」でもあり、全国進出のきっかけを作りました。
さんまが、当時阪神タイガースの投手だった小林繁のものまねを披露したのも、この番組が最初でした。
番組初期は、文珍、八方、きん枝、小染の吉本の若手落語家4人で「ザ・パンダ」を結成、後にさんまが加入し「SOS(サニー・オオサカ・スペシャル)」阪神・巨人、紳助・竜介が加入し「チンチラチン」を結成。特に番組内のゲームのコーナーでは大盛り上がりでした。

【公開放送番組でした!】
●番組の収録は初期の大阪市北区の「うめだ花月」を皮切りに、中之島の「SABホール」(後のリサイタルホール。2007年閉鎖)での公開収録を長年にわたって実施。その後、末期に吹田市のMBS千里丘放送センター内にあった公開ホール「ミリカホール」からの生放送で行われていました。また、月に1回の割合で関東地方での収録があり、その他ネット局の制作協力で日本各地の地方公開録画もおこなわれました。
私自身、「SABホール時代」の印象が強いですね・・・。

【首都圏での放送】
●前述の通りMBSの制作ですが、首都圏では番組の開始当初はNET(現在のテレビ朝日)で放映⇒わずか3ヶ月で東京12チャンネル(現在のTV TOKYO)へ移行、1975年4月からは俗に言う「腸ねん転ネット解消」に伴いMBSは現在のTBS系列にネットチェンジ、TBSでの全国ネット放映へ。

【スポンサー】
●1971年からは「日清食品」の1社提供。日清のCMに出演していたタレントやCMソングを歌っていた歌手もよくゲストに出演していました。代表的な例としてはピンク・レディー、浜田省吾などが出演。

【番組終了とその後・・・】
●1982年9月に番組終了、テレビ版「MBSヤングタウン」の位置づけは同じ年の10月開始の笑福亭鶴瓶の「突然ガバチョ」へ引き継がれました。「突ガバ」もMBSの千里丘放送センターでの公開収録でした。
●関西の方なら知らない人はいない人気番組、ラジオの「MBSヤングタウン」ですが、昭和期は毎日オンエアされてましたが、現在は土日の夜のみの放送、土曜は明石家さんまメイン・日曜は笑福亭鶴瓶メインの番組となってます。
毎日オンエアされてた時代が本当になつかしいですね・・・。
私も雑音交じりでしたがダイヤル1179・MBSラジオをよく聴いていました。

本日は「ラジオ」の話まで飛んでしまいましたね・・・。
これにて「テレビヲタク談義」を終わります。
次回もお楽しみに!