「有朋自遠方来、不亦樂乎」
「有朋自遠方来、不亦樂乎」(朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや)論語の一節ですが、小さい頃よく父に読まされていました。昨日、会津から遠い親戚の叔父様に八女の実家に遊びに来ていただきました。この叔父様は私の叔父の同級生で、同じ「隈本姓」ですが、ずっと昔に分かれた家の方で「遠〜い親戚」という関係ですが、若い頃良くお友達と一緒にこの実家に遊びに見えていたそうです。その当時の写真も送って頂いていました。2〜3才ころの私も、未だ若かった母もその写真の中に写っていました。もう60数年前の話です。お仕事やご家庭の事情で現在は会津の方に住まわれているそうですが、そもそもの「再会」のきっかけは私がブログに載せた1枚の写真からでした。この「雉子のつがい」の写真を見て「あっ、この家は昔遊びに行った家の庭だ!」と思われたそうです。それから何度かメールや、コメントのやりとりを経て、コロナの影響も有り、今日に至りました。昔の家の話や叔父、叔母達の話など私よりずっと詳しく、まるで親戚の叔父と話をしている様でした。家の中を案内しても「ああ、ここも来たことが有る、ここも。」と言う具合で、昔の思い出が蘇っていたのでしょう。その時はいた父も叔父も既に他界し、この方を通じて叔父達と話している様な気持ちになりました。また会えることを願っています。珍しい会津のお土産も頂きました。家族やスタッフで分けさせて頂き、美味しく頂きました。「有朋自遠方来、不亦樂乎」少し本来の意味合いは違いますが、気持ちとしてはこんな感じでした。夕食はさっぱりと「ブリの水炊き風と「挽肉とピーマンのオイスターソース炒め」でした。前回は「八宝菜」を作ったのですが、油っこかったのかあまり箸が進んでいなかったので、今回はさっぱりとしてみましたが、箸の進みはまあまあでした。母もこの叔父様に会ったのは60数年ぶりで、記憶も曖昧でしたが、それなりに昔の話に喜んでいました。母にとっても昔の事を振り返る、楽しい時間だったようです。【久留米の】くまもと歯科医院