日産の新車発表、その名はLEAF(リーフ)
リーフ?どんなクルマかな?

目指せ!東洋一のカーマニア

「それ、なんてエロゲ?」
ちっが~う!ヽ(`Д´)ノ
そのLeafとはちっが~う!


と、ベッタベタのボケはここまでにして・・・
今まで試作していた日産の電気自動車「EV-0*」シリーズの正式な製品版となる電気自動車が「LEAF:リーフ」と言う名前で、正式に発表されました。

目指せ!東洋一のカーマニア

その写真がこれ・・・
ご覧のとおり、おそらく次期モデルとされる「ティーダ」のデザインを流用したコンパクトカーベースのEVとなるのだが・・・このデザイン、どうなの?
ぶっちゃけ、現行ティーダのデザインでいいんじゃないの?と思ってしまうほどいささかカッコ悪い。

しかも、ボディサイズが1770mmとミドルクラスのHBになるのがいかがなものかと思う。先代ティーダは1695mmとかろうじて5ナンバーサイズをキープして、国内でもコンパクトでありながら充分な車格だったことで人気を博していたティーダが3ナンバーに「肥大化」することは自分で自分の首を絞めかねないことであるのだが、欧米で普及させるためにはこれぐらいのサイズが必要とでも言うのだろうか?この辺のデザインコンセプトを、親分である中村史朗氏に子一時間問い詰めたいところである。



メカニズム的には、87kW/280nm(i-MiEVは47kw/180nm)と、パワーでほぼ倍、トルクで約3割増というスペックをマークしているが、正直言ってi-MiEVを乗っていて感じたのだが、モーター性能にそこまでパワーが必要か?と感じてしまう。私なら、パワーセーブモードを用意し、パワーを抑えて航続距離を伸ばすモードを用意してほしいと感じてしまいます。


<年産5万台を予定するEV普及のカギ>
今回の発表には価格が出ていなかったが、おそらく政府補助をつけて200万円台で買えるプライスタグをつけて販売されるのではないかと言われている。電気自動車と言えば先駆者の「i-MiEV」が400万円台のプライスなのにもかかわらず、日産はいきなり200万円台で出してくるとは、いったいどのようなコストダウンを果たしたのか?

実はこれには大きなからくりがあり、LEAFには車体本体価格の中にリチウムイオンバッテリーが含まれていない。リチウムイオンバッテリーは日産からレンタルする形で供給され、毎月バッテリーのレンタル料を払う形で使う事ができる・・・のだが、つきの車体価格とバッテリーのレンタル料が加算されて、結局のところi-MiEVとたいして変わらない支払い価格になってしまう。

クルマの普及には本体価格が安いほうがいいわけだが、結局のところこのやり方はまやかしなのではないかと感じてしまう。

LEAFのデビューは来年中ということで、今後乗るチャンスがあればぜひとも試乗してみたい。