オートサロンといえば、市販者をベースにしたカスタムカーを見ることができるのですが、プロのショップもさることながら、専門学校生のアイデアを凝らした作品などもあって、これが結構たのしいもので、今年も、思いっきり楽しませてもらいました。
これは一見ポルシェのカレラGTかと思ったら、中身がトヨタのミッドシップオープンにして生産終了してしまったMR-Sがベースになっているところが良い。
この顔ならあと2~3年は生き残れたのかもしれない。
一見変哲もない旧型フィアット500だが、エンジンがスバルのサンバーで使われているエンジンに載せかえられている。非常に乗りやすくフィアット500にあこがれる旧車初心者にも敷居の低く、とっつきやすくなっているところが良いが、実際にこのブース売っているわけではないので変えないところが困ったものです。
今年のカスタムの中で気になったのはダイハツのコペン
手ごろな価格でカスタムベースとしても手ごろな素材としてカスタムメーカーも扱いやすいのかもしれない。
その中で気に入ったのが、これ
アストンマーチン風のグリルをつけたものだが、これがとても合っている。
こういうカスタムなら、乗ってみたいなと思わせる。
このボディに乗せられているのが、スカイラインGT-Rの2600ccツインターボの直列6気筒。
そう聞いてスカイラインのシャシーを使っているのかと思ったら、初代フェアレディZのシャシーをベースに使われているようで、見事で驚いた。
さらに驚いたのは、このポルシェ風の一台。
縦横比率がおかしいような気がするけれど確かにそのとおり。
ベース車両がロードスターということでよくできている部類に入ると思います。
カスタムを教科に組み込んでいる学校がある。
日本自動車大学校(NATS)は毎年、オートサロン開催に合わせて学校の活動を見せる理由でカスタムカーを披露している。
その中の一台「エボシライン」
ご覧のとおりVWビートルをストレッチリムジンにしたものだが、これがよくできてました。
今回はリムジン仕様の展示が多く、このモデルも、日産のセフィーロを元にストレッチしたものでこうやって見るとアイデアを絞るだけでこうも豪華になるものかと感銘を受けます。
今回のNATS展示の中で、一番のヒット作がこれ
GT-Rの顔をスズキの軽、カプチーノに移植した、その名も「GT-K」
良くぞ作りけりと言った感じである。