イタリアの名門がついに復活する。

サソリの紋章で知られる「アバルト」が、フィアットの1ブランドとして春から日本上陸する。

まずは同社のコンパクトクラスであるフィアット500とグランデ・プントのアバルト仕様が日本上陸する予定である。


元、2輪ライダーとして名をはせたカルロ・アバルトが、49年にチューニングパーツの会社としてアバルトを立ち上げ、大排気量のライバルを小さなエンジンで追い回す、アバルトのエンジンチューニングを指して「アバルト・マジック」といわれるほどで、アバルトのパーツは世界をまたに売れに売れた。


しかし、70年代にフィアット参加になったアバルトは、フィアットのスポーツ部門(メルセデスで言うAMG、BMWで言うあるぴなのような関係)世界ラリー選手権でフィアットの箱型サルーン「フィアット121」と「131」のラリー仕様をこさえて、連勝街道をひた走り、ランチア・ストラトス亡き後のラリーを席巻していきました。


そんなアバルトも、フィアットの台所事情が厳しい中で、昔の大看板をもう一度かけなおす必要があったわけで、ラテンのサソリが、どんな毒を見せるかが楽しみといえる。



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↑アバルトはサソリのマークを紋章にしており、フィアット以外にも

 ポルシェの356をベースにしたスペシャルなども手がけている。



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↑フロントを見る限りでは、これがノーマルなのかアバルトなのか

 おおっぴらに見ることができない。

 つまりはそれだけフィアット500における素のつくりがよいという

 裏づけに他ならない。


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↑最初は「アバルト」のノーマル仕様を販売するがゆくゆくは高性能版アバルト「SS:エッセエッセ」も

 販売する予定。

 SSはリッターあたり100馬力を越すパワーを備えているということなので詳細が待たれる。