夏のテントキャンプで海キャンプを何度かしたことがありますが日陰が無くとても暑く体力的にも1泊が限度なのを感じていました。
そこでエアコンの導入を検討、もともとハイエースのキャンピングカーにポータブルエアコンを導入するにあたり以前にかなり実験をしたので今回はその経験をテントキャンプに反映させました。
テントキャンプでエアコンを使用するポイント
①エアコンの選び方
ほとんど場合ウインドウエアコンかポータブルエアコンの選択になると思います。
ウインドウエアコンの場合は設置の柔軟性が低いのでポータブルエアコンを選択しました。
ポータブルエアコンでは冷暖房と冷房の二種類がありますがテントキャンプでは
石油ストーブはほとんどが2.5kw以上の熱量なので1.5kw前後の暖房では冬場は熱量
としては不足するので今回は冷房だけのポータブルエアコンを選択しました。
今回はウィンドウエアコン以上の冷房能力を持つEENOUR ポータブルエアコンPA600(冷房能力1.758kw)を購入しました。
②テントの選び方
テントの種類によってはエアコンはほとんど機能しません。重要な事は冷やす部分に直射日光が当たらない事と気密が保てることが大事になります。
例えばワンポールテントでは直接日光がテントを温めるので断熱機能がないため冷房は日光の熱量で相殺されてしまいます。またテントの下は隙間があるために冷気が逃げてしまいます。
ではどのようなテントいいのか?
ツールームテントのように外側のテントが直射日光を受けてインナーテントの小さい気密のとれた空間にエアコンを設置することが効果的です。さらに欲をいえばシールドルーフが付いていればより効果的です。
私の場合はOgawa アポロン Orenge別注のテントを使いました。
③ポータブルエアコンの設置のポイント
ポータブルエアコンを効果的に設置するポイントは排気ダクトをインナーテントの
中に入れない事(ダクト自体が熱を持つため)
本体をなるべくテントの中に入れない事
電源コードのコンバーターが高温になるのでインナーテントの中に入れない
Ogawa アポロンはアウターテントもインナーテントも観音開きで同じ位置で開くのでポータブルエアコンの設置がとてもうまくできました、これならウインドウエアコンの設置もできると思います。
今回のキャンプは2泊3日でしたが連日猛暑日で36℃前後の気温でいたが一番暑い時間帯でもインナーテントの中は22℃前後まで下げる事ができました。また日が暮れると寒いくらいまで温度が下げる事できて、いつもは寝苦しくて寝不足になる海キャンプが快適に過ごせました。
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