土曜日を定休日にしたのはREV走行会@岡山国際開催が土曜日と決まってるからってのもあります。
ついでにマイトラックデーを土曜日にしたら良いのだなと思ってます。サーキットは日曜日以外平日という解釈で貸し切りイベント料金が設定されることが多いから土曜日にイベントが多いんですね。
そして水曜日は完全オフにしよう。
 
さて昨日の2月3日、レブスピードミーティング岡山国際サーキット(通称レブ岡山)でした。
前日・・・0時半帰宅www1時半就寝、4時半起床。
オイルメンテ・スパナチェック・仕様変更・ホイール洗い・洗車・給油・積み込み。
当たり前の様に30年やってきた走行会準備も【心配症】という不治の病のお陰で年々準備が入念かつ遅くなってます。
 
いや心配なんじゃないな。
現地でアレがナイ、コレがナイが嫌なのです。
必要ないだろ?と持ってこなかったアイテムに限って現地で必要になったりする、そんな自分の読みの甘さにガッカリするのが嫌で準備できるものはすべて準備するのです。
 
さてさて出発してしまえばヤル気モードは30年変わらず。
眠気も吹っ飛び積載車を走らせながらもイメトレ予習に勤しみます。
意外と現地で頭が真っ白なったり何が正解かどこが失敗か何を目的に走ってるか飛んでしまう事があるので良いイメージ走行を1周回構築しておく、という予習は僕的に効果的だと思ってます。
 
予定より早く到着したがゲートオープンから1時間近く経過してたこともあって何処も埋まってる様子。
そう、岡山国際のピットは争奪戦であります。
しかしたまたま1列空いていたピットにお邪魔させて頂いたのですが両隣の車両がなんと!
左は名古屋のアクセルオートさん。
右はスーパーオートバックスサンシャイン神戸さん。
 
予てから仲良くさせていただいてますが両社とも昨年末の筑波スーパーバトルで1秒台に入れてきたトップ2の2社であります。
これはこれは、、俄然気合入るし、、ちょっと不安もあるし、、とにかく気を緩める隙はないなと。
初走行となる08Bも履きたいし、両社に胸を借りるつもりで善戦したいし、まぁとにかく1本目の走行内容から考えようと。
 
 
レブ走行会で4輪ジャッキアップも久しぶりだ。
面倒くさいなどと言ってる暇はない。



 
1本目走行終了。タイヤは筑波でおろしたA050GS、この1年間050を履き続けて一定のデータを得られたので恐らくこのGSを履き潰して一旦終了だ。なのでタレようが流れようが存分に周回してやった。
しかも今回はまぁまぁの台数なのにショップと上級クラス混走・・・終始トラフィックだよ、、中級クラスは比較的空いてたのに。。
その中で44秒台は悪くないのだが、、各社が同じトラフィック条件じゃないから参考にならない。
 
ただ前日急遽仕様を変更してきた箇所はアップデート方向に向かっているようだ。
なので2本目は08Bを履く事にしました。
久しぶりのラジアル、初めましての銘柄。
 
image
 
コースイン、空転するの分かっていて踏んでみる。
3速までホイールスピン。。どんだけ熱入れせなアカンのか不安なったわ!
先頭ででて1周目からアタックできる筈がないのであと1周様子を見て、という間に後続に捕まってまぁ数珠繋ぎ。
まぁでもずっとこの調子かもしれないからとりあえず攻めてみるも・・・1コーナーでハーフスピン!3週目だぜ?
こりゃぁ、相当ですよ、、次の周、アトウッドカーブでドリフトアングル、、あれ?このタイヤあかんヤツ?
 
スロー走行しながら考えました。
摩耗したA050を履いてる時間が長く、特有の車が曲がりだすタイミングでのステア切ってしまうからだと。
なので切るタイミングと量のバランスを変更しました。
この感覚がラジアルタイヤだなと感じた部分だね、A052に近い感触を思い出した瞬間でした。
 
 
20分の走行で完全クリアは無かったがまともにアタックできたのは2回のみ。。
どんだけトラフィックやねん!
しかしまぁなんとか2周ともベスト1分43秒7を更新する43秒台。
ただ計測器のQSTARZがペアリング不良で作動せず、ピットに戻ってきてからの確認でしたがとにかく安堵でした。



そこでこれまでやってきたSタイヤA050と今回のA08Bの違いをおさらいしてみました。
組み込んだ感覚同様にやはりショルダーやサイドウォールの剛性感はラジアルカテゴリーながらSタイヤ寄りです。
パターン見てのとおりブロックらしきものはないのでブロックがヨレる感覚は皆無。これA052と最大の違いかな。
ショルダーも扱いやすい柔さがあって表面グリップもあるA052は比較的エアを低めに設定した方がバランスが良いのですがこのタイヤはSタイヤの感覚で2.0~2.1辺りがインフォメーション良かったです。エア下げて使うと端角が削れやすくなるしインフォメーションも乏しくなるかな。ネガティブ点というか注意点は荷重が乗って潰れてグリップし曲がってく感覚がSタイヤに近いのだが横方向の限界はSタイヤほど高くない。 なのでヨコハマなのに比較的縦方向を意識した走り方・ラインの取り方が合うと思ったね。縦方向のグリップも高いからブレーキング、立ち上がりの蹴りだす感覚も良い。横方向もしっかり踏ん張る。だけど縦横融合の蹴りだしは少し苦手、ちょっとステアを戻す時間を待って横Gを少し抜いてやると抜群に蹴っていく感覚があったね。
 
このタイヤ・・・万人におススメできるマルチさはないけど少なくとも僕は気に入った!
これをラジアルカテゴリーで履けるならナカナカのズルい感あるけど。
やはり世の中ラジアルタイヤなんだなぁ、、主流カテゴリーは進化も凄い訳だ。
この08Bが感触宜しくなかったら71RSにするつもりだったが・・・とりあえずお預け。
まずは08Bでセットを煮詰めていこう。
 
で、話は戻して走行会という名のショップバトルになりつつあるGR86/BRZ事情ですが。
チューナーはモチロン、それに乗るプロドライバーさんも各社を意識せざるを得ない活況した空気。
その中で岡山国際のショップデモカーはついに42秒台に突入するハイレベルっぷりでした。
やはり・・でしたがちょっと進化が速いよ、、このペースだとまもなく41秒台も出てくるんだろうな。
プロドライバー&プロショップ相手に挑むのは大変だけどホーム岡山国際でこんな貴重なバトルができるのは有難い。
以前はこのステージが鈴鹿だったからCSOにはラッキーとしか言いようがない。
 
ずっと絡めるよう精進しますわ。
このデータがお客様にフィードバックできるから。