主たる目的はコレだったのにタイムと脚のダメさ加減が気になってずっと考え込んでました。


脚が最低限機能しないとアップデート目的のファイナルギア変更は意味を無さない。という意味では前回と同じセットでテストすべきでした。ダメな時はこうして反省するんですが。調子良い時は全てがハマる。その気持ち良さが依存して欲張ってしまう。そんな遊びを何十年としてるので今更感はありますが。ダメな時の方が凄く考察するもので、既に対策は考えました。



で、ファイナルギア変更はどうだったか?

まず鈴鹿では2速を使わない、つまり3-4-5速をメインに使う事で加速特性を重視した選定は予想通りデフオイルの温度上昇を招き後半かなり辛かったなと感じました。

コレでもイニシャル落として油量も増やしてるんですが。春や秋でこの仕様ならオイルクーラーはマストかな。


トップスピードはかなり伸びて鈴鹿で214km/hはなかなか期待通り。6速に入れてからの失速感も少なかった。ちなみにデモカーS2000の過去イチは222km/hですが平均して220km/h前後です。


セクター1は計測ラインから逆バンク終わりまで。2コーナーからずっと4速ホールドなのでかなりテンポも良く加速感も良好でした。前回の41秒台から小ミスしても40秒台はキープされる様になった。


セクター2はデグ2あとの立体交差明けまで。ダンロップもしっかり登るし5速の入るポイントもかなり手前でしっかり加速できる。ただデグ1で4速、デグ2で3速だと前と同じギア位置だから遅くなる。5速のままデグ1入ってデグ2で4速の方が速いんだけど、線は細い。なので曲がらない時、タイヤタレた時の瞬発的な判断は必要だけど迷ったら上のギアだろうなぁ。今回でやっと24秒前半に入った。


セクター3は西コーススタートラインあと、130R手前、明確な位置は知らないけど何せセクター最長区間。ヘアピン、松ちゃん、スプーン、という主に西コースを走る。デグ2を4速で上手く立ち上がればヘアピンまでは5速のへのアップのみで届く。この登り区間で2速分アップすると結構ロスするのよね。なのでヘアピンは3速。2速でも曲がってみたがかなり鋭角なVラインでないと旋回中のシフトアップでミスしそうになる。あと忙しいだけで速くない。スプーンまでの到達速度は概ね188km/hだからノーマルファイナルから大きくメリットは無い。ヘアピン立ち上がりはノーマルファイナルの2速が最もマッチしてる気がする。ただスプーンから130R手前までで210km/h近く出るので公式の最高速計測ポイントでも200km/hは軽く超えてると思われる。ココも以前の53秒後半から前半にタイムアップ。


とここまでは良かったのだが。

遂に苦手な130Rを頑張らねばならない時が来たみたい。前回ボトム178km/hくらいまで頑張れたのに今回はどうにも171〜173km/h辺りでしか曲がれない。正直怖かったのね。何せフロントが不意に逃げる不安が思い切りに欠けるステアを導いてしまった。あと前回出なかった進入でのABSハザード点滅も気になって。

続くシケインもリズムが悪かった。コレもリアルに脚の問題。

この2つが影響してセクター3までで稼いだアドバンテージすべてフイにしてしまった結果がトータルで前回より微増の0.2秒アップ。


まぁ文章で書いて僕も整理できたよ。

このファイナルは微妙だったな〜とか思いながらの当日だったけどセクタータイム見てくと単純に僕のセットミスだったね。


この文章を頭に入れながら次は動画編集に入ります。