どうも仕事が大半、いやすべてにお待たせ傾向です。
申し訳ございません。
これでも定休日返上のフル稼働で働いておりますが。。
お客様のAP1、まずはLSDをリフレッシュ。
当社、OS技研LSDのマスターショップで御座いまして。
特殊工具ありますのでスーパーロック機構をチョイと設定変更。
SPL皿バネと組み合わせてO/Hキット(そもそも設定ありませんが)を使わずイニシャルを復活させます。
少し効いてほしいオーナー様の為に今回はいつもより効き方向のLSDオイルを選定しました。
果たしてインプレやいかに?
続いてダンパーオーバーホールです。
屋内保管、雨は乗らない、街乗りほぼしない、完璧な管理体制です。
通常オーバーホールで復活、シムやオイルの加減で施工前より少し硬さは出ますが馴染むまで少々お待ちを。
色々考察ありますが基本20Kを超えるハイレートの場合はフロントにもヘルパーを組みます。
応力はオーナー様の乗り方みて都度変えていきますが。
レートでバンプストロークは決まるけど、リバンプ側の伸び方で重心の位置は少し変わってきます。
その重心をよりイメージどおり操るには前後ヘルパーの方が僕は良いなと思うのですね。
また足さえ離れなかったらLSDは最小限の仕事で十分ですから、結果抵抗がなくなって速く脱出できる!という狙いも有ります。
なのでデフと足、この2点には密接な関係性があります。
密接に関係させたセットにする、が正解なのかな。
ま、足つきが良くないセットならLSD効かせて誤魔化せますからね。
しかし機械式LSDにおいてこの最低限の効き、を維持するセッティングが難しくて。
乗り方、オイルで大きく変わるから、美味しい時間が短いこともある。
でもその美味しい時の乗り味が忘れられないw
これがセットアップと再現性の面白さですね。
最後は無限ハードトップにオレンジボールさんの固定キット試作品を組んでいたのですが風切り音が酷かったので評価できないままになってました(オレボさんごめんなさい、改めてご報告します)
やはり20年間使い続け、歴代オーナーの幌が開いている時間が極端に短かかった分だけウェザーストリップの硬貨、痩せが酷かったようで
めったに交換しないAピラー部を交換しました。
お陰で風切り音も消え、より強固に密着されたと思われるのですが。
やはりこのステーキットは必要だぞ。
ロックつきタッパーの蓋をする理屈で捻じれ剛性が飛躍的に上がる訳だ。
ちなみに・・・ハードトップの固定キャッチ金具を取り外すと本体はかなり軽いです。
オーバーヘッドタイプのロールケージでもドア側からの両手持ちで難なくハードトップ取り外しができます。
とまぁコチラもサーキットシーズン前のリフレッシュメニューでした。
すっかり師走も半ばですな・・・
お陰様でオートサロンの準備がいまだにできておりませんw
てなわけで今年は駆け込み仕事を受ける余裕がありませんので悪しからず。
特にサーキット組はこのタイミングで壊したらダメよ!