先日ご納車させて頂いたS2000にDefiのDSDFを取り付けしたんです。
DSDF…デフィースポーツディスプレーFらしい。
このFって何?って感じですが… 
レクサスのFシリーズみたいな感じでしょうか。
スポーツ走行に特化した計器と認識してます。
デモカーにも装着済みですね。

オーナー様からマルチメーターをご相談され迷わずオススメしました。安心の日本精機👍
他社は…基本AEMに準じたフルコンありきの表示ユニットか、AEM風中華ニセモノか。
ま、事実上の一択かなぁ。

センサーを室内まで引き込みから始めます。
DSDFにはアドバンスユニット含め派生する各センサー類までセットになったフルセットか、アドバンス関連は一切無いセットかに分かれる。

S2000の場合、油温・油圧の数値を見たいので前者が必須だがOBD2からの車輌信号表示だけでOKなら必要なし。それでもGPSとOBDだけでそこそこデータ取れます。

AP2なのでインマニ周りに負圧が来てないのとNAだけに知ってどうするその数値、なので余計なモノは付けない方がリスク回避と判断。
使わなかった圧力センサーを大気圧計測に使っても良かったが…これまたソレ知ってどうする?なのでやっぱり無しで良いや。

さぁメインイベントはここからだ。
要はメーターをどうマウントするか?
コントロールスイッチを何処にマウントするか?の2つ。
メーターは純正メーター前配置が指定なのだが…ノープラン(笑)とりあえず付くように付けてみるか。




汎用アルミ板を曲げて削って穴開けて。
コラムカバーとメーターフードのスペースは本機がスッポリ入るほどでもないクリアランス。
なので太陽光の反射も考慮して少し前傾させる事にした。

コレで何とかゼロタッチ。
お陰でメーターフード側をステー固定する必要は無くなった。両面テープで上部のカドを防振かねてホールドしようとしたがその隙間も無かった。

コラムカバー左のメクラ蓋からハーネスを出してくる事に。ここにセキュリティランプ付けてる車輌が多いから…その場合はランプを移設した方が良いな。別の場所探すならハーネス群よりランプの方が自由度高い。
電源カプラー GPSアンテナ アドバンス通信ケーブル OBD信号 USBオスメス延長 リモコンケーブル 以上。
USBオスメス延長はアップデートやログデータ管理で汎用USBメモリーを使うので脱着作業性を確保する必要があるのだけど本機背面にあるので延長しておいた方が良いです。

さて次のハードルはリモコンだ。


社外オーディオによって使ってないオーディオコントロールパネル、ここしか無いだろう。
まずはセルスイッチ外して分解。
ちなみにこのコントロールパネルはアルプス電機製なのでアルパイン製品だけは使えるのです。
アルパインは既にオーディオ事業撤退したけどね。
ホームセンターで売ってる汎用材ネット。
少し厚みがあるのでこれを隙間埋めに活用。
こんな感じでケーブル通してネットでフェイク。チャンネルとボリュームは外してメクラするより残しました。

通電確認。
ここで前述のUSBメモリー登場。
メーカーホームページからアップデートファイルを取り込んでシステムアップデートします。
確か行わないとホンダOBDが表示しないとかだった様な。

ここでトラブル発生!
アップデート途中でフリーズして再起動しなくなるハプニング。。いきなり壊れたのかと思ったよ(笑)メーカーに対処法聞いて(すんなり教えてくれた所を見ると比較的あるある事例なのかもね。。)万事休す。



完成!
車検の時はウィンカーや表示灯の確認があるので前面のボルト脱着で容易に純正メーターを確認する事ができます。
コラムカバー側はナッターでネジ山作ったので都度コラムカバーを外す必要も無し。

あとは、、
やはり公道走行においてウィンカー表示とエンジンチェックランプの点灯だけは確認出来る様にしておきたい。

メーターフード奥ユニット左右にステンレステープかミニ補助ミラー貼りつけて点灯だけ確認できるようにするのが良いかな。メーターハーネスはCAN通信に影響すると困るので触らないのが正解かなと。

コレは今後使い勝手見ながら再検討かな。
とりあえず計器としての取付は完了!
デモカーも同じの付けてるだけに何故が新鮮。
移設するだけでこんなに見易くなるのかぁ。。
インカー動画で確認しやすい様にデモカーはダッシュ中央にコンソール設けて設置したのだが。

数値を確認する、という作業。
走行姿勢で必然的に目に入る位置が当然良いのだけど敢えて視界から外し合間で確認しにいく位置にしたデモカー。
僕は表示タイムについ一喜一憂しちゃうので(笑)平常心を保つためのメンタルコントロール兼ねてます👍

ま、どちらでも正解ね。
無限に自由度ある訳じゃ無いから🖐