定期的に話題となるこのネタ。
オートサロンでもご質問ありました。
みんな答えを知りたい訳じゃなく見解を知りたい、のだと勝手に解釈して書きます。

エンジンパーツから製作までこなす某社が販売してるからそりゃ間違いないだろう、とプーリーキットを付けてる方は多いと思います。
外径小さくなってロス馬力減るし、軽量化にもなるし、何より見た目に良いよね。


でもCSOはノーマル推奨派です。
軽量プーリーを付ける派を否定するつもりもないですけど。僕も付けてた時期はあったのです。

純正プーリーにダンパーが装備されてる、って事はエンジン(クランク)の共振を吸収してるって事なんだけど物理的にソレを説く文献は沢山あるので今更唱える必要もないでしょうけど。

意識して乗ってみると感じるモノがあります。
恐らく共振点かと思われる付近での振動。
神経質なだけかなぁ〜
ストリートなら気にならないだろうなぁ。
スポーツだと個体によっては❓となるのかも。

純正新品でも社外アルミプーリーでも新品装着時の体感的感動度は近い。つまりそれくらい純正のダンパー部が硬化して機能が低下してるって事。純正プーリーを新調する、ってなかなか無いでしょう?
でも今付いてるプーリーの劣化度が進んでるほど、その静粛性に感動しますよ。

ホイールと同じく軽いが偉い‼️な時代は既に通り過ぎてて、真円度や振動など回転物はその先のネガティブな副産物に目を向けられる様になってます。
回転抵抗よりも共振抵抗でしょうか。

だからここは純正なのです。
ホイールも純正ワイドリムが設定あればきっと履いてるだろう(笑)

純正を肯定すると僕達の仕事は始まらない、といつも書いてるが限界領域で走る遊びである以上リスクヘッジはある程度必要ではあるかと。

ま、顧客満足度みたいなとこありますので。
装着して良かった‼️と思えるならソレが良い。
ネガな副産物も感じられないならソレが良い。

ハマる人、ハマらない人、がある部品ですから否定派の主張ではないですので気を害されず。