BMW・X5、チェックランプどーこーより盛大にオイル漏れてますやん、の巻。





元はチェックランプ点灯でのご入庫、特に調子悪い訳ではないが、診断すると「VANOS」って可変バルブタイミング機構(*日本車だとVVTと呼ばれる)の排気側の故障が入力、壊れると最悪の電動ウォーターポンプも故障入力がある、、、





とりあえずエンジンルーム見るわな、、、

スゲーオイル漏れ、、、

翌日の仕事終わりにお客様に工場まで来て頂いて「百聞は一見にしかず」をして、定番のシリンダーヘッドカバーパッキンを交換します。エンジンが全体的にちょっとオイリーな感じですが、とりあえずは「一番上」のシリンダーヘッドカバーからの漏れを直します。





VANOS機構は診断してソレノイド本体の故障確定でソレノイド交換、電動ウォーターポンプはアクティブテスト(本来なら一定の条件が揃わないと作動しない部品を診断機を使って強制的に作動させるテスト)したら動いてるのは確認出来たので保留、オーバーヒートはしてないらしいので、一過性のトラブル?として様子見てもらう事にしました。






シリンダーヘッドカバーパッキンは特に難しい作業ではないですが、カウルトップ外して配線の束が作業の邪魔にならないよう処置。奥の方のボルト外すのに指がつりそうになったり、プラグホールに漏れてるオイルの掃除が面倒臭いです。





VANOSは簡単ですが、部品外す時にオイルがドバーって出てくるんで、近くにあるウォーターホースとファンベルトをウエスで養生。作業後に漏れが無いか最終チェックして試乗して故障コードの再入力が無いのを確認して納車しました。

ご用命ありがとうございました。