前回↓

登場人物

3号
この物語の主人公
コジャケと共にオルタナにやって来た。

コジャケ
3号の相棒
大好物はイクラ
金イクラも食べてみたい

司令官
アタリメを追っていたらオルタナの世界に落ちてしまった。
3号の名前をつけた

アタリメ
元司令官
3号を司令官に任命した。
現在オルタナのどこかにさらわれ中 

イルカ
オルタナのシステムの管理人らしい。
なぜか3号達の名前を知っている。
謎の多い人物。


あらすじ
過去が明らかになった。
アタリメと共に過ごしていた元3号(現在司令官)
その道中アタリメは毛が混ざりあったインクともふもふのタコにさらわれてしまい、3号は追いかけようとしたが間に合わずアタリメと一緒にオルタナにやって来た。
その事を新3号に告げた。

 ヤカンの中にはイルカ?


イクラを食べ終わった三人(?)は外に出て真ん中にそびえ立つロケットを見つめた。
3号は今初めてロケットがあることに気づいた。
それどころでは無かったからだ。

さっきまで司令官の事を警戒していたが、過去の事を聞く限りはそう悪いやつではなかった。
どれくらいの力があるかわからないが、万が一襲ってきたらコジャケが守ってくれることだろう。
プルルルルル
ナマコフォンを開くとまた画面にイルカのマークが出てきた。
『あそこに入りませんか?』
「あそこってどこ?」
『近くのヤカンです。』
目の前にふたがガムテープでとめられていたヤカンがあった。
司令官はシューターで撃った。
ガムテープははらはらと散り、ふたが開いた。
「3号行く?」
司令官は聞いた。
「え?行くってどこに?」
司令官はあきれたように言った。
「そりゃあヤカンだろ。」
すると司令官はこれ以上待てない。と思ったのかイカになってヤカンの中に入っていった。
コジャケも後に続いた。
「え?ちょっとまってよ」
3号もイカとなって続いて入っていった。


ゴスッ!
頭を打った
「いったーーー!」
「おい!大声を出すんじゃない!」
司令官に怒鳴られた。
「ほら!」
司令官はタコがいる方向をさした。
「ここにはタコがうじゃうじゃいるからな。慎重にいかないと。」
「そういえば自分、武器持ってない。」
「あぁそうだったな。ちょっと待ってろ。」
「あーあ...壊れてたか...」
短すぎる黄色のシューターを3号に渡した。
「これブキチからサンプルって言われてもらったんだよな。多分オルタナにくる時に壊しちゃったかもしれない。」
ブキチに長々と叱られると言いながら身震いしていた。
3号は試しにシューターを撃ってみた。
連写速度は遅かったものの、3号の手にはとてもフィットしていた。
インクタンクを確認しようとおもい振り替えると
茶色いもふもふのタコがいた。
後ろから司令官はものすごい速度で的確にタコを狙っていた。
そしてどんどんタコを倒していった。
イクラを拾いながら戦うその姿はまるでダンスを踊っているようだった。
ピッピッピッピーーーー
横にはチャージャーを持っているタコがいた。
タコの狙っている先には
「けべー!」
コジャケがいた。
コジャケはぴょんぴょん跳ねてインクを避けていた。
そしてコジャケはとうとうバランスを崩してしまった。 
「コジャケを狙っちゃダメーー!」
3号は力と願いをこめてシューターでタコを狙った...


以上です!