この、濡れ髪妖怪のような
お菓子のモンブランくんはぁぁぁぁーーー
いわゆる、
「ケーキ の モンブラン」
じゃなかったーーー
ケーキじゃない。
溶ける栗のクリームと
乳のクリームを、
「口の中で消えていくのを
感じて楽しむ為の、装置」
って感じですー。
どういうことかというと
一番下に敷いてある
ふつうスポンジケーキである部分が
メレンゲ!の焼いたやつ!
なのです。
フワフワサクサクの!焼き砂糖菓子!
で、
それが、栗と乳のクリームと、
刻んだ栗の甘煮といっしょに、
口の中に入れると
まず先に
栗&乳クリームが
おら達の風味ええやろ!!ええやろ!!
と じまんげに主張しながら
しゅーーーっと溶けつつ
そのまま
消えるかと思いきや
最後に、
焼いたメレンゲの焦げた甘さ、
が、きゅっと残る。
きゅっ舌に残る
甘さ!!






