手術が終わった翌朝
目覚めたらこんな感じ。
(動けなくて見えないので想像図)
・心電図 ・酸素チューブ・尿チューブ・点滴
・麻薬入り痛み止めマシン・左手に握ったプッシュボタン
・お腹に1Lほど水を入れたそうで、それを抜くためのドレーン
・脚を空気圧で圧縮するマッサージ機 などなど
昨日は気づかなかったけど
計測器や点滴ポール、麻酔機器などがベッドの両脇にセットされ
管で身体に繋がっていて 身動き取れない。
すごいなぁ。やはり手術は身体にとっておおごとなのだな。
【余談】
すごく余談なのですが、
2014.05.04の記事で
漫画家でイラストレーターの江口寿史先生が
ライブスケッチイベントで使ってたボールペンと
同じ物がほしいな~と 思って
ファミマに売ってるって聞いたので探したけどなくて、
その後、商品名をTwitter情報で
「uni-ball signo 0.38mm」と知り、
ん?と思ったら目の前にあった。
自分の机の上にあった。
なんてことでしょう
いつも使っているボールペンと同じ物だった。
(上の図も同じボールペンで描きました)
うー、当たり前だけど、同じボールペンを使っても
同じ様に素敵に描けるわけではない…。
(余談おわり)
手術後にいたその病室は
とくに念入りに看護しなくてはいけない患者さん用なのか
ナースステーションのすぐ近くの大きめの部屋で
内科、婦人科、いろんな患者さんがいて
ちょっと認知症ぽいオジイサン や男性の患者さんもいた。
隣の患者さんとカーテンまで距離があるけれど
いろんな音が聞こえてくる。
ぼんやりと 酸素チューブのボコボコいう空気の音、
身動きできないので見えないけど
足を締め付けるコンプレッサーの空気圧の プシュー!プシュー!と
気の抜ける音を聞いていた。
カーテンの奥からオジイサンのお経も 聞こえてきた。
まだ意識が朦朧としていて
しょっちゅう看護師さんが 何かをチェックしに来る。
もともと腰痛持ちなのでじっとしてると 腰が痛むけど
お腹の切り傷が痛くて動けない。
看護師さんに、寝返りを打ちたいのですけど… と
お願いしたら 大きな三角の硬い抱き枕の様な物を
身体の横から当てて ちょっと横向きになるようにしてくれた。
しばらくするとパタパタと活気ある空気になってきた。
起床時間の朝6時になったのか?
ジイサンが、いい!いらん!そんなんやらんでいい!とわがままばかり言ってる声がする。
ものすごくひまで時間の感覚がない。
もうお昼になったのだろうか?笑っていいとも見たいなぁ、と思って
看護師さんにテレビ見てもいいですか?と聞いたら
色々機械がテレビ前にあるし、もうすぐ担当の看護師さんが来るからその時に聞いて下さいね、と言われた。
気づいていなかったけれどその時はまだぜんぜん早朝だった。