NHK「気仙沼の人びと2009〜2012」 | くるくるルーム

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猫と充実生活

たまたま
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テレビをつけたら
「気仙沼の人びと2009~2012」
という番組がやっていた。

「気仙沼さんま寄席」に行ったときに歩いた港の辺りらしき風景や
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大島へのフェリーから見えた魚市場の三角屋根などが遠景に映って
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おお!ああ!見覚えがある場所!
お魚いちばも映ってる!
と、
親しみをもってみれた。

番組は3年前の様子、
北海道や九州等から遠洋漁業で来て
気仙沼に魚を水揚げする漁師さんたちを相手に、
日用品をコンテナで売る方、
銭湯を営む方(船では湯船に浸かれないらしい)、
その銭湯のおかみさんのとりもちで
気仙沼の娘さんと結婚する若い漁師さんなどの紹介から始まった。

震災後、その方々がどうされているか、
という番組。


建物を取り壊すのには国からの助成が出る。
でも建て直すのには出ないかもしれない。
だけど、
次の漁期までに漁師さんたちを迎えるために、
70才過ぎた銭湯の旦那さんが、
自分で材木を担いで銭湯を修理する姿に、
ううううう、となる。


気仙沼をあちこち歩いたり、地元の方とお話したせいか、
より感情移入してしまう。
この人たちがなんでこんな目に、どうにかならないのか、等。


2chのNHKのその番組が終わり、
1chのNHKにチャンネルを変えたら、
今度は俳優の渡辺謙さんが、
被災地を尋ねる番組をやっていた。
ラストシーン↓
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わぁ、渡辺謙さんだ、
気仙沼のアンカーコーヒーの壁に渡辺謙さんのサインもあったよ。
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「おら好きだこの街」って書いてある。
私も気仙沼好きだ。

番組を途中から観たので詳しくはわからないけれど、
渡辺謙さんが海外で英語のスピーチをしていた。

日本はひたすら発展を目指してきた
でも日本には「足るを知る」という文化がある
本当の幸福とは何か
この震災は不幸であったが、もし希望を見い出すとしたら
これから日本が変わっていくきっかけとなった事
再生エネルギーを求めていかなければいけない、

と、いうような事を言われていた。

ううううう。

渡辺謙さんの声が凄い。

明日は朝10:05から第二回の放送があるそうで、渡辺謙さんが、被災地の方々と交流をする、「ただひたすら被災地へ」。
いいタイトル。
見なきゃ、と思う。

NHKいいなあ。



最近テレビをよくみる。
一時期テレビがいやになってしまって
情報はネットからばかりだったけど、
よい番組はよいですねえ。