支援教室内での授業には、
①ひとりでする、細かなこと
②運動に関すること
③数人でのコミュニケーション練習
の、大きく分けて3つの授業があります。
今回は①について、少し書きたいと思います。
①の時間にすることは、本当にいろいろあるのですが、
その中で『点つなぎ』の練習があります。
よく子どものドリル等に書いてある、
『数字を1から50まで順番に線でつないで、絵を完成させましょう』
みたいな問題です。
こんな簡単なことを、わざわざ授業でするの?
と私は思ったのですが、
先生いわく、
不器用な子が、鉛筆の持ち方や、まっすぐな線の引き方を練習するには、
とってもいい問題なんだそう。
あるいは、集中力のない子だと、最後まで書かずに飽きちゃったりもするので、
集中力を鍛えるのにも使えるらしいです。
うちの子は幼稚園時代にこどもちゃれんじをしていて、
この手の問題は何度もドリルで練習していたので、
『最後まで書く』ことはきちんと出来て、
先生から「えらい😄❣」
と褒められていました。
(普通のことが普通にできただけで、めちゃくちゃ褒め倒してもらえるのが支援教室です😚)
でも、幼稚園当時は『数字を線でつなぐ』というルール自体が理解できず、
「ぜんぜんわかんない!! できない!!!」
としょうっちゅうキレていたので、
小さい頃から練習しておいてよかったな、あれは意味のある問題だったんだな、
と今頃になって思えて来ました。