こんにちは、くるちゃんです。
今回は、医学生の旦那くんの一日に密着してみました!
医学部がないアメリカ!医者になれるまでの長い道のり!
アメリカで医師になるまでの道のり!
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Step 1
4年生大学を卒業する+MCATを受験
医師は人として豊かな経験を積んで、医学以外の幅広い知見を持つべきであるという考えがあるので、学部は問われませんが大学の卒業が必須!
MCATはPhysical Science、Biological Science、Verbal Reasoning、Writing Sampleの4科目を8時間かけて受けるメディカルスクールの出願に必要なテスト
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Step 2
メディカルスクールを受験
- pre-medical coursesの単位取得(生物学、生化学、科学、物理学等の必修単位)
- MCATのスコア提出
- Personal Statement(志望動機)
- 推薦状(学校の教授など)
- ボランティアやリーダーシップの経験
- 面接(二次試験)
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Step 3
メディカルスクールで学ぶ(4年間)
・1,2年次で講義を受けて、3,4年次で病院研修&卒業後の受け入れ先病院のマッチング
・USMLE(医師免許)のStep1受験開始
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Step 4
研修医(約3〜7年)
科によって年数が異なる
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Step 5
認定試験
USMLE=”United States Medical Licensing Examination”
メディカルスクールの2,3年目から受験し始める。テストは3stepに分かれていて、それぞれ7時間〜9時間程(各科目1時間)でStep3では2日間に分けて行い、全て合格しないと医師免許がもらえません(鬼)
合格すると一般内科医になれる
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Step 6
フェローシップ(3年以上)
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Step 7
専門医認定試験
日本では、高校卒業後に大学の医学部を受験し6年間勉強し、国家試験に合格後2年以上の研修医を行うようです。
ところが、アメリカでは4年制大学卒業後に4年間メディカルスクールに通い、一般的に3〜7年(科による)の研修医を行い認定試験に受かると一般内科医になれます。(その後フェローシップを3年以上経て専門医の認定試験に挑む)
日本では最短8年で医者になれますが、アメリカでは最低11年と長い!
メディカルスクールにも2種類ありMD=Doctor of Medicine、DO=Doctor of Dsteopathic Medicine(整骨医学)があるようです。
どちらも同じ医療行為の許可があるようですが、DOスクールでは整骨医の知識や実習も行うようです。また、MDの方が国際的に働きやすい等若干の違いがあるみたいです。
何はともあれ、すんごい世界やなぁ〜。旦那くんこんなところに足を踏み入れたのか〜頑張ってるな〜と感心しつつ、長すぎる道のりでトホホ...という気持ちになってます(笑)
アメリカ医学生の1日に密着!
アメリカ医学生の1日
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5:30
起床
朝起きてコーヒータイム!
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5:45
ジム
お家にジムがあるので、最近はそのジムを使ってます!
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7:20
学校へ出発
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8:00
授業開始
リモートと対面とのハイブリットですが、基本的に勉強は学校で済ませてもらってます。
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12:00
ランチ
ランチ食べ終わり次第、自習
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13:00
授業再開
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17:00
授業終了
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17:30
帰宅
帰宅後、シャワー&勉強
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18:00
夜ごはん
食べ終わったらまた勉強
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21:30
就寝
じじばば並みに早寝早起きの我が家。
しかし、そうでもしないとやはりメディカルスクールは大変らしいです。まだリズムを掴めていないのもあると思いますが、2週目で既にドロップアウトした生徒もいたり、ついていけないと溢している生徒もいるようです。(せっかく入れたんだから頑張れよ!)
最近は人体解剖をやったらしく、帰ってくるとお肉が食べれないと言われました(笑)どうやら色が似ていたらしく、完全に影響を受けていました...
他にも、授業で習ったことを家で話してくれるのですが、心臓の構造や働きや神経の話などを3Dで人体構造がみれるアプリ?を使ってテレビに映して説明されます(笑)
専門用語が難しいので話半分に聞いていますが、毎日お勉強を頑張っていて一安心!
頑張れ旦那くん!!