先生から、採卵日を伝えられました。
先「では、排卵日は朝7時半にきてくださいね」
私「しっ…しちじはん…!!ですか!」
先「そうなんです、ごめんね。くるみさんはここから1時間半くらいかかるから…6時くらいに出てもらわないといけないのだけど」
ぅおお…採卵ってなかなかに朝早いんだなぁ
頑張って起きないと。
先「それから採卵前に、排卵してしまわないようにする為の点鼻薬と座薬をお渡しするので、必ず時間厳守で使用してください。」
私(ざっ…座薬ぅぅ〜〜〜?!)
先「看護師が説明しますのでお待ちくださいね!」
座薬…
人生で一回もやった事ない。
座薬ってなんか嫌なイメージしかないんだよな…
お尻に薬いれなきゃなんだよね
うわぁ…採卵の次に嫌かも…
そうこうしているうちに、看護師さんから点鼻薬と座薬のお話が。
看「くるみさん、点鼻薬は必ず今日の23時と0時に使用してくださいね!
そして座薬は、必ず明日の7時と15時と23時にお願いします。これは、くるみさんの体に合わせて調整しているので、必ず時間厳守で守ってくださいね」
私「はっ、はい!わかりました」
凄い…こんなに細かく時間指定があるんだな…
これ、一人一人によって時間考えてくれてるって凄い。
絶対忘れないようにしなきゃ
私のスマホと旦那のスマホと、iPadと目覚まし時計でアラームかけておこう
看「採卵当日は、旦那様はこられますか?」
私「いえ、仕事で…」
看「では、旦那様の精子をこちらの容器にいれて朝お持ちください。7時半にこちらに来ていただくので、それより3時間前までの精子でお願いいたしますね!」
私「あ、はい…わかりました」
朝6時に家をでなきゃならないから、旦那には朝5時半くらいには精子だしてもらわなきゃならないのか…旦那、起きれるかな笑
看「予定としては、3つの卵を採卵しますね。左から21mmと、右から18mm、17mmサイズのものになります」
私「わかりました!あの…局部麻酔はないのでしょうか?」
看「んー、あるのはあるんですが、だいたい5個以上卵を取られる方に進めています。くるみさんは3
個だけなので、どっちみち麻酔針を複数回刺すので痛みは変わらないかもしれません」
私「えぇえ…そうなんですか…じゃあ麻酔なしで大丈夫です」
確かに麻酔も結局針刺すもんなあ…
めちゃくちゃ怖いけど、看護師さんの説明に納得し、頑張って無麻酔でいく事に決めました。
そして、話は終わり病院を後にした私。
私の頭の中は
採卵怖い…座薬怖い…
の恐怖で埋め尽くされていました笑
まず、帰宅して点鼻薬をしたのですが、これは問題なくできました
アラームもしっかりしていたので、時間に遅れる事もなく
しかし、問題は翌日の座薬でした。
座薬投与時間の朝7時。15分前に起床し、座薬のシミュレーションをします。
私「こんなもん、どうやってお尻にいれるの?!」
お尻にこんな異物いれたら、血がでるんじゃないか?!激痛なんじゃないか?!そもそもこんなの入るの?!
座薬時間まであと5分…
どうしよう、どうやってやればいいの
旦那がぐっすり眠っている時、私は一人座薬でパニック。
あと3分…
私(えっと、中腰になってお尻を突き出して、そこに差し込んだらいいんだよね……?
あ〜怖い
あと1分だ。。
そろそろ座薬とりだして、お尻に当てがっとかないと…
中腰でお尻を突き出し座薬を当てがいスタンバイする私…
私(あっ、やばい!なんか座薬溶けてきた?!はやくいれなきゃ…!)
ちょうど時間になったので、思い切って座薬をお尻に差し込みました。
私「ぎゃあああ〜気持ち悪いぃい」
私「ぎゃあああ入ったけど飛びでてくるぅぅう」
まさかのハプニング!
座薬がトゥルトゥルと滑り、何回もお尻からでてくるではありませんか…
私「ぎゃああ〜旦那ぁあ座薬が飛び出てくる助けてぇええ」
旦那を起こす私。
旦那「えっ、ちゃんとお尻の奥までいれた?」
私「いれてない」
旦那「えー!看護師さん、ちゃんと指の第一関節くらいいれないと入らないって言ってたんでしょ?」
私「気持ち悪くて関節まで指いれられないぃい」
旦那「早くしないと溶けていれられなくなるよ!」
私「ぎゃあああああ」
この後数分、押し込んでは飛び出て、押し込んでは飛び出てを繰り返しましたが、なんとかやっとこさ座薬が奥まで入り切りました
私「あぁあ…気持ち悪い…座薬、もうやりたくない」
座薬注入に一苦労した私ですが、このあと2回目3回目の座薬も同じくらいパニックになりました…笑
しかし無事に座薬も終わったので、いよいよ次回は採卵です!!!