去年鑑賞したもの:成龍編 | ☯電影☆歌謡♪趣味★旅☆彡

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本当は去年のうちに書いてしまいたかったのですが過ぎた事は仕方ない!特にラストソルジャーは単品で沢山語りたかったけど、鑑賞から日が経ちすぎて記憶が薄いので、去年の暮れに鑑賞したものと合わせ語らせて頂く事にしました!


作品は以下を予定しております。

・飛龍神拳
・秘龍拳/少林門
・ラストソルジャー

本当は邦画と合わせて語りたかったのですが、成龍作品が書いてるうちに長くなったので邦画と分けました~長文のみの感想ですが興味ございましたらお付き合い頂けると幸いです↓おじぎ↓



*飛渡捲雲山/ジャッキーチェンの飛龍神拳:1978*

神拳使いと足技の達人とナイフ投げの剣士が用心棒する物語。

とりあえずですね・・梁小龍(ブルース・リャン)さんと小侯(シャオ・ホウ)さんに土下座したいと思った作品です・苦笑

チビの頃に一度レンタルで観て以来、最近購入して久々に鑑賞。すると、足技達人がチビの頃は小侯さんと認識して、今回観たら梁小龍さんだった事に今更気づくと言う・・結構な年数勘違いしてました・恥

って考えますと、カンフーハッスルやじじぃドラゴンにてここ数年で認識した梁小龍さん、実は随分前から出会っていた事になります!でたー出会ってたのに全然気づいてない現象(笑)私はよくやります・苦笑

今作と後に語る少林門、どちらもチビの頃の記憶に信憑性がなく、色々間違えて覚えてたり今では知ってる俳優に全然気づいてなかった事に気づかされた二作です(笑)仕方ありません、昔は成龍しか知りませんでしたから!(←開き直りやがった)

ご出演されてない小侯さん、ご出演してたのに勘違いで気づかなかった梁小龍さん、ほんっとうに申し訳ありませんでした↓土下座↓

さて、前置きが長くなりましたが、本編の話へ!今作個人的に好きなのですが、いかんせん残虐描写がちとあるので一部苦手です~腕もぎやら皮はぎやら・・特に最後の娘さんの皮はぎにはギャー!SBなら血糊がピンクだったり作り物ってすぐわかるから全然怖くないのに(それもそれでどうよ・笑)

苦手でありながらも何故好きかと言いますと、いつも敵役の田俊(ジェームズ・ティエン)さんが成龍と仲間だからです~♪ニヒル(になりきれてないけど・笑)な成龍や飄々とした梁小龍さんに対し、田俊さんが冷静で重厚感のある役柄がカッコいい☆彡

梁小龍さんも素晴らしい足技でした~!!小侯さんは足技の方じゃないのに、何故間違ってしまったのか!おそらく、今作での梁小龍さんの役柄が小侯さんのお茶目さと似ているように感じたのと、足技を多用されていてもそれがまた俊敏で、小侯さんは足技に関わらず俊敏なので間違えてしまいました(汗)単純に言わせて頂きますと、顔と役や動きの雰囲気が似ていたんです。お二人ともホントすみません・苦笑

耳が聞こえないけど唇の動きで言葉が理解できて喋れる梁小龍さんの役。なぜわざわざそんな役柄にしたのかと思いましたが、彼のこの特技で救われたりする場面があったりしますので重要な役柄かと!!ハッスルでは悪役でじじぃでは熱いおじさんでしたが、今作お茶目さんな梁小龍さんがまためんこいです★

主な声優さんについてですが、残念ながら石丸さん以外殆どわかりません↓↓何とか分かった二名が笹岡繁蔵さんと屋良有作さんで、特に屋良さんは思いっきりちびまる子ちゃんのひろしで、しかも王青(ワン・チン)さんだったので、ひろしなお声と王青さん登場(王青さんは存在が良い意味で笑えます・笑)にダブル爆笑!!

あれ、成龍作品なのに成龍について全然語ってない(爆)まあいっか、彼についてはそんなに語らなくても広く認識されてますしね~チビの頃に殆ど彼の作品を観終えてるので、成龍大好きなのは変わりませんが、今は他の俳優に注目したいです!誰か一緒に語ってくださる方がいれば熱く語れそうですけどね・笑


*少林門/ジャッキーチェンの秘龍拳/少林門:1976*

少林寺の裏切り者を倒す為、仲間と共に立ち向かう復讐劇。

こちらでまず土下座したいのが~譚道良(タン・トゥリャン/レオン・タン)さん!譚さんは孟飛(メン・フェイ/リー・フォアマン)様に出会って認識し、まさか今作主演と知らずにチビの頃鑑賞しました・涙

知ってたらもっと楽しめたのに・・仕方ない昔は成龍しか知らなかったんです(←また開き直りやがった・回蹴)譚さん、あなたのあんなに素晴らしい足技を認識できなかった私は未熟者です!本当に申し訳ありませんでした↓土下座↓

足技がどのように素晴らしいかは専門家ではないので素人な事しか言えませんが、俊敏さは勿論なのと破壊力と軸足の安定感!!

俊敏さは観て!としかいえません(笑)が、破壊力はといいますと、吊るした幾つものスイカを一蹴り一蹴りで粉砕しているんです!!私だったら一蹴りで傷をつけるどころか、自分が傷ついてイッテ~!っていうのがオチかと(爆)

安定感については憶測なのですが、慣れない普通の人ですと、回し蹴りや蹴り上げって一度の動作で軸足がぶれたり一蹴りの度に脚を地に着ける気がします、早くて力のある蹴りですとなお更かと。

ですが譚さんは脚力だけでなく全身の軸がしっかりしてるのか、軸をそのままに上中下段など何度も蹴りだしているのです!私ならスッ転ぶか一蹴りで長く止ってられないからすぐ脚を着けちゃうなと・苦笑(それ以前にそんなに早くて威力のある蹴りもできませんが・笑)

足技の武打星様は沢山いらっしゃいますし、どの方も凄い方で甲乙つけがたいですが、とにかく譚さんの足技は本物だと見受けられます!!

ここまで譚さんについて熱く語らせて頂きましたが、実は今作でもう一人土下座したい方がいらっしゃいます(汗)

その方とは・・洪金寶(サモ・ハン・キンポー)さん!なぜかと言いますと、今回二度目の鑑賞でも彼に気づかなかったからです(オイ)

初鑑賞時、全然記憶にすらございません~そして今回二度目の鑑賞にて、初っ端から登場してるのにも関わらず私が思ったこと。

・・・ん?このデッパの太った人、凄い動ける人だ!!え、サモハン以外に素早いデブっていたの!?誰だ~!!

って思ったらサモハンだった(驚愕)だって吹替えが水島さんじゃなかったんですもん~(言い訳すな・拳)しかも地味に酷いこと言っちゃってるし・・サモハン、あなた以外にそのような御身体で俊敏かつ高度に動ける方は他で見たことがございません!失礼な事ばかり本当にすみませんでした↓土下座↓

今作トリオがご出演されてまして、サモハンは敵役の部下で結構強い!あ、敵役は勿論田俊(ジェームズ・ティエン)さん★成龍は準主役という感じで譚さんの仲間☆彡譚さんに鉄棒を、剣士には磨いた剣を授ける鍛冶屋さん。そして本人の武器は鉄槍♪敵が刀なので皆鉄の武器!

元彪はといいますと、本当にちょい役なのですが、敵役に矢で射抜かれてしまいます(涙)ですが、絡みはないものの譚さん達と心は一緒だったようで、懐にナイフを忍ばせていたのを敵に気づかれてしまったよう。少しの出番でしたが印象に残るシーンだったので美味しい役だったかと☆

クレジットにて、鹿峰(ルー・フェン)さんと江生(チャン・シェン)さんがありましたが、残念ながら発見できず↓↓その代わりに(?)元華(ユン・ワー)さんと吳宇森(ジョン・ウー)さんを発見!

ウーさんは一瞬気づけませんでした~めちゃ細かったので(驚)吹替えがなんと鈴置洋孝さんで一気にテンションハイ!!笑

譚さんの吹替えが玄田哲章さん!いつもの豪快さとはちと違って元々低音が更に低音のかっちりした良いお声♪

剣士の役名が何故ゾロなのかはさておき、お声が二枚目古川さんでした☆基本おちゃらけ役が多い気がするので貴重かなと! 

そして今作に対して最後に突っ込ませて頂きたいのがガチョウ拳!!・・なんかもっとイイ訳なかったんすか?(笑)これはこれで面白くて良いのですが、序盤の何気にカッコいい石丸さんナレがこれで台無しで吹きました(爆)

ガチョウ拳・・田俊さん自身は素敵なのです!!両手広げる動作とかキマッてるのに、キマってるのに~・・その動作を見る度についガッチョーンガッチョーンと効果音をつけてしまいました~田俊さんごめんなさい!!でも好きです・笑


※ラストソルジャーは感想というより作品に対する自分なりの解釈をひたすら書いてるので、何と言うか・・長いです~興味ある方は頑張って読んでやって下さい・笑

*大兵小将/ラストソルジャー:2009年*

平和を望む一人の兵士と敵国将軍の凸凹コンビ物語。

DVDパケの第一印象でまず時代物なんだなと。そしておちゃらけジャッキー。それからバリバリの戦もの=成龍功夫炸裂?等と思って鑑賞!

ところが飄々とした一般兵士という役柄のせいか思ったより動かず、内容は敵国の兄弟喧嘩に巻き込まれた国同士の戦だったり、突如不思議な民族も登場等個人的に不完全燃焼。

その時思った。これはチビの頃に観て不完全燃焼だったドラゴンロードが、今鑑賞して見方を変えればその作品の素晴らしさを見誤っていた事に気づいたこと。そう思い再び鑑賞してやはりそうでした!

今作、二度目の鑑賞で泣きました。見方を変えて功夫ではなくお話に注目して見直したところ、この作品が訴えかけるメッセージを私なりに解釈して、凄く深いお話だと考えさせられました。

印象的だったシーンは、成龍が取り出した板に書かれた二文字を見て、親父に簡単な二文字だけ教わったという。それに対し、その二文字は簡単じゃない、と将軍。

描くのは簡単だが実現は難しい「平和」という二文字。やりとり自体は淡々としているシーンなのですが、私は感慨深く思いました。

今作の決まり文句(?)のように将軍が成龍に対して言う、小さい奴だ!という言葉。戦争が終わったら将軍いわく成龍が望む何倍もの報酬を貰えるのに、成龍は畑を五畝でいいという言う。

確かに小さい奴かもしれないけど、私にとっては羨ましく感じました。それ以上を望まず、ただそれだけで幸せになれる。人が人として在る為の幸せなのかなと。

漠然としすぎてて上手く言えませんが、はたから見たら小さい奴!って思っても、例えば周りは彼より多くのもを手にしているはずなのに、彼のような最高の幸せには辿り着く事ができない気がしました。

幸せは人によって違うし比べるものじゃないけど、これだけあれば他に望まない!というものに出会う事ができたら、きっと今まで味わった事のない幸福感が得られるんだろうなと、劇中の成龍を観て思いました☆彡逆に言えば失うものもあるのでしょうが。でないと大切なものを大切と思えない気がするので。

描くのは簡単で実現が難しい「平和」。それを示してくれたように思ったのがラストの成龍。あんなにも平和を望んでいたのに、父の想いを守れず詫びて倒れていった一人の兵士。

支配を素直に受け入れていたら平和だったかもしれない。それでも彼の中で譲れない何かが彼に抵抗させた。これまた上手くは言えませんが、思い描いて望む幸せとは別に、生きるうえで譲れないものがあり、それを守る為に死を選んだのかなと。

もしくは別解釈として、友との約束があったから死を選べた。そういった描写(約束を思い浮かべたり等)はないし憶測でしかありませんが、お互いの国へ攻め入らないという将軍との約束。兵士は結局一家を絶やしてしまったけれど、戦争根絶と平和という望みは計らずとも結果的に将軍に託され、将軍も抵抗せず支配を受け入れて国の平和が保たれました、兵士が望んだ「平和」が。

私の勝手な解釈ですのでお気になさらず↓おじぎ↓他にも色々と解釈できるかと!なにはともあれ、忘れちゃいけない事を再認識させてくれた気がしてほっこりしました♪

成龍が20年間考えてた内容のようですが、憶測ですがこの映画を20年考えてたというより、おそらく誰もが描く「平和」をどう伝えるかを考えてたのかなと。映画だけなら幾らでもポンッポンッと作っちゃいそうですもんね、成龍ですし(笑)

でも「平和」というテーマはそうはいかない。誰もが描きながらも答えがないから。きっとこのテーマをどう伝えるかという事を20年間考えて考えて、やっとこさ形になったのがラストソルジャー。私のお気に入り作品になりました♪

すんごく深々と考えて書いてますが、作品自体はラスト以外軽快で明るい雰囲気です☆彡アクション成龍をお望みの方には不満かもしれません(私が初鑑賞でそうでした・笑)でも見方を変えれば楽しめました★

難しいとこですよね・・成龍=アクション。今作のアクションだって実際凄いとは思います、凡人がやれば・・ですが。でも成龍ならもっとできる、こんなものじゃない!っていう昔ながらのレッテルがある以上、成龍にしかできない命懸けのスーパーアクションを期待しちゃうんでしょうね~!

気持ちは分かります、私もそうですし!でもきっと今作のアクションは、映画を軽やかにする為の布石位に思ってみた方が楽しめるかと☆一応見せ場としては夢の中での将軍との対決かな?

成龍作品って例によってはメッセージ性重視の作品もちょいちょいありますよね~ファーストミッションとか。あの作品は海外向けにアクションシーンを撮ったそうで、実際中国版ではカットされてるそうです。

ただこちらの場合、海外向け用とはいえアクションがおまけどころか結構ハードだった気が~成龍も勿論ですが、共演者も身体張ってます!そして豪華!!

・・すみません脱線しました(汗)要は成龍=アクションだけじゃないよってことです~濃厚な成龍ファンから、んなことわかってるよー!!って怒声が聞こえてきそうですね・・すんません(苦笑)

あと感想を書こうとして気づきましたが、今作役名が殆ど出てこない為、成龍は成龍だったり兵士と書かせて頂いてたり~将軍は将軍(笑)

そしてふと思った事。主要人物に名前がないということも、また勝手に解釈させて頂きますと、もしかしたら気づく事ができたら幸せは誰もが手にできるという意味があるのかな?とか深読みしてみたりして・・

成龍演じる兵士を自分に置き換えるもよし、彼の生き様を一つの人生の例えとして考えるもよし、登場人物それぞれの人間性や立場などの関係性から色んな人生を見るもよし、とにかく名前という壁をとっぱらうことで、キャラクターが主張を抑える感じになり、今作が語りかけるメッセージを純粋に考えられることができるように感じました。

さて、劇中での役名ですがあるのは二人だけで、敵役のウェン殿下とウー。あ、このウーさんは今作私のお気に入り!渋くて強い☆彡

衝撃的だったのがウェン殿下。野島さんの優しいボイスマジックもあり、ひ弱そうに思ってたら・・脱ぐと凄かった~うーん、あんなにムキムキじゃなくてもなーやっぱりチーさん位が好きです♪

さて、そんな二名を含めてキャスト&声優紹介!

梁の兵士/成龍:ジャッキー・チェン(石丸博也)、衛の将軍/王力宏:ワン・リーホン(高橋広樹)、ウェン殿下/劉承俊:ユ・スンジュン(野島健児)、お付のウー/杜玉明:ドゥ・ユーミン(谷口節)、歌姫/林鵬:リン・ポン(本名陽子)、衛の副将軍/于榮光:ユー・ロングァン(情報求む!)

于榮光さんがいらっしゃいました~!貫禄があって素敵でした!!でもすぐ殺されちゃうのが勿体無い(泣)あと歌姫の林鵬さん、歌声が透き通るようで、舞いもお美しかった☆彡今作の癒しー★

歌といえば主題歌の油菜花も大好きになりました~!カラオケでジョイでは発見して他は未確認!練習したい曲が増えた~やだー笑



やっと書き終えられました!もっと早く更新したかったのに~!次は邦画の堺雅人編です(笑)でも日が経ちすぎて記憶が薄いので、成龍編よりは短くなるかもです~短くしたいな~うん、きっと短くなる・・はず!

毎度ながら長々お付き合いくださりありがとうございました~♪