あらすじ
将也のクラスに転校してきた硝子は聴覚障害者であり、自己紹介でノートの筆談を通じてみんなと仲良くなることを希望する。しかし、硝子の障害が原因で授業が止まることが多く、同級生たちはストレスを感じる一方になっていた。そして合唱コンクールで入賞を逃したことをきっかけに将也を初めとするクラスメイトたちは硝子をいじめの標的とするようになり、補聴器を取り上げて紛失させたり、筆談ノートを池に捨てたりするなどエスカレートしていった。
度重なる硝子の補聴器紛失事件を機に、彼女の母親の通報によって校長同伴による学級会が行われるが、担任の竹内はいじめの中心人物であった将也のせいだと、威圧的に追及。それに賛同する形でクラスメイトたちも次々と将也のせいだと主張し始め、自分たちも硝子に散々な仕打ちを行っていたにもかかわらず、彼らは皆自己保身のためだけに暗黙の団結を結んで、全ての罪を将也一人になすり付けようとしたのだ。これが、あまりにも信じられない光景に愕然とする将也が、硝子に代わる新たないじめの標的となる日々の始まりだった。
今更ですが、「聲の形」。。。見てみました
感じるところは様々・・・な作品だと思いました
聾啞(ろうあ)者のヒロインを小学校時代に酷くイジメた主人公・・・
高校生になった主人公が言う。。。
「人は罰を受ける」
子供時代の「イジメ」は、被害に遭った人間を時に死に至らしめる。。。
「イジメ」という言葉で何重にもオブラートに包んでますが、実際には悪質な殺人(未遂)です
ブログにも書いてますが、私自身も中学2年のときにあるイジメの主犯。。。でした
そう言われても仕方がありませんし、実際にそう思っていた同級生も多かったです
小学校2年生の2学期から、何度も何度も私を「イジメ」「無視」の対象としようとしてきた地域の有力者(当時)の息子、「マサノリ(仮名)」
中1でも仕掛けてきて
何度仕掛けても・・・私自身も自分で思っていたよりも?割とクラスの支持があった人気者だったのか???
マサノリ(仮名)も私を完全に「攻略」することは出来なかった
中2になったとたんにも仕掛けてきたのですが・・・中2くらいになると血気盛んで腕力も持っていた私は
周囲の仲間やヤンキーたちを巻き込んで反撃し、逆にマサノリ(仮名)をいじめの対象とした
自分を庇うつもりも弁解するつもりもありませんが、、、私は当時マサノリ(仮名)に「イジメられる人間の気持ち」を分からせて、大人しくさせようと思っていた
しかし、集団や群衆の心理の動きというものを私は全く分かっていなかった・・・それまで小学校時代からの「王様」気取りだったマサノリに対する「同級生たちの怒り・恨み」は半端なく
またヤンキーたちの暴力性は中2くらいからは圧倒的にヒートアップします。。。
13歳の私に。。。それは最早止められるものでは無かった
20代で自らの命を絶ったマサノリ(仮名)は、結果的に罰を受けたのでしょうか
何度も皆から
「お前は悪くない」
「正しいことをして罰は受けない」
そう言ってもらっています
55歳になっても鮮明な記憶は一向に薄れない
罪悪感も、戸惑いも
映画は泣ける話でした。。。
私はいったい何に対して泣いていたんだろう。。。