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ホワイトイルミネーションの作業風景を見たあとに、向かった先はここ!

増田うどん
今年の秋に開店したばかりのうどん屋さんです。
ご店主が福岡出身の方で、讃岐で修行した後に、大学時代に住んでいた札幌でお店を構えたらしいです。
福岡と讃岐の融合したうどんが食べられるとの評判を聞いて来てみました。
福岡(博多)イコール豚骨ラーメンと思っている方がほとんどだと思いますが、博多っ子のソウルフードはラーメン以上にうどんと言っても良いほど、うどんも好きなのですよ。
実際にラーメン店とうどん店は、ほとんど同じくらいお店ありますしね。
また、日本のうどん発祥は、博多なのです。
日本に麺をもたらした方は圓爾という人物で、仏の教えと共に多くの中国文化を身につけて、帰国。寛元元年までの2年の間博多にとどまり、承天寺を開いて布教活動を行ったが、その際に麺や饅頭といった料理を博多にもたらしたといわれているのです。
実際に承天寺には「饂飩蕎麦発祥之地」という石碑もありますしね。

お店の入口横には、うどんの製麺機があって、製麺していました。
お店の中に入ると、「これがうどん屋?」と思うほど、おしゃれな店内です。

メニューを開いて、まず最初にくる文字がこれです!「打ちたて」「茹でたて」の文字で、麺は「讃岐」系だなというのが分かりました。
福岡(博多)うどんの麺は、使っているうどん粉が違うのもあるのですが、ふわふわでこしのない麺が特徴です。
よって、伊勢うどんほど時間はかけませんが、茹で時間がかかりますので、打ち立てたものを茹でたてで出すことはありません。

このお店の看板商品が「肉うどん」です。
福岡で人気No.1と記載されているということは、この店主は北九州市の小倉周辺の出身ではないかと推測しました。
肉うどんは関西から西ではポピュラーなうどんです。地域によって入れる肉が違ったりします。熊本では馬肉を入れるところもありますし、福岡でも鶏肉が入りやすいところは「かしわ」を入れますね。

もし店主が博多出身なら、人気NO.1は「ゴボ天」がくるはずです。そしてNo.2は、てんぷらうどんではなく「丸天うどん」です

この辺は讃岐修行されたものでしょう。

ご飯ものは「十六穀米おにぎり」だけでした。福岡のうどんを前面に出すなら、是非とも
「かしわのおにぎり」か「お稲荷さん」が欲しいものです。

店内を見てみると、うどん粉が積んでありました。面白いディスプレイですね。
私が今回注文したのはこれ!

ごぼ天うどん580円+十六穀米おにぎり100円
川端の「かろのうろん」「英ちゃんうどん」で育ち、「因幡うどん」も食べ、大きくなってからは「牧野うどん」や「ウエスト」のうどんを食べて「うちだ屋」の社長と仕事で付き合うようになったからには、まずは「ごぼ天うどん」でしょう

まず第一印象は「うどん」の量が多い!ゴボウ天はお店によって姿が違いますので、この揚げ方ですか~と思っただけです。

おにぎりは小ぶりですね。

まずは麺をたべてみます。麺は讃岐に近いのですが、ふわっとした感はあって、これはこれでアリだなと思いました。 私のように博多うどんに思いれある方以外は、この食感は新鮮でよいと思いましたよ。

スープを飲んでみましょう。
福岡(博多)のうどんのスープは、昆布や鰹節、鯖節、いりこ、アゴ出汁(とびうお)などを使います。お店によって違いますし配合も違いますね。
ここのスープは、いりこやアゴ出汁のような主張するスープではなく、関西風?のやさしいスープでした。
そして思ったのは「うちの家庭で作るスープの味そっくりだな」

だんだん食べ進めると、ゴボウからの風味がスープに出て、美味しいですよ。
もっと詳しい味の紹介をしたかったのですが、歯が痛くなってきて、味わうことができなくなってしまいました。(次の日歯医者に行って歯を抜かれました
)
次回リベンジして紹介しますね。
増田うどん
住所:札幌市中央区南3条西9丁目1000-6イオ南南3条ビル1F
電話:01-231-8168
営業時間:月~木・土 11:00~20:00
日・祝祭日 11:00~16:00
定休日:金曜日
駐車場:なし(コインパーキングあり)
