7/7(日) 函館5R 2歳新馬(芝1,800m)

ルージュマローネ(牝2) @横山和騎手

4番人気 3着(10頭立) 

 

 

今年の2歳馬の先陣を切るべく、ルージュマローネが日曜日の函館でデビュー。血統馬も多く混ざった注目度の高いレースとなりました。

牝馬ながら4番人気に推されましたが、ダート向きで距離もどうかなというところ。それでも、ここで良い走りが出来れば先々に期待が持てますし、頑張って貰いたいですね。

 

流石に函館は遠いので、PCの前で応援です。

 

 
 
パドックでは落ち着いて周回出来ており、ジョッキーが騎乗しても全く暴れず。牝馬でこの気性というのは武器になりそうです。
馬体はまだ緩さを残してはいましたが、ダイワメジャーらしいボリューム感のある作り。見劣りはしませんでしたね。
 
 
のそっとしたゲートで、スタートはそこまで早くはありませんでした。
 
 
ただ、二の脚はしっかりしていましたね。鞍上のアクションに応えて先頭へ。
 
 
そのままハナを取り切ります。先頭に立っても折り合いはしっかり。行き過ぎることもありませんでした。
 
 
新馬戦らしく、1,000mの通過が1.05.4と超スロー。瞬発力勝負になりそうです。
 
 
4コーナーを先頭で回ってきます。直線を向いても頑張っていますが……。
 
 
人気の⑥マジックサンズが素晴らしい切れ味で、外から抜き去っていきます。決め手比べは分が悪かったですね。
 
 
ゴール前で社台の馬にもかわされて、3着でのフィニッシュとなりました。

 

 
 
稍重の洋芝ということもあってタイムはそこまででした。マローネは3着でしたが、前2頭とはそこまで離されていませんし、後続とは3馬身の差を付けていましたから、及第点の走りでしょう。
この時期ですから、牝馬ですが斤量のアドバンテージもありませんでしたしね。立派なデビュー戦だったと思います。
 
 

 

7月7日レース後コメント(3着)

●横山和生騎手

追い切りの時から感じてはいましたが、今日跨って返し馬にいくと脚捌きの重さは感じました。溜めて切れるイメージはなかったので、スタートさえ決まれば前に行くつもりでしたが、軽く仕掛ければ反応しましたし、先頭に立つとすぐに収まってくれましたよ。走りに真面目な中でも折り合いに問題がないのは強みですね。ゆったりとしたペースから徐々に後ろの脚を削るイメージで運び、最後も反応はしてくれているんですけどね。芝向きの切れのある馬にはやられてしまった感じです。一瞬は突き抜けるかというところから伸び切れなかったあたり、現状はダートの方がいいのかもしれません。こういう中途半端に緩い馬場も、まだしっかりしていないのできつかったですね。この後、体がしっかりして脚を溜められるようになれば芝も十分こなすとは思いますが、勝負になるのはダートかなという印象です。能力は感じているので、すぐにチャンスはくると思いますよ。 

 

厩舎、鞍上ともに現時点ではダートがベストと捉えているようですね。ただ、この時期のダートは番組も少ないですから、まずは芝で、というデビュー戦でした。それを加味すると、良く走ってくれたと思います。

 

続戦か否かは上がりの状態次第でしょうが、消耗がないようであれば8月の札幌で芝1,500mかダート1,700mの未勝利戦に向かうイメージになりそうですかね。

 

出来れば次も和生くんに乗ってもらいたいですね。

デビュー戦お疲れ様でした!!

 

 

 

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