月曜日に動画と側尺が公開され、いよいよ今年の検討が本格的に始まりました。

私自身は今週金曜日の一発目のツアーに参加予定ということで、猶予は4日間。前日入りすることを考えると実質3日で、社台サンデーの180頭をチェックしていくこととなります。

 

この検討期間中は、皆さんやはり情報収集が活発なようで、昨年も多くの方にブログをご覧頂きました。

今年もそうなると嬉しいですが、自分の知見やノウハウを蓄積させるためにも積極的に発信していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

ということで、ツアーに向けて検討は当然巻き気味。

まずはサンデーから、ザっと動画とカタログを一周見ました。

全体的に値上がり傾向ではありますが、やはりその分良い馬も多く感じます。

 

細かい個別のピックアップや個別の評価はこれからじっくりとまとめていきますが、ファーストインプレッションが良かった馬について軽く触れておきたいと思います。

なお150万円/口以上は基本予算オーバーですが、今回は単純な馬の評価として載せておきます。

 

 

 

【関東馬】

エクセランフィーユ23(スワーヴリチャード) 125万円 木村厩舎

 ⇒:父産駒らしい丸みのある馬体と広いストライド。レガレイラ感もありますし、人気でしょう。

 

フローレスマジック23(サートゥルナーリア) 150万円 木村厩舎

 ⇒:筋肉質で動きの質も上々。柔軟性のある飛節の動きが魅力。今年の牝馬No.1かも。歩様や馬体からはマイラーになりそう。例年なら150万牝なんて穴場のハズなんですが、今年はどうも人気しそうな……。

 

カービングパス23(ナダル) 90万円 相沢厩舎

 ⇒:ナダルらしく筋骨隆々だが、歩かせると案外柔らかい。洋芝であればこなすかも。でも基本はダート。

 

ヴァシリカ23(コントレイル) 150万円 林徹厩舎

 ⇒:華奢な作りだが全身にバネ感があって走りそう。420~30kgで競馬に行くことになりそうなので、サイズに目を瞑れれば。

 

クラーベセクレタ23(クリソベリル) 100万円 高木厩舎

 ⇒:今年のサンデーのダート馬では一番いいかも。厩舎もダートのスペシャリスト。オープンくらいまではいくのでは?

 

トップライセンス23(ダノンキングリー) 75万円 萩原厩舎

 ⇒:脚捌きが柔らかく、広い可動域が魅力。まだ非力であり、成長してトモに力がついてくれば。

 

ロカ23(インディチャンプ) 150万円 木村厩舎

 ⇒:姉とは違う馬で、パワーと柔軟性を併せ持ったタイプ。水準以上の能力は持っているはず。この年の木村厩舎も凄そうですね。

 

 

【関西馬】

ドナウデルタ23(モーリス) 100万円 田中克厩舎

 ⇒:母と似た体の作り。手脚が短くスプリンターっぽい体付きだが、小さいのがどうか。母と同じ高野厩舎でないのは残念が、田中克厩舎は若手の中では出世頭で悪くはない。

 

シルバーポジー23(ルヴァンスレーヴ) 90万円 野中厩舎

 ⇒:ボリクリ×クロフネらしい心配機能の高そうな胸前と、スピードを感じる歩様。今年好調の野中厩舎で、価格からも人気しそうな感じ。

 

モヒニ23(コントレイル) 200万円 松永幹厩舎

 ⇒:青鹿毛の見栄えする馬体。全身のバネが凄まじく、父に似た雰囲気を感じる。とんでもない大物の可能性も。

 

ラテラス23(ルーラーシップ) 90万円 高野厩舎

 ⇒:立派な馬体でフィジカルも強そうで、高野厩舎のスパルタにも耐えられそう。マイル~2,000mのイメージなので厩舎とも合います。

 

ラシンティランテ23(ポエティックフレア) 90万円 中村直厩舎

 ⇒:馬体、歩様ともに見栄えが良く、歩様からは日本適正に問題はなさそう。サイズに問題なく、厩舎も若手だが重賞勝っており面白い1頭。

 

インダクティ23(リオンディーズ) 100万円 寺島厩舎

 ⇒:重賞馬2頭の半妹。上2頭と比べるとどうしても見劣る部分はありますが、水準以上の能力はありそうですし馬代くらいは回収してくれそうです。

 

クールサンバ23(Frankel) 175万円 池添厩舎

 ⇒:後肢の動きが垂涎もので、トモの送りも素晴らしい。ただ予算オーバーだし、厩舎がね・・・・・・。

 

 

人気やら何やらはすべて度外視してですが、馬だけを見ての今のところは

 

◎フローレスマジック

◎ヴァシリカ

◎シルバーポジー

◎ラシンティランテ

〇トップライセンス

〇ドナウデルタ

〇インダクティ

〇クラーベセクレタ

▲カービングパス

 

といった感じでサンデーの方は捉えています。

後は社台の方も見ないとですね。ある程度の目星をつけてツアーに向かいたいと思います!