社台ラスト。

これにて177頭分完了となります。

募集に当たっては動画やカタログは4周+ツアー分は目を通したと思います。

果たしてこの目付が正しいのか否か、答えが分かるのは2~3年後ですが、その間も少しでも自分の感覚を尖らせられるように、目を肥やしていきたいですね。

 

 

 

【目次】
74. コッパの23(イスラボニータ)
75. アドラータの23(ニューイヤーズデイ)
76. リトミカメンテの23(ニューイヤーズデイ)
77. エリンズロマーネの23(サトノクラウン)
78. エマソングの23(ダノンキングリー)
79. サボールアトリウンフォの23(シルバーステート)
80. インディアマントゥアナの23(パイロ)
81. カトマンブルーの23(ゴールドシップ)
82. デアリングエッジの23(ジャスタウェイ)
83. モルトアレグロの23(サトノダイヤモンド)
84. ラナモンの23(インディチャンプ)
85. エアシンフォニーの23(サトノアラジン)
86. プリュスの23(エイシンフラッシュ)
87. 外)スタセリタの23(St Mark's Basilica)
88. 外)ライトハウスベイの23(Practical Joke)

 

【評価基準】

★★★★★=重賞

★★★★☆=OP〜準OP

★★★☆☆=2〜3勝

★★☆☆☆=〜1勝

★☆☆☆☆=未勝利

☆☆☆☆☆=問題あり

 

74. コッパ23(イスラボニータ) ★★★☆☆

マイル路線で活躍するトゥードジボンの全妹。トモの形状が良く、踏み込みもしっかりしていて歩きの雰囲気が良い。内股気味の歩様になっている点は減点。

 

75. アドラータ23(ニューイヤーズデイ) ★★☆☆☆

トモ、胸前ともに立派で作りの良さが目立つ。胴は詰まっており距離適性は短めか。リズミカルな歩様でクッションも効いているが、ツアーで実馬を見た際にそこまで良さを感じられなかったこと、および開腹手術で大幅マイナス評点。

 

76. リトミカメンテ23(ニューイヤーズデイ) ★☆☆☆☆

全体的に薄くメリハリの乏しい馬体。脚の回転は速いが、後ろ脚で全く蹴れておらず弱弱しい歩き。全体的に非力で、引き手に引っ張られるような歩様になっており推進力を感じない。

 

77. エリンズロマーネ23(サトノクラウン) ★★★☆☆

祖母はオークス馬エリンコート。背中の雰囲気が良い馬で、やや脚が短めではあるがバランスの取れた馬体。手先に柔らかさがあり、メリハリのある歩様で前進気勢も感じる。踏み込みも力強く、歩きの雰囲気は良い。この価格であれば楽しめそう。

 

78. エマソング23(ダノンキングリー) ★★★☆☆

現時点ではトモが弱く後肢の動きは非力だが、ストライドは広く踏み込みはしっかりしているため、中身が入ってくれば変わって来る可能性あり(これはダノンキングリー産駒の特徴かも)。筋肉量自体が若干足りない気もするが、歩きのスピードもあって素質あり。とにかく成長次第で。

 

79. サボールアトリウンフォ23(シルバーステート) ★★☆☆☆

手脚の長さを活かしたストライドの広い歩様だが、牡馬としては馬体は薄めで、もう少し柔軟性も欲しかったという印象。売りのシルバーステート産駒だが、本馬はまだトモ高でキ甲も発達しておらず、そこまで早いデビューにはならなさそう。

 

80. インディアマントゥアナ23(パイロ) ★★★☆☆

3歳マイル王であるジャンタルマンタル(パレスマリス)の半妹。A.P.Indyの3×4クロスを持つ米国血統で、どう考えてもダート。

馬体はスラッとした作りで立派なフレームを持っており、兄と同じく綺麗に伸びる飛節と広い後肢の可動域が目に付く。パイロ牝馬としては柔らかさもあり、繋ぎのクッション性はいまひとつだが動きからは芝でやれてもかしくなさそう。ただツアーで見た実馬の動きが思っていたよりも”ダート馬”をしていた点がイマイチ引っかかって★ー1。

 

81. カトマンブルー23(ゴールドシップ) ★☆☆☆☆

昨年のボーンスキルフル22と同じく、安価なゴールドシップ牝馬。今年も人気を集めている。

前駆の作りは悪くないがトモの容積が物足りず、踏み込みが浅くて非力。推進力も感じられず、昨年のボーンスキルフル22と比べると質の面で劣る。

 

82. デアリングエッジ23(ジャスタウェイ) ★☆☆☆☆

馬体の作りは立派でガッシリとしたトモが目立つが、歩かせると筋肉が硬く飛節も全く伸びないため可動域が狭い。手先だけで歩いているような印象で、力感に欠ける。特大ホームランか三振か、というピンパーの一族だが、ピンの方とは思えない。昨年の半兄から1/3の値段だが、値段相応か。

 

83. モルトアレグロ23(サトノダイヤモンド) ★★☆☆☆

牝馬らしく丸みがあって質の良さそうな筋肉。トモの容積もしっかりある。飛節が伸びずストライドの狭い歩きで前肢の出もイマイチだが、体を使ってハキハキと歩けており決して悪くはない。サトノダイヤモンド産駒としては硬さがないのも〇。

 

84. ラナモン23(インディチャンプ) ★★★★☆

体全体を使った活気のある歩様。飛節が良く伸びて振り子のように動く後肢の動きが非常に目立つ。何より手先のクッション性が抜群でバネがありそうな歩き。馬格もしっかりあって、インディチャンプは良い種牡馬になりそうです。

 

85. エアシンフォニー23(サトノアラジン) ★☆☆☆☆

関節が硬く可動域がほぼとれておらず、弱弱しいとぼとぼとした歩様。トモにも甘さがあり、全体的に非力さがぬぐえない。

 

86. プリュス23(エイシンフラッシュ) ★★☆☆☆

頭が高く体の使い方はイマイチだが、後肢を大きく使ったダイナミックな動きで、ストライドも広い。踏み込みもしっかりしていて、歩きの雰囲気は良い。左前肢がややうちに刺さる点と、やや前後の連動性に欠ける点はマイナス。馬体に芯が入ってくれば。

 

87. 外)スタセリタ23(St Mark's Basilica) ★★★☆☆

5/3と遅生まれではあるが、この血統らしく手脚が長くフレームも綺麗。もうすこし背腰に柔軟性がある方が好みだが、足取りは力強く可動域も十分。ただし馬体は薄めでここからどこまで成長出来るか。

 

88. 外)ライトハウスベイ23(Practical Joke) ★★☆☆☆

既に480㎏を超える大型牝馬。トモが非常に発達しており、肩もかなり発達していてパワフルな体付き。ダート血統らしく硬さはあるが、踏み込みは力強く集中して歩けている点も良い。早生まれだが腹袋はしっかりしていて成長余力もありそうだが、これ以上大きくなりすぎるのはどうか。