ここから関西。
良血馬とトップ厩舎の組み合わせはミーハー心が惹かれます(なお価格)
50. クロノジェネシスの23(エピファネイア)
51. チェッキーノの23(エピファネイア)
52. ルフォールの23(エピファネイア)
53. ドナウブルーの23(エピファネイア)
54. グルヴェイグの23(エピファネイア)
55. リナーテの23(ロードカナロア)
56. ミスティックジャーニーの23(キズナ)
57. シンプリーラヴィシングの23(キズナ)
58. インフレキシビリティの23(キタサンブラック)
59. ピノの23(キタサンブラック)
60. アドマイヤマリンの23(キタサンブラック)
61. フォースタークルックの23(キタサンブラック)
62. ティグラーシャの23(モーリス)
63. ドナウデルタの23(モーリス)
64. ノチェブランカの23(ドレフォン)
【評価基準】
★★★★★=重賞
★★★★☆=OP〜準OP
★★★☆☆=2〜3勝
★★☆☆☆=〜1勝
★☆☆☆☆=未勝利
☆☆☆☆☆=問題あり
50. クロノジェネシス23(エピファネイア) ★★★★☆
各パーツのバランス・サイズ感ともに丁度よい塩梅で均整な馬体。母ほどではないにしても、手先のクッション性に優れていてバネを感じる歩きが出来ている。推進力があって重心が低く、ストライドも広い歩き。多少の緩さはあるが良い筋肉が付きそうな立派なフレームをしており、成長と共に間違いなく解消されてくるはず。グランアレグリアよりもこちらの方が個人的には評価が高い。
51. チェッキーノ23(エピファネイア) ★★★☆☆
初仔から2頭続けて大活躍。1つ上のアルレッキーノも重賞レベルにはありそうで、やはり母の仔出し能力は高い。3/26の生まれを考慮すると非常に完成度が高く、エピファネイア産駒にしては筋肉質な馬体が目を惹く。手先の軽い歩様でスイスイと歩けており、運動神経が高そうなタイプ。但し背中の使い方に若干の硬さがあって、ストライドももう一声欲しかったという印象で、上2頭程の成績を残せるかというと、個人的には自信がない。
52. ルフォール23(エピファネイア) ★☆☆☆☆
エピファネイアの牝馬らしく、トモに甘さがあって踏み込みや可動域が物足りない。菅囲19.5cmに対して5月時点で470kgと大柄で、脚元に負担が生じないか心配。
53. ドナウブルー23(エピファネイア) ★★★☆☆
前肢の出にやや硬いところが感じられるが、首を使った推進力を感じる歩様で、前進気勢も見られる。キ甲の発達具合から完成が早そうなタイプで、スピード能力もまずまず持っていそうなのでマイル〜2,000mで楽しめそう。
54. グルヴェイグ23(エピファネイア) ★★☆☆☆
トモが深く、後ろ脚でしっかり蹴れている。柔らかさがあって伸びやかな歩様で、芝の中〜長距離に適性がありそうなタイプ。
アンドヴァラナウト以降の産駒は満足にデビュー出来ておらず、動画ではお腹周りに冬毛がが見られるなどそこまで体質が強いわけでもなさそうなので、健康面には特に注意が必要。
55. リナーテ23(ロードカナロア) ★★☆☆☆
個人的に大好きなマルペンサの孫。フレームはやや小ぶりで、母父ステイゴールドを考えてもそこまで大きくはならなさそう。足捌きに柔らかさはあるが、管や繋ぎの作り、歩様からも地面からの力を上手くスピードに変えられていない印象。
56. ミスティックジャーニー23(キズナ) ★☆☆☆☆
1月中旬生まれで382kgと小柄な初仔牝馬。まだトモ高ではあるがキ甲も発達してきており、そこまで大きな馬にはならなさそう。力感に欠ける歩様で動きにもメリハリがなく、気難しそうなタイプなのも懸念点。
57. シンプリーラヴィシング23(キズナ) ★★★★☆
肩回りが発達しており、トモの送りも素晴らしく力強い足取り それでいて素軽さも持ち合わせており、キズナ産駒らしく芯の通った良い馬。早期始動からクラシックを意識できそうな馬で距離適性は2,000mベストという印象。
58. インフレキシビリティ23(キタサンブラック) ★★★★☆
ツアーでも1頭異彩を放っていた、縦に大きい巨体の持ち主。キタサンブラック産駒らしい広いストライドと、馬体の柔軟性を持っている。1月生まれではあるがトモや繋ぎには緩さがあって、大型馬ということも時間を要しそうなタイプ。秋デビューから、馬体が完成してくれば大駆けを期待しても良さそう。
59. ピノ23(キタサンブラック) ★★★★★
こちらも大迫力の大型馬。バランスが良く手脚の長い父親似の馬体。首を使った前進気勢の強い歩きで、キタサン産駒にしては緩すぎずに程よい硬さを感じられる点も良い。ツアーでもかなりのオーラを放っていた一頭で、是非とも走ってもらいたいところ。
60. アドマイヤマリン23(キタサンブラック) ★★★☆☆
キタサン産駒にしては手脚は短めの体型。非常に大きく強靭な飛節が目に付く。
父産駒にしては硬さがあってパワーが勝ったタイプであることからも、母父クロフネの影響が強く出ている印象。長い距離は持たないタイプだと思われるが、マイル~2,000m辺りで堅実に走りそう。
61. フォースタークルック23(キタサンブラック) ★★☆☆☆
キタサン牝馬としてみた場合、もう少し柔らかさが欲しい。踏み込みは力強いが、ストライドはそこまで広くなく手先にも若干の重たさを感じる。
62. ティグラーシャ23(モーリス) ★★☆☆☆
トモの形状が良く、筋肉の質も良さそうな印象。モーリス産駒にしては緩さがなく、キ甲の感じからも比較的デビューは早そうなタイプ。可動域が物足りず、体をうまく使おうという気持ちは感じられるが運動神経の良さはそこまで感じられない。
63. ドナウデルタ23(モーリス) ★★★☆☆
母と似た体の作り。手脚は短く飛節は飛節は伸びないが、キビキビとした動きで推進力もある。体に厚みがあって持って生まれた筋肉も良質。初仔牝馬で菅囲18.7cm、387kgと小柄なため、スプリンター牝馬とした場合馬格に欠ける点がどうか。
64. ノチェブランカ23(ドレフォン) ★★☆☆☆
前肢の出が柔らかく、体の使い方も悪くはない。飛節の伸びは良いがストライドはもう少しあった方が好み。繋ぎに硬さがあるのはドレフォン産駒らしい点で、基本的にはダートに出るのではないかという印象。