ドバイど負傷していたC.ルメール騎手は今週の日曜日から復帰との報道。それに伴い、アスコリピチェーノの鞍上もルメールにスイッチすることが発表されました。
 
NHKマイルを取りこぼすと4年ぶりの3歳GⅠ無冠の可能性が高まりますし、何より実は、今年の重賞はまだ1個しか勝ててません。ここはクラブの維新を賭けて取りに来てるといった感じですね。流石に◎かなぁ、ジャンタルに人気譲って欲しいですがどうか……。
 
ルメールは想定より早い復帰。最近は色々なことがありましたし、体には気を付けて乗ってもらいたいですね。でもやっぱりルメちゃん不在のクラシックは物足りないのだ!
 
 

 

 

 アルミレーナの23 (牡)

予想募集価格:100万円/口

配合:モーリス×ディープインパクト

生年:3月1日生、母9歳時(2番仔)

母:JRA3勝

祖母:ナイトマジック(海外7勝、欧州GⅠ🥇×2回)

叔父:フォイヤーヴェルク(ディープ) 7勝(ジャンプGⅢ🥇×1回)

   グレートマジシャン(ディープ) 2勝('21毎日杯🥈)

 

母はクラブで募集され、芝のマイル戦を中心に3勝。母系は昨日の記事で紹介したノチェブランカ23と同じく、ナイトマジックの血統です。

 

 

ノチェブランカと異なる点は、母の距離適性。あちらは芝長距離だったのに対し、本馬はマイル。加えて父モーリスですから、基本的には芝のマイル〜2,000mまでというのが適正になりそうです。

 

モーリス×母父ディープインパクトというのはひとつのニックスで、70頭のサンプルに対して勝ち上がり率46%、AEI1.65と高い水準をマークしています。OPまで行った馬はうち6頭、その中の3頭が重賞馬(ジェラルディーナディヴィーナ)で、70頭のうち90%以上が芝で走っています。芝優位の配合で、OP馬も全て芝馬ですね。

 

OPまで行った馬は全て、残り1/4ラインにDanzigのような米国系Northern Dancerかミスプロのような、スピードタイプの血が入っています。本馬の場合は母母父がMonsunですので、欧州色の強い血統。スピード能力が足りているか否かという点で懸念事項ですね。

 

基本的には古馬になってからという血統ですが、近年は早めのデビューも増えてきていますし、ノッキングポイントシュトラウスのように2歳〜クラシック戦線から活躍を見せる産駒も現れはじめました。

 

1つ勝てれば牡馬であれば長く楽しめますし、こういうスピードタイプの種牡馬は跳ねるとロマンがあるので好みです。

種付け料が再度値上がった初年度ですし、クラシック向きではない血はサンデーでは嫌われる傾向にあるので、人気の穴になるかも知れませんね。ツアーでしっかり確認したいと思います。