⑧ アルミレーナの23 (牡)
予想募集価格:100万円/口
配合:モーリス×ディープインパクト
生年:3月1日生、母9歳時(2番仔)
母:JRA3勝
祖母:ナイトマジック(海外7勝、欧州GⅠ🥇×2回)
叔父:フォイヤーヴェルク(ディープ) 7勝(ジャンプGⅢ🥇×1回)
グレートマジシャン(ディープ) 2勝('21毎日杯🥈)
母はクラブで募集され、芝のマイル戦を中心に3勝。母系は昨日の記事で紹介したノチェブランカ23と同じく、ナイトマジックの血統です。
ノチェブランカと異なる点は、母の距離適性。あちらは芝長距離だったのに対し、本馬はマイル。加えて父モーリスですから、基本的には芝のマイル〜2,000mまでというのが適正になりそうです。
モーリス×母父ディープインパクトというのはひとつのニックスで、70頭のサンプルに対して勝ち上がり率46%、AEI1.65と高い水準をマークしています。OPまで行った馬はうち6頭、その中の3頭が重賞馬(ジェラルディーナ、ディヴィーナ)で、70頭のうち90%以上が芝で走っています。芝優位の配合で、OP馬も全て芝馬ですね。
OPまで行った馬は全て、残り1/4ラインにDanzigのような米国系Northern Dancerかミスプロのような、スピードタイプの血が入っています。本馬の場合は母母父がMonsunですので、欧州色の強い血統。スピード能力が足りているか否かという点で懸念事項ですね。
基本的には古馬になってからという血統ですが、近年は早めのデビューも増えてきていますし、ノッキングポイントやシュトラウスのように2歳〜クラシック戦線から活躍を見せる産駒も現れはじめました。
1つ勝てれば牡馬であれば長く楽しめますし、こういうスピードタイプの種牡馬は跳ねるとロマンがあるので好みです。
種付け料が再度値上がった初年度ですし、クラシック向きではない血はサンデーでは嫌われる傾向にあるので、人気の穴になるかも知れませんね。ツアーでしっかり確認したいと思います。