ダラダラと記事を創っているせいで時間がかかってますが、引き続きのんびり進めていきたいと思います。今回は、サンデーサイレンス系と肩を並べる大種牡馬キンカメ系を取り上げます。カナロアを筆頭に後継種牡馬はしっかり確立している印象があり、もしかしたら今後ディープ直系よりも広がりを見せるかもしれませんね。
 
 

 

 

ロードカナロア(16歳) 種付料:1,200万円

●クラブ募集されそうな馬

・ステファニーズキトゥン(母米GⅠ馬)⇒

・エピックラヴ(兄ダノンザキッド)⇒

・ユナカイト(祖母フサイチパンドラ)⇒

・ピクシーホロウ(兄ピクシーナイト)⇒

・バラーディスト⇒

・ダイアナブライト(母GⅢ勝)⇒

・リカビトス⇒

・フィニフティ⇒

・パーシーズベスト⇒

・セレスタ(姉ヴァレーデラルナ、ハーパー)⇒

・レッドオリヴィア⇒

・ワディハッタ(兄英ダービー馬)⇒

  ひとこと

種牡馬人生の最盛期は過ぎましたが、得意の1,200〜1,600m条件では安定感のある活躍を見せています。ラインナップを見ても良い牝馬を集めてますね。牡牝の最高傑作(アーモンドアイサートゥルナーリア)を出したシルクとキャロット(特にシルク)は、引き続き募集頭数が多めかな?後継種牡馬が稼働し始めても安泰ですね。

 

 

 
 

サートゥルナーリア(8歳) 種付料:800万円

●クラブ募集されそうな馬

・サンクテュエール(母GⅢ勝)⇒

・マルシアーノ(姉エリカヴィータ)⇒

・サロミナ(兄サリオス)⇒

・コーステッド(兄ダノンベルーガ)⇒

・マース(母米GⅠ馬)⇒

・サラキア(母GⅡ勝)⇒

・シンハライト(母オークス馬)⇒

・プリモシーン(母重賞3勝)⇒

・ルヴォワール⇒

・レッドアヴァンセ⇒

・ヤンキーローズ(姉リバティアイランド)⇒

・ポンデザール⇒

・マイエンフェルト(祖母ビワハイジ)⇒

・レイパパレ(母GⅠ馬)⇒

・キラーグレイシス(兄キラーアビリティ)⇒

・リスグラシュー(母GⅠ4勝)⇒

・ラストグルーヴ(兄レッドモンレーヴ)⇒

・レッドオルガ⇒

・ラッドルチェンド(姉テルツェット)⇒

・ウェイベルアベニュー(兄グレナディアガーズ)⇒

・クロノジェネシス(母GⅠ4勝)⇒

  ひとこと

個人的な今年のノーザンファームNo.1です。ラインナップを見て声が出ました。とんでもない肌質の繁殖牝馬を集めてます。大きな期待の現れですね。

クラブに縁のある所でも、シルクのサロミナサラキアプリモシーンキャロットのシンハライトレイパパレリスグラシューサンデーのコーステッドヤンキーローズウェイベルアベニュークロノジェネシスと各クラブのエース級繁殖がズラリ。特に国内GⅠ・重賞を勝った母馬が多いことからも、期待の現れだと思います。

この世代は是非狙いたいですね。必ずアタリが潜んでいるはずです。

 

 
 

レイデオロ(10歳) 種付料:500万円

●クラブ募集されそうな馬

・コルコバード⇒

・サンテローズ⇒

・レッドジゼル⇒

・グラマラスライフ⇒

・ジューヌエコール(母重賞2勝)⇒

・スイープセレリタス(母スイープトウショウ)⇒

・ラヴズオンリーユー(母GⅠ4勝)⇒

・リアアントニア(姉リアアメリア)⇒

・スペシャルグルーヴ(兄ジュンライトボルト)⇒

・マラムデール⇒

・セリユーズ⇒

・シユーマ(母愛GⅠ馬)⇒

・アドマイヤリード(母GⅠ馬)⇒

・ドナウブルー(母重賞2勝)⇒

・レッドラヴィータ⇒

・エリスライト⇒

・サングレアル(母GⅡ勝)⇒(OW)

・ドナアトラエンテ(祖母ドナブリーニ)⇒

・フォエバーダーリング(兄フォーエヴァーヤング)⇒

・バウンスシャッセ(母重賞3勝)⇒

  ひとこと

スタートダッシュに失敗するも、現時点で2勝馬が3頭。盛り返してきている印象はありますが……牝馬の勝ち上がりがゼロととにかく走らない。気性面からか、小さな馬が多く遡上に乗らない印象です。性別ガチャの50%に外れたらダメとなると、生産頭数がガタ落ちしそうで心配です。

この年は初年度産駒デビュー前に付けられたので肌質は悪くありませんが、来年からは大きく落としそうですね。社台SS残留争いにも黄信号気味なので、頑張って盛り返して欲しいです。

 

 
 

リオンディーズ(11歳) 種付料:400万円

●クラブ募集されそうな馬

・ローガンサファイア⇒

・カービングパス(祖母ハッピーパス)⇒

・グルヴェイグ(姉アンドヴァラナウト)⇒

・レーヴディソール(母G)⇒

・ロカ(姉レガレイラ)⇒

・リビアーモ⇒

・シャクンタラー⇒

・リズムオブラヴ⇒

・アステリックス(姉アエロリット)⇒

・スナッチマインド⇒

・グランデストラーダ⇒

  ひとこと

非社台SSですが、クラブ血統を中心に悪くない肌馬に付けられています。シーザリオ牝系の評価の高さ故でしょう。注目は3歳No.1の呼び声高いレガレイラの下になるでしょうか。

本家でも募集にかかりそうな血統馬が目立ちます。アベレージが高く、比較的安価で出資出来るので今後も人気しそうな種牡馬ですね。

 

 

 

ルーラーシップ(17歳) 種付料:350万円

●クラブ募集されそうな馬

・ラブアンバサダー⇒

・アドマイヤアロマ⇒

・ブエナビスタ(母GⅠ6勝)⇒

・リャスナ⇒

・インナーアージ(姉ブレイディヴェーグ)⇒

  ひとこと

現4歳世代は、GⅠ馬を含む活躍馬を多数輩出。何とか社台SSの残留権を獲得した印象です。とはいえ17歳と高齢、種牡馬生活も残りわずかでしょう。サートゥルやレイデオロら期待の高いキンカメ系に繁殖を譲る格好となっていますので、クラブ募集は少なそうな印象です。

晩年最後の大仕事として、ブエナビスタから大物出してくれい。

 

 

 

クリソベリル(8歳) 種付料:300万円

●クラブ募集されそうな馬

・クインズムーン⇒

・ロッテンマイヤー(祖母ビワハイジ)⇒

・レオパルディナ⇒

・プロミストリープ⇒

・イベリスリーフ⇒

・ヴァルキュリア⇒

・フラーレン⇒

・ギルデッドミラー(母GⅢ勝)⇒

・ザズー(母米GⅠ馬GⅠ馬)⇒

・エスメラルディーナ(兄アリーヴォ)⇒

・プラウドスペル⇒

  ひとこと

繁殖2年目で、数・質ともに抑えめです。ダート馬需要は上がっていますが、社台SS内は勿論日高方面にもライバルが多く、競合は激しいです。そもそもノーザンは芝>>>ダートの

構図は変わらないので、やはり芝種牡馬よりは劣後している印象ですね。後は2025年にデビュー予定の産駒たちに託されます。