今年は掲示板内も遠い我が愛馬たち。来週はルージュサリナスがクイーンカップに向かうのか否か、出走するとすればどんな走りを見せてくれるのか。1週間やきもきすることにはなりそうです。
 
合わせて、明け2歳馬達も少しずつ先に向けた動きも見えてき始めました。気が付いたら春になって、ダービーが終わり、2歳のデビューシーズンを迎えてそうな今日このごろですので、2歳勢の動向にも熱が入り始める季節ですね。
 
 
 
【目次】
アブソリュートレディ22(牝2)@社台F
エスケイプクローズ22(牝2) @ノーザンF早来
 レッドラヴィータ22(牝2)  @ノーザンF空港
ダンシングラグズ22(牡2)  @ノーザンF早来
レッドアトゥ22(牝2)    @社台F 

 

 

 
アブソリュートレディ22(牝2)
エピファネイア×アブソリュートレディ(母父Galileo) <美>菊沢隆徳厩舎

2024.01.06 @社台ファーム 

馬体重:476キロ(▲4kg)

その後も左後蹄の状態は安定しており、日々元気よく調教に取り組んでいます。この中間は週3日の坂路コース入りを目標に、ハロン17秒程度を基調とした乗り込みで体力・筋力を増強中です。また、操縦性の向上を主眼に置いて周回コースでの軽めキャンターも継続し、総合的な底上げを図っています。騎乗時に見られる精神面の昂りは徐々に良化しつつあるものの、緩急のつけ方が上手ではなくワンペース気味な走りになっているため、引き続き乗り込みを重ねることでギアのオン・オフも教えていく方針です。

  ひとこと

調教動画も無事上がり、育成は軌道に乗ってきた様子。一方で、ワンペースとのことで一口ではあまり聞きたくない単語も出てきましたびっくり。まだまだトレーニング量が足りておらず非力な故だとは思うので、調教を重ねる中で良い変化を期待したいですね。

 

 

 
エスケイプクローズ22(牝2)
ドゥラメンテ×エスケイプクローズ(母父Going Commando) <栗>中内田充正厩舎

2024.1.15 @ノーザンファーム早来 

馬体重:450キロ(+22kg)
年明け5日から騎乗運動を再開。まずは周回コースにおける2400mのキャンター、トレッドミルから始め、現在はハロン17秒ペースの坂路調教もおこなっています。休みを挟んだことで、いい具合に馬体重がアップ。運動を重ねながら、現在の身体付きを維持出来れば、今後のステップも順調に踏んでいけると見ています。ドゥラメンテ産駒としては気性が良く、ほとんど手が掛からない点も、強調材料です。

2024.1.31 @ノーザンファーム早来 

馬体重:450キロ
厳冬期ということもあり、より強固な土台を作り上げることを意識しながら、じっくりとトレーニングを積み重ねています。現在はハロン16~17秒ペースの坂路調教、周回コースにおける1800mのキャンターといったメニューを継続中。まだ発展途上ですが、首の使い方が巧みな推進力に富んだ走りは、素質の高さを感じさせるものです。腹回りがしっかりしてくるなど、馬体も順調に成長しています。

  ひとこと

冬休み期間で馬体重を大きく増やせました。あと10〜20kgくらい増えてもいいくらいですがね。写真で見ても、先月と比べて全体的にパンプアップ出来ています。秋デビューのイメージで進めていければ良いですね。

 

 

 
レッドラヴィータ22(牝2)
ドレフォン×レッドラヴィータ(母父スペシャルウィーク) <美>国枝栄厩舎

2024.1.15 @ノーザンファーム空港 

馬体重:449キロ(+2kg)
馬場が凍ってしまい、使用出来ない期間があったため、年明け8日から騎乗運動を再開しました。すでにハロン17秒ペースの坂路調教もおこなっていますが、乗り役の指示に従いながら、安定感の高い、とてもしっかりとした走りを披露しています。1歳時には、やや気持ちが先行してしまう面も見受けられましたが、ここに来て落ち着きが増し、何事にも冷静に対応するようになってきました。

2024.1.31 @ノーザンファーム空港 

馬体重:446キロ
スムーズにペースを上げられていて、現在はハロン16秒、ハロン15~16秒と2本時計を出す坂路調教、周回コースにおける2500~3500mのキャンターといったメニューに、意欲的に取り組んでいます。身のこなしの力強さが増し、従来のスピード感に優れた走りに、より安定感が出てきた印象を受けています。馬体も順調に成長中。胸部の厚みと深み、トモのボリューム感には、目を見張るものがあります。

  ひとこと

順調にペースアップ出来ています。コメントにもあるように、トモの厚みが増してかなり迫力のある体付きになりました。怪我なく進められれば、早めのデビューも期待出来るかも知れませんね。

 

 

 
ダンシングラグズ22(牡2)
レイデオロ×ダンシングラグズ(母父Union Rags) <美>手塚貴久厩舎

2024.1.15 @ノーザンファーム早来 

馬体重:461キロ(+7kg)
年明け5日から騎乗運動を再開。牧場のなかでも、もっともトレーニングが進んでいるグループに属していることもあり、すでに3ハロン46秒ペースの坂路調教もおこなっています。身のこなしは相変わらず軽快で、抜群の手応えを感じる、中身の濃い走りを披露しています。気性が素直で、とても扱いやすい若駒であることも、強調材料。キ甲が抜けてきて、馬体のバランスも、より整ってきました。

2024.1.31 @ノーザンファーム早来 

馬体重:458キロ
週3回、坂路をハロン15~16秒ペースで駆け上がっているほか、周回コースにおける2700mのキャンターをおこなっています。身のこなしが柔軟で、背腰を巧みに使える、とても伸びやかな走りが出来ています。気難しい面がなく、常に前向きにトレーニングに取り組んでいる点も、有力なセールスポイント。現在の順調さを維持していけば、早期の本州移動も十分に可能と見ています。

  ひとこと

臆病な面はありながらも、潜在的な気の悪さは見せていないとのことでひと安心。この時期でも毛艶が良く、内臓が強いのかも知れませんね。

非常に順調で早期移動が示唆されたこと、いとこにあたるエンペラーワケアが重賞を勝ったことで、残口も一気に売れているようです。募集額はかなりお高めなので、それに見合う活躍を是非期待したいですね。

 

 

 
レッドアトゥ22(牝2)
ダイワメジャー×レッドアトゥ(母父カジノドライヴ) <美>栗田徹厩舎

2024.1.15 @社台ファーム 

馬体重;494キロ(+12kg)
年明けから元気にトレーニングを積み重ねています。現在は週4回坂路に入り、内2回は3ハロン51秒、3ハロン48秒と2本時計を出しています。常に前向きで、スピード感に優れた走りが持ち味。パワフルでありながら、硬さを感じさせない点も、有力なセールスポイントとなっています。気性が素直で、普段は大人しいタイプですが、ここぞという場面では、気持ちの強さを発揮してきます。

2024.1.31 @社台ファーム 

馬体重;492キロ
2本時計を出す日も含め、3ハロン48秒ペースを基本とした週4回の坂路調教、周回ウッドコースにおけるキャンターといったメニューを、意欲的に消化しています。徐々に緩さが取れてきて、力強さと伸びやかさを兼備した走りに、より磨きがかかってきました。飼い葉喰い良く、毛艶、馬体の張りも上々。コンディションに関しては、何の不安もありません。焦ることはしませんが、仕上がりは早そうです

  ひとこと

冬を経て馬体重も更に増加。500kg近い雄大な体付きですが、ダイワメジャーらしく緩さは見せません。育成も順調で、こちらも早期移動からの早期デビューが見込めそうです。今年の東サラ一番馬の評価なので、期待しています!

 

 

 

 

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