コントレイル(7歳) 種付料:1,500万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
優秀な輸入肌を多数集めた印象のコントレイル。母父が外国産馬ばかりのラインナップで、この中でどれだけ走ってくるか。母父キンカメ系の国産肌が少ないのが以外でした。
この代はサンデー、シルクあたりでの募集が多そうで、逆にキャロットのアワブラ血統は全く付いていませんでした(2〜3頭は回されるでしょうが)。来年の募集では大人気でしょうね。
キズナ(14歳) 種付料:1,200万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
ピークだったここ1〜2年と比べると少し肌質を落とした印象。コントレイルと分け合ってる形ですかね。牝馬に出れば、な血統ですので生まれてみてのお楽しみ。ソングラインの全兄弟は楽しみですね。
シルバーステート(11歳) 種付料:500万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
非社台SSながら、毎年一定の頭数を集めており、今年も悪くない肌質の繁殖に付けられています。そこまで高価な種付料ではないため、募集価格を抑えられることからクラブでの引合は強そうです。今年は特にシルクに縁のある血統が目立ちますね。
来年からは、日高のディープ系ということでリアルスティールとの競争になりそう。どちらが生き残るのか注目です。
リアルスティール(12歳) 種付料:300万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
今年社台SSから放出されましたが、途端に産駒がJpnⅠを制覇。注目度は上がっています。とはいえノーザンファームとしては明らかに肩入れが減っていて、ディープ系に付けたい高品質の肌馬は上3頭で売り切れ気味な状態です。
個人的にも、もう少しシルエットが見栄えしてくれると……といった感じなんですけどねぇ笑。
フィエールマン(9歳) 種付料:200万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
こちらもクラブ向きの繁殖を少数集めました。父と同じサンデーTCで募集されそうなのも何頭かいますが、全体的にそこまで募集価格は盛られなさそうです。産駒デビューは今年からですが、初年度の結果次第では厳しくなりますね。
ダノンキングリー(8歳) 種付料:200万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
父ディープに一番似てるディープ系種牡馬ということで、個人的には期待している1頭なんですがクラブ募集は少なそうなラインナップで残念。
ミッキーアイル(13歳) 種付料:150万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
こちらも今年社台SSから放出されました。牝馬はまだいいんですが、どうしても牡馬がダート馬にしかならないのが……。ノーザンでの生産馬は年々減少傾向で、来年以降はラインナップからはほとんどいなくなりそうです。
サトノダイヤモンド(11歳) 種付料:150万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
今年社台SSを追い出されましたが、このリストを見ても期待度の低さが透けて見えてしまい、ちょっと悲しくなりますね。社台では完全に失敗の烙印を押されてしまいました。この世代が最後で、翌年以降は繁殖が回ることはほぼなさそうです。ノーザン系クラブでサトノダイヤモンド産駒に出資したい方は、残り2世代のチャンスでしょう。
アルアイン(10歳) 種付料:150万円
●クラブ募集されそうな馬
ひとこと
こちらも厳しい感じではありますが、サトノダイヤモンドよりはまだセーフといった感じ。産駒はやはり気性面で課題を抱える馬が多く、出世の障害になっていそう。全弟のスタッドイン前に何とか結果を出したいところですが……。とはいえ、クラブ系の肌にはそこそこ付けているので、まだまだ出資機会はありそうです。