今週はレッドアーバインレッドセニョールの東サラ牡馬2頭が出走予定。2024年の初出走になります。
 
●13日の中山2,000mに出走するレッドセニョールは、前走から6F延長してのクラシックディスタンス。この距離で3着→2着のサトノエピックとキムテツ×ルメールのへデントールの人気2頭は強いですが、どこまで食い込めるか。中山コースは先に挙げた2頭よりも合いそうですので、コースと展開を味方につけて頑張って欲しいと思います。
 
●屈腱炎から9ヶ月振りに復帰するレッドアーバインは、1勝クラスとは思えないハイレベルなメンバーのレースになりました。かなり入念に乗り込んで迎える復帰レースですから、初戦からという期待もある反面、まずは無事に回って帰ってきてくれれば。その上で掲示板内が確保出来れば、という気持ちで見守りたいです。
 
 
いずれも骨っぽいメンバーとの戦いになりますが、好走を期待します!
 
 
 
【目次】
レッドテンペスト(騙4)@小松トレセン
レッドアーバイン(牡4)@美浦TC(🐎1/14中山)
ポルトフェリス(牝3) @ノーザンF天栄
ルージュサリナス(牝3)@🆕ノーザンF天栄
レッドセニョール(牡3)@美浦TC(🐎1/13中山)
ルージュラメンテ(牝3)@宇治田原優駿S
ルージュセレスト(牝3)@栗東TC(🐎1/21小倉)
レッドセラス(牡3)  @辻牧場(BTC) 

 

 

 
レッドテンペスト[騙4] 戦績:1-3-0-4
リオンディーズ×ストーミーレニー(母父Storm Cat) <栗>笹田和秀厩舎

2024.01.12 @小松トレーニングセンター 

馬体重:475キロ

担当スタッフ「基本的な調教メニューは先週と同様ですが、この中間から週1回はハロン16秒ペース、週1回はハロン15秒ペースまで伸ばす形でペースアップしました。攻め馬の動きはいいですし、馬体にもだいぶ張りが出てきた印象。無理せずジックリ進めたのが功を奏して、状態面はグンと上向いていますね。まだ帰厩についての具体的なスケジュールは決まっていないようですが、万全の状態で送り出せるように調整を進めていきます」

  ひとこと

ペースアップしても馬体重を維持しており、ようやく上昇気流に乗り始めた印象。恐らく2月になるレースに向けて、しっかりコンディションを整えてもらいましょう。

 

 

 
レッドアーバイン[牡4] 戦績:1-1-0-1
Kingman×Speedy Boarding(母父Shamardal) <美>手塚貴久厩舎

2024.01.10 @手塚貴久厩舎 

1月8日(月) 坂路 55.1-39.3-25.5-12.7 馬なり

1月10日(水)坂路 66.9-50.7-33.3-16.8 馬なり

 

手塚師「今週月曜日に坂路で追い切りをおこないましたが、動きには素軽さが増していて、雰囲気も良化していますね。今日は全休日明けということもあって、坂路で軽めに乗りました。脚元や馬体に異常はなく、体調面も上向いている印象。飼い葉食いも安定していますよ。追い切りは明日(木)消化する予定で、今日の午後に状態をしっかりチェックしたいと思います」

※1月14日(日)中山12R・4歳上1勝クラス(芝1600m)を岩田望来騎手で予定。

2024.01.11 @手塚貴久厩舎 

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

レッドアーバイン  53.4-39.2-25.9-12.5 馬なり

ローブエリタージュ 53.8-39.6-26.2-12.7 馬なり

リンクスルーファス 53.8-39.7-26.3-12.8 馬なり

 

手塚調教師「今日は坂路で3頭併せを消化しました。アーバインは3番手から進めたのですが、下ろしがけからリズム良く走っていて、抱えるところを作れていましたね。と思います。息遣いも着実に良化しており、それにともなって体調面も上向いてきています。しっかり乗り込んできて概ね態勢は整ったと思うので、あとは久しぶりの実戦でどこまで走れるか…といったところ。『まずは無事に』という気持ちも強いですが、その中でいい競馬をしてくれればと思っています。予定通り、今週の日曜・中山12レース(芝1600m)に岩田望来騎手で向かいます」

※1月14日(日)中山12R・4歳上1勝クラス(芝1600m)に岩田望来騎手で出走します。

  ひとこと

豊富に乗り込まれて出走態勢は整いました。9ヶ月ぶりの実戦なので、本当に「まずは無事に」。その上で、持つポテンシャルをキラリと光らせてくれると嬉しいですね。

 

 

 
ポルトフェリス[牝3] 戦績:0-0-1-0
エピファネイア×ポルトフィーノ(母父クロフネ) <美>栗田徹厩舎

更新なし 

 

 

 
ルージュサリナス[牝3] 戦績:1-0-0-0
キタサンブラック×サファリミス(母父Not For Sale) <美>木村哲也厩舎

2024.01.12 @木村哲也厩舎 

馬体重:441キロ

今週より再び騎乗運動を開始。坂路で14-13のペースで乗っています。先週トレッドミル調整に落としたことが、いい気分転換になったようで、動きや気の入りなども良くなった印象。走りを見ても柔軟性が増してきたように思います。右前膝の状態も良好ですね。だいぶ仕上がりが良いことを先生に報告したところ、『1回東京開催での出走を目指していきましょう。追い切りを重ねた状態を見て、具体的な出走レースは決めていきます』とのこと。コンディションに不安のないことから、本日(金)の検疫で美浦・木村哲也厩舎に帰厩しました。

  ひとこと

まさかの帰厩!もう少し後ろかなと思っていたので驚きました。このタイミングでの帰厩であれば、1/28セントポーリア賞(東京芝1,800m)か2/4ゆりかもめ賞(東京芝2,400m)、2/17フリージア賞(東京芝2,000m)のいずれかになります。どれも混合戦なので楽ではないでしょうが、クラシックに向けて楽しみな帰厩になりました。

 

 

 

 
レッドセニョール[牡3] 戦績:0-1-0-1
リアルインパクト×ポルケテスエーニョ(母父Medaglia d'Oro) <美>鹿戸雄一厩舎

2024.01.10 @鹿戸雄一厩舎 

坂路下馬場で運動後、坂路1本。

坂路 63.8-46.8-31.0-15.2 馬なり

 

鹿戸調教師「今日は全休日明けということで、坂路1本を軽めに乗って調整しました。少しチャカつく面はあったものの、走り出してからは落ち着いていてバランス良く動けていたと思います。先週金曜日に三浦騎手に乗ってもらってゲート練習をおこないましたが、中で少しピリピリした感じがあっただけに、もう少しリラックスして欲しいところです。最終追い切りは明日(木)坂路でおこなう予定でいます」

※1月13日(土)中山6R・3歳未勝利(芝2000m)を三浦皇成騎手で予定。

2024.01.11 @鹿戸雄一厩舎 

坂路下馬場で運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

レッドセニョール  54.2-39.2-25.2-11.9 馬なり

バンビーノデオーロ 54.6-39.6-25.5-12.2 馬也0.4秒追走同入

 

鹿戸調教師「今日は三浦騎手が騎乗して坂路にて併せ馬で追い切りました。セニョールが追走する形だったのですが、力むことなくコントロールは利いていましたし、それでいてスピード感も十分。終いもスムーズにギアチェンジして、最後まで余力を残して走っていたと思います。上がりの息や歩様にも問題はありませんし、出走態勢は整いましたね。予定通り、今週の土曜・中山6レース(芝2000m)に三浦騎手で向かいます。距離延長はプラスで、あとはスタートをしっかりと決めて欲しいですね」

※1月13日(土)中山6R・3歳未勝利(芝2000m)に三浦皇成騎手で出走します。

  ひとこと

ジョッキー騎乗とはいえ、美浦の新坂路で終い11.9は好時計。脚元も問題なく、ここまで良い形でこれました。6F延長で相手も骨っぽく、ここで必ず!とは言いにくいですが、阪神JF馬の2着は伊達ではないという所を見せて欲しいですね。

 

 

 

 
ルージュラメンテ[牝3] 戦績:0-1-1-0
ドゥラメンテ×ディエンティ(母父Storm Cat) <栗>斎藤崇史厩舎

2024.01.12 @宇治田原優駿ステーブル 

馬体重:460キロ(+6kg)

疲れは取れて馬体重も回復したため、予定通り今週火曜日から坂路での15-15を始めました。動きの良さは目立っていますし、地道に乗り込んできたこともあり、息づかいや息の入りも問題ありませんでした。明日(土)も同じくらいのペースで負荷を掛けることになっていますが、来週以降も週2回は強めの調教をおこなう予定。2月京都の競馬も視野に入っていることから、このまま緩めずに進めていきます。

  ひとこと

帰厩に向けてトレーニングを再開。リフレッシュを経て体も膨らんできたようです。次の京都で決められるように、しっかり訓練を重ねていきましょう。

 
 

 

 
ルージュセレスト[牝3] 戦績:0-0-0-1
シュヴァルグラン×ギエナー(母父Redoute’s Choice) <栗>池江泰寿厩舎

2024.01.10 @池江泰寿厩舎 

本日は坂路で調整しました。

坂路 67.4-50.2-32.9-16.5 馬なり

 

助手「明日(木)の追い切りに備えて、今朝(水)は角馬場でフラットワークをおこなってから坂路を1本上がりました。動きがどうこうというより性格的にかなり臆病で、馬と対面すると逃げ出そうとしますし、走っていても周りを気にするあまり委縮して集中できずといった感じ。これだと競馬で揉まれたりキックバックを浴びたりすることに不安が付きまといます。手応えからもまだまだ力不足で、心身両面の成長が待たれますね」

2024.01.11 @池江泰寿厩舎 

本日はCウッドコースで追い切りました。

ルージュセレスト  83.7-68.6-53.6-38.1-11.8 一杯

サンポーニャ    83.3-68.2-53.1-37.6-11.7

ユーキャンドゥイッ 84.0-68.8-53.8-38.3-11.8

 

助手「Cウッドコースで6ハロンから3頭併せでしっかり負荷を掛けました。後ろから追い掛けて、直線は内を通って併せ馬に。最後は遅れたとはいえ、時計を先週よりも詰めることができた点は良かったですね。騎乗した小沢大仁騎手によると、『道中は自分でセーブするような感じで、乗りやす過ぎるといった印象。促すと反応はしていたものの、それ以上ガツンとこなかったことからも、もう少し前進気勢が欲しいですね』ということでした。良化はスローと言わざるを得ませんが、少しずつでも良くなってきているのは確かですから、やるべきことをやっていくうちに気持ちのこもった走りができるようになるはずです」

  ひとこと

ボロボロに酷評されており、まぁ次走での変わり身は期待出来なさそうですねこれは笑い泣き。未勝利期間中にその成長が間に合うのかどうか。あと2〜3走で足切りされても文句は言えませんから、その間に何か変化があれば良いのですがね。

 
 

 

 
レッドセラス[牡3] 戦績:未出走
ハービンジャー×アストライア(母父キングカメハメハ) <美>大竹正博厩舎

更新なし 

 
 

 

 

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