JRAの競馬始めは今週末の1月6日から。私の出資馬ちゃん達の初出走は1月13日予定ですので、今週は束の間の競馬休み週間です。
話題も少なめなこの期間ですが、先日届いた社台グループの会報に、2024年の賞金体系に関わる記事が乗っていたので、折角ですし取り上げてみたいと思います。我々一口馬主には大事なお話ですからね。
昨年のような平場の手当の大幅拡充などのドでかい話題は少なかったですが、今年の競馬始めに向けての事前準備をしておきましょう。
内国産馬奨励金
6着:1着賞金の6%→7%
7着:1着賞金の4%→5%
8着:なし→1着賞金の3%
昨年の改定で、5着までだった内国産馬奨励金が7着までに拡大されました。今年は6着&7着の賞金が1%増額されるとともに、8着まで対象が拡大されています。
金額についても、未勝利クラスが10万円の増額となりました。
昨年に続き下位クラスへの手当が厚くなった形ですが、これにより2歳〜3歳3月まで限定ではありますが、未勝利戦の方が新馬戦よりも手当が10万円多いという構図が完成しています。本賞金やらを含めると、総賞金額は新馬戦の方が高いは高いですけどね。昨年にも何頭かいた未勝利善戦マンにとっては、総獲得賞金に違いが出てきますから、大きな変更点です。
ちなみに、内国産牝馬奨励金も同様の改定となっています。
特別出走手当
ベースとなる金額が、全ての競馬場で一律25,000円アップの495,000円となりました。これに加えて、2歳戦は30,000円増、1,800m以上のレースは60,000円(3再限定戦は30,000円)増と、全体として非常に手厚くなっています。
今年の賞金回りの増加額の実に60%近くの予算が、この特別出走手当に回っていますから、今年最も強化された点になりますね。
2歳早期デビューや、クラシックディスタンスを走れる馬の価値が相対的に上がった形かなと思います。今年の出資検討の材料として、頭にくる入れておきたいです。
事故見舞金
馬の死亡、競争能力喪失、屈腱炎に係る号数が100,000円増。その他が50,000円増となりました。
昨年は出資馬の中でも屈腱炎を発症した馬が1頭いました。人間のスポーツでもそうですが、競技としての負荷が高まっている現代においては、故障のリスクも以前までよりも高まっています。サラブレッドともなればなおのこと。故障回りの手当の拡充は、出資者としては大変ありがたいです。勿論、怪我をしないに越したことはないんですけどね!!