秋競馬も本格化していく中で、我が2歳愛馬達も続々と出走が決まっています。
9/30(土)にルージュラメンテがデビュー。デビュー戦2着のレッドセニョールは翌週10/7(土)の未勝利戦に、10/21(土)にはルージュセレストもデビューを迎えます。その他、ルージュサリナスは11月の東京を予定、頓挫が多かったサンデーのポルトフェリスも先週入厩したので、年内にはデビューか期待できそうです。今年の2歳馬は、大半が年内デビューとなりそうですね。
今の競馬は、デビューが早ければ早いほど勝ち上がり率が高まる傾向ですから、有り難い話です。


他方で残念なお別れも。先週の格上挑戦で6着に敗れたルージュサクシードは、残念ながら未勝利引退が決まりました。掲示板入りは1度のみでしたが、格上挑戦2走を含む計7戦を、タフに走り抜けてくれました。お疲れ様でした。
出会いもあれば別れもある趣味ですが、この気持ちだけはなんとも言い難いですね昇天昇天



ルージュサクシード[牝3](0-0-0-1-0-6)

オルフェーヴル×ハロウィンデイズ(ディープインパクト)
  • 2023.09.20 引退

本馬は9月18日の中山競馬・3歳上1勝クラス(ダ2400m)に出走して6着での入線。3歳未勝利の番組が既に終了しているこの時期に未勝利という現状、これまでの競走成績、レース内容などを踏まえ、本馬の今後について関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。長い間、ルージュサクシード号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。


松永幹夫調教師「前走の結果を受けて関係者の間で協議をおこなった結果、ここで現役から退くことになりました。勝ち星は挙げられなかったですが、大きなケガもなく、半年あまりの間に7戦を全力で駆け抜けてくれました。特に最後の2戦は厳しい暑さの中、長距離輸送を乗り切り、上のクラスの馬相手に見せ場を作るなど頼もしさすら感じましたし、頭が下がります。タフさには光るものがある反面、しっかりトレーニングを積んでも勝ち切るだけのスピードは満たされない感じで、レースでも上位から大きな差をつけられて入線するといった内容から、これ以上の結果を求めるのは厳しいと判断し、引退することを決めました。これから先、次の仕事も控えているでしょうから、まずは健康第一で過ごしてもらいたいです。これまでありがとうございました」

残念ながら引退となりました。遅生まれ故デビューは年明けの未勝利戦となりましたが、そこから7戦をタフに頑張ってくれました。とはいえ、師も言うようにスピードの能力値が足りませんでしたね。

馬の頑張りももちろんですが、松永厩舎にも本当に良くしてもらいました。7/15の4走目10着、8/13の5走目8着辺りで早々に引退させられていてもおかしくなかった中、条件を探りながら2度の格上挑戦にチャレンジさせてもらえるなど、馬に真摯に向き合ってもらったと思います。こういった結果にこそなりましたが、アプローチや騎手、レース選択を含めて大きな不満はありません。松永厩舎にはまた是非出資したいですね。


コメントから見ると、繁殖入り出来そうな感じですかね。良い子を産んでもらいたいです。デビューから半年間でしたが、よく頑張ってくれました。これからの馬生に幸あらんことを!

 


 

ルージュラメンテ[牝2] [栗]齋藤崇厩舎

ドゥラメンテ×ディエンティ(Storm Cat)

  • 2023.09.20 @齋藤崇史厩舎

坂路1本後、ゲート練習。

坂路 64.4-47.3-31.1-15.6 馬なり


齋藤崇調教師「全休明けなので軽く乗った後にゲート練習をしておきました。1本だけポンと出してみましたが、普通に出てくれたので大きな問題はなさそうです。戸惑う感じもなかったですよ。進めてきてテンションが嫌な方に向くのだけ心配していましたが、今のところお転婆なところはあるものの全体的なテンションは変わらないので大丈夫でしょう。明日(木)また西村淳騎手に乗ってもらって追い切る予定ですが、そこでの動きや騎手の話も聞いた上で来週使うかどうか判断したいと思っています」

※9月30日(土)中山5R・2歳新馬(牝馬・芝1600m)を西村淳也騎手で予定。

  • 2023.09.21 @齋藤崇史厩舎

角馬場後、坂路1本。

ルージュラメンテ 55.4-40.0-24.9-12.5 馬なり

アルサプーア   55.8-40.3-25.1-12.5 馬なり

※0.4秒追走同入


齋藤崇調教師「今日も西村淳也騎手に乗ってもらって追い切りました。前を行く誘導の馬がなかなか進まず入りが遅くなりましたが、その分ラスト2ハロンは余裕を持って楽に動けていたようですよ。西村淳也騎手によると、『先週より走りも雰囲気も良かったですし、ペースが遅い中でもリラックスして走れていました』ということなので、テンションもここまでは我慢できているようですね。『息の入りなど、まだ良くなる余地はありますが、今日の1本でもう一段上がってくると思います』ということなので、今のところ予定通り来週の中山に向かうつもりです。気性的にいきなりの輸送競馬がどうかというところも考えましたが、いつかは経験していかなければならないですからね。あまり攻め過ぎてピリピリしてくるのも嫌なので来週使う方向で進めていきます。全体に芯が入ってくるのはもう少し先かなと思いますが、どんな競馬ができるか見てみたいですね」

今週は同じく2歳新馬と併せ馬。相手が調教助手騎乗、こちらがジョッキー騎乗で差が出ましたが、それを差し引いてもよく動けている印象です。予定通り来週30日の中山でデビューを迎えることになりそうですね。

牝馬で初手輸送はどうかなぁと思う反面、齋藤先生のコメントを見ていると先を見据えての輸送、とのことですので期待の裏返しと受け取って良いのかな……?

netkeibaでもPOG記事が上がり、師からも「先々が楽しみ」とのお言葉を頂いていますから、それに応える走りを期待したいですね!

  

 


レッドテンペスト[騸3](1-3-0-0-0-2)

リオンディーズ×ストーミーレニー(Storm  Cat)

  • 2023.09.20 @笹田和秀厩舎

本日は坂路で調整しました。

坂路 61.2-45.8-30.5-15.4 馬なり


助手「土、日、月と三日連続でCウッドコース入りし、月曜日には2ハロン15秒を切る時計を出して基礎体力の底上げを図りました。今朝(水)は坂路を普通キャンターで1本上がりましたが、前回大敗した時よりも前向きさがありますし、その中でも暴走することなく我慢は利いていました。前後左右のバランスもだいぶ良くなってきていますよ。明日(木)はいつも通り坂路で追い切りを消化する予定です」

※10月8日(日)京都8R・3歳上1勝クラス(芝1400m)を鮫島克駿騎手で予定。

  • 2023.09.21 @笹田和秀厩舎

本日は坂路で追い切りました。

坂路 54.7-39.8-25.6-12.5 馬なり


助手「まだ2週前ですし、今週日曜日にCウッドコースで時計を出す予定のため、今朝(木)の坂路での追い切りは全体を軽めにとどめて終いだけサッと動かしました。折り合いはついたものの、動きはまだ重ためといった感じ。気持ちの部分でもまだピリッとしていないので、このあと少しずつ変わってきてくれれば…といったところですね。週末は直線だけ伸ばし、来週の1週前追い切りはテンからビッシリ負荷を掛けるつもりです」

2週前ということもあり、まだ気持ちが乗ってきていない様子。再度の1,400mですので、前向きさを取り戻すのは必須です。来週の1週前追いでビッシリやられる中で、この馬らしい前進気勢が出てくればといったところですね。

 

 

 

レッドセニョール[牡2](0-1-0-0)

リアルインパクト×ポルケテスエーニョ(Medaglia d'Oro)

  • 2023.09.20 @鹿戸雄一厩舎

北のダートコースを1周半。

鹿戸調教師「今日は全休日明けということで、北のダートコースを長めに乗って調整しました。うるさい面を見せず落ち着いていましたし、走りのバランスも良かったですね。軽めで乗っていてもまだ緩さがあるものの、以前よりも芯はしっかりしてきた印象です。追い切りは明日(木)おこなう予定です」

※10月7日(土)東京3R・2歳未勝利(芝1400m)を三浦皇成騎手で予定。

  •  2023.09.21 @鹿戸雄一厩舎

Aコース半周後、ポリトラックコースで追い切り。

レッドセニョール  69.1-53.2-39.1-11.6 馬なり

シュバルツクーゲル 69.1-53.2-39.1-11.6 馬なり


鹿戸調教師「今日はポリトラックコースで追い切りをおこないました。セニョールが先行する形だったのですが、前半から折り合いはスムーズで、道中で溜めを作ることができていましたね。終いは今週デビュー予定の馬の動きを見ながらでしたが、手応えには余裕があり、最後まで集中して走っていたと思います。上がりの歩様や息遣いも問題なく、乗り込みながらコンディションも上がってきていますね。再来週のレースに向けて、ここまでは順調そのものです」

今週はポリトラックでサラッと。来週ある程度しっかりやることになりそうですね。併せた相手のシュバルツクーゲルは、今日の新馬戦を快勝しており期待度が高まります。

そのクーゲルの方から調教映像をJRA-VANで確認しました。先行した分終いの脚色は相手優勢でしたが、集中して走れていますしフォームも良いですね。後は鞍上のサインへの反応が鋭くなればといったところですが、この辺はコメント内の緩さも含めて遅生まれ故でしょう。まだまだ良くなり続けるはずですから、しっかり土台を作っていきましょう。





ルージュセレスト[牝2] [栗]池江厩舎

シュヴァルグラン×ギエナー(Redoute's Choice)
  • 2023.09.21 @ノーザンファームしがらき→池江泰寿厩舎

本日(木)の検疫で帰厩しました。

  • 2023.09.15 @ノーザンファームしがらき

本日は坂路で調整しました。

坂路 69.0-50.9-34.2-16.3 馬なり


池江泰寿調教師「牧場での調整は順調に進み、やれることはやり切っていただいたとのことだったので、少し予定を早めてこちらに戻しました。体はずいぶん良くなりましたね。無駄肉が取れて競走馬らしくなっています。今朝(金)は坂路を1本といったメニューでしたが、調教の行き帰りにかなり繊細な部分を見せていたようで、見える物や音に反応して飛んでいってしまいそうだったとのこと。前回もメンコを着用して調教に臨んでいましたが、引き続きその必要があるようです。これからイレ込みがきつくならないといいのですが…。コースでの行きっぷりは上々ですでに気持ちも入っているので、週末の15-15はもちろん、来週半ばに予定している4ハロン55~56秒くらいの時計でもスッと動けるのではないでしょうか。現時点でデビュー戦については10月21日(土)京都の芝1400mで考えています」

少し早めの入厩後、デビュー予定も出ましたがまさかの1,400mびっくり。血統的に長い所かと思ってましたが、これはコメントにもある気性面の影響からでしょうか……?しがらきの「やれることはやり切った」というコメントも少し不穏です……。

とはいえ、池江厩舎の牝馬といえば、同じく1,400m戦デビューからオークスを勝ったミッキークイーンなんかもいます。ポジティブに捉えれば、短距離でやれるだけのスピードがあるということかも知れませんので、まずはデビュー戦のレースっぷりに期待ですね。

 

  

 

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