5月22日(日)に、しれっと東サラの2023年募集馬リストが発表されていました。なんの音沙汰もなく、しかも休日にこっそり発表されていたので、気付いたのは寝る間際でしたね笑。一大イベントなんだからもっと力入れて告知せんかい!
 

 

 

 
 

頭数は全52頭で昨年並み。ザッと見た印象としては、

 

①ノーザン12頭+社台15頭+白老2頭=29頭。社台系生産が過半数。特に社台ファーム生産が多い

②昨年初めて募集された追分F生産馬は今年はゼロ。行きずりのワンナイトだった模様。

③エピファネイア6頭、サートゥルナーリア5頭、レイデオロ4頭が多め。逆にロードカナロアは1頭のみ(昨年売れ行きが悪かったから?)

初仔多すぎ(17/52頭)。産駒未デビューの母(初仔+2番仔まで)が30/52頭。こんなに多かったっけ?

遅生まれ(4月以降)は16/52頭と少なめ。現3歳世代のデビュー率の低さを反省したか?

⑥母優先対象馬は19/52頭で、昨年の9頭から大幅に増加。

⑦厩舎はフラットで、最大でも預託は2頭まで。

 

 

といったカンジでした。後は価格が出てからになりますが、初仔が多すぎること以外は良いラインナップなんじゃないですかね?多少値上がりはするでしょうが、ある程度親近感を覚えられる値付けをお願いしたいところです。

 

 

高額募集馬となりそうな馬について何頭かピックアップすると、

 

 

エスケイプクローズ22(父ドゥラメンテ) 中内田厩舎

→セレクトで7,700万円。高いだろうが夢は見れる材料は揃っている。馬体が良ければ最優先候補
 
ラストグルーヴ22(父レイデオロ) 新規開業厩舎
→半兄レッドモンレーヴ(父カナロア)が母悲願の重賞制覇。そしてこの良血が栗東の新規開業厩舎……福永厩舎じゃな?ということで界隈がザワついています。恐らく厩舎もあって大人気。
 
レッドオルガ22(父ロードカナロア) 藤原厩舎
→今年唯一のカナロア産駒。1つ上に続いてのカナロア。初仔も能力はありそうだったため、2番仔になってどう変わるか。
 
レッドファンタジア22(父レイデオロ) 木村厩舎
→気性に難のある母だが、空胎明けは○。キムテツ行きということは期待馬かな。
 
フィオドラ22(父キズナ) 大竹厩舎
→今年生産界隈激推しのキズナ産駒。母は独オークス馬で産駒勝ち上がり率も優秀。
 
エリーシエズワールド22(父Saxon Warrior) 中内田厩舎
→セレクトで7,480万円。父の日本適性にクエスチョンマークも、中内田厩舎ということは期待の裏返し?
 
リュズキナ22(父エピファネイア) 池江厩舎
→1つ上はPOGでも人気。半兄にGⅡ京都新聞杯を勝ったレッドジェネシスがいるが、この母の子はピンかパーな印象なので見極め重要。
 
 
といったところでしょうか。
現時点での印象としては、エスケイプクローズ22ラストグルーヴ22のどちらかに最優先+10万円/口以下の馬を2頭ほど=3頭
といった戦略を思い描いていますが、果たして。
 
動画を見るのが楽しみですね!あと東サラくんは募集スケジュールを先に公表しといてくれ
 
 
 
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