●ステラリードの22
母はGⅢ函館2歳Sを優勝。産駒もキングエルメス(ロードカナロア)が2歳重賞を制し、現3歳のテラステラ(モーリス)も1勝クラスを突破。非常に仕上がりの早い早熟一族です。本馬は紫苑Sで2着、秋華賞4着とクラシックで活躍を見せたパラスアテナの全妹ということになります。
一点気になるのは、広尾×矢作厩舎のタッグでは牡馬の活躍のみが目立つこと(牝馬は現3歳のメリタテスが初預託ですが、頓挫で未デビュー)。矢作厩舎自体は、リスグラシューやラヴズオンリーユーなど牝馬の活躍馬もいますが、とはいえ基本は牡馬の活躍が目立つ厩舎。
となると、全姉と同じ高柳厩舎もあるのかな?非矢作厩舎でルーラー産駒の牝馬なら、どれだけ高くても3,000万円。それを超えたら割とボッタクリ価格です(正直他クラブなら2,400万円とかで収まる)。値段と厩舎次第、といったところでしょうかね。
●ディメンシオンの22
恐らく今年最も期待を集めている馬でしょう。
祖母ミスペンパリーはパンサラッサ(ロードカナロア)の母。そこにディープインパクトを噛ませてロードカナロアを配合。要はパンサラッサの3/4同血です。
母自身も20戦5勝、重賞で馬券内が3度と活躍馬。初仔な点は気がかりですが、サイズが良ければ一気に期待感は高まります。
矢作厩舎とのタッグで見たい馬ですね。
●ステラエージェントの22
募集されるかは謎ですが(母は広尾持ちの繁殖ではないハズ?)、一応出資しているジーベックの下なので触れておきます。
今年がラストクロップとなるドゥラメンテ産駒。母は米で1勝ですが、BCJFで3着があります。
ドゥラメンテ牡馬というだけで、価値は高いでしょう。募集されたらお高くなるでしょうね。
広尾くんについては、ある程度出資に関するお勉強をした後からのタイミングで、出資したいと思える馬に出会えてないのが現状。
今年の1歳馬でも良い出会いがなく、かつジーベックがイマイチ&キャロット入会とかになっちゃったら退会も視野に入りかねません。