本日28日の競馬をもって、2022年のJRAの全レースが終了しました。

 

いやぁホープフルステークスは荒れましたねぇ。

2歳の中山2,000mということで、内前有利は予想していましたが、まさか横典さん逃げる+14番人気ドゥラエレーデが勝つとは。

△-△-無印の決着でした。こりゃお手上げや🙌

ムルザバエフ騎手はJRAのGⅠ初勝利ですが、やはり上位の外国人ジョッキーは凄いですね。

 

さて、年が明けると年齢を一つ重ね、一気にデビューの足音が近付いてくる現1歳馬たちの、年内最後の更新がありました。

 

 

 

 

ギエナーの21(1歳♀)

[栗]池江厩舎

父シュヴァルグラン

母ギエナー(母父Redoute's Choice)

2022.12.28 @ノーザンファーム早来

馬体重:461キロ(+5kg)
ラスト1ハロンで15秒台に入ることもある坂路調教、周回コースにおける1800mのキャンター、トレッドミルを使用した調整といったメニューを、元気にこなしています。トモの硬さが取れ、手応えの良い、伸びやかな走りが出来ています。全体的に肉付きが増し、胸部の厚みが目立ってくるなど、馬体も順調に成長中。バランスが良く、数字以上に大きく見せるタイプでもあります。気性は素直で、特に手が掛からない牝馬。詰め込み過ぎないよう注意しながら、トレーニングを重ねていきます。

しまい15秒まで来てますね。順調順調!ノーザンファーム組の中でもかなり進んでいる部類だと思います。

写真を見ていると、硬さが取れたと言われているトモはまだ実が入っていない印象。映像からもまだまだ非力に映りますから、トモがパワーアップしてくると一気に良くなりそうですね。

気性が良い点も、元々長距離馬と思って出資しているので好材料。年末のリフレッシュを挟んで、引き続きしっかり乗り込まれていけば、夏頃のデビューも見えてくるかも知れません。




 

 

ポルケテスエーニョの21(1歳♂) 

[美]鹿戸厩舎

父リアルインパクト

母ポルケテスエーニョ(母父Medaglia d'Oro)

2022.12.28 @ノーザンファーム早来

馬体重:464キロ(+22kg)
角馬場で乗り込んでから坂路に入り、ハロン16~17秒ペースで駆け上がっています。リアルインパクト産駒らしい、気持ちの入った走りが持ち味。動きには、素軽さと力強さがあり、スピード感も十分です。馬体が引き締まり、張りも良化。背肉が付き、生来の背中の良さが、際立ってきた印象を受けています。普段は大人しい若駒ですが、馬場に入ると闘志を出してくる、競走馬らしい気性も、セールスポイント。成長の度合を図りながら、徐々にペースを上げていく方針です。

坂路の時計を順調に詰めながら、馬体重が+22kgと大きく増えました。5/2の遅生まれですから、成長期に入って来た感じですかね。立ち写真も、明らかに体高が伸びて来ていてグッドです。

坂路ではまだフラフラしていて、ラチ(壁)を頼らないと真っ直ぐ走れなさそうなのでまだ力不足ではあるのでしょう。それでも、前進気勢のある良い走りが出来てると思うので、こちらも引き続き順調に進んでいければ。

 

 

 

 

 

サファリミスの21(1歳♀)

[美]木村厩舎

父キタサンブラック

母サファリミス(母父Not For Sale)

2022.12.28 @ノーザンファーム空港

馬体重:451キロ(▲4kg)
ハロン17秒の時計を2本出す坂路調教に加え、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。キビキビとした身のこなしが特徴で、素軽い走りが出来ています。母の産駒には、小柄な仔が多いのですが、この馬は元々馬格があり、体高や幅も順調に増してきています。気性は素直ですが、ペースが上がり、いい意味での“我の強さ”が出てきました。これが悪い方向にいかないよう、注意しながらトレーニングを継続していきます。成長力もありそうで、今後の変り身が楽しみです。

今月の更新で、ようやく坂路入りとなりました。よかったよかった。その影響から少し馬体重を落としましたが許容範囲内ですね。

馬体はまだまだ寂しいですが、胸前が少し深くなってきたかな?動き自体はセンスが良さそうなので、じっくり乗り込まれていってくれればと思います。


 

 

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