もう2022年も残すところあと僅か。

中央のGⅠも、古馬が2つ、2歳GⅠが3つと区切りが近付いてきていますね。年度代表馬争いも混沌としており、年末まで楽しめそうです。

 

 

さて、月末を迎えましたので、東サラ1歳馬達の近況が更新されました。

今年の東サラは(気づけば)5頭の出資となっていましたので、今月からはNF組と非NFを分けていきたいと思います(数多くて見づらいので )。

 

 

 

 

ギエナーの21(1歳♀)

[栗]池江厩舎

父シュヴァルグラン

母ギエナー(母父Redoute's Choice)

2022.11.30 @ノーザンファーム早来

馬体重:456キロ(±0)
ハロン16~17秒ペースの坂路調教、周回コースにおける1800mのキャンター、トレッドミルによる調整といったメニューを、元気にこなしています。当初はトモの動きに硬いところがあったのですが、走りのバランスが良くなり、動きにも余裕が出てきました。身体付き、筋肉の付き方が、変化している最中。馬体が引き締まり、だいぶ競走馬らしくなってきました。普段は大人しい方ですが、馬場入りすると、ピリッとした面も見せるタイプ。トモの強化を念頭に、トレーニングを重ねていきます。

先日実馬に会ってきましたが、やはりトモがまだまだ弱いという感じですね。まぁこれはハーツクライ系ですししゃーなしといった感じ。

先月末更新時がハロン18〜19秒でしたので、順調にペースアップ出来ているようです。

これでもまだ腹回りが緩くトモ高な状態ですから、まだまだ成長してきそう。まずは年末まで、緩まずしっかり乗れるようだと良いですね。

 

 

 

 

ポルケテスエーニョの21(1歳♂) 

[美]鹿戸厩舎

父リアルインパクト

母ポルケテスエーニョ(母父Medaglia d'Oro)

2022.11.30 @ノーザンファーム早来

馬体重:442キロ(+10kg)
角馬場で乗り込んでから坂路に入り、ハロン17~18秒ペースで駆け上がっているほか、周回コースにおける2700mのキャンターをおこなっています。遅めの時期に当場に来た組の中では目立つ存在で、きっぷりの良い、とてもしっかりとした走りを披露しています。気性は素直ですが、競走馬らしい気持ちの強さを持っている若駒。まだ幼児体型ですが、肉付きの良さ、背中のラインの綺麗さ、トモの張りなどは、目を見張るものがあります。遅生まれでもあり、じっくりと進めていく方針です。

馬体重がしっかり増えてますね。素晴らしい。

馬体面もかなり良くなっていて、特にトモなんかはかなりボリュームアップしています。体高も心なしか伸びたかな?ザ・短距離走馬って感じの体付きになってきたように思えます。

とはいえ、遅生まれでまだまだこれからでしょうから、3月頃まではじっくりしっかり乗り込んでいって欲しいですね。

 

 

 

サファリミスの21(1歳♀)

[美]木村厩舎

父キタサンブラック

母サファリミス(母父Not For Sale)

2022.11.30 @ノーザンファーム空港

馬体重:455キロ(+22kg)

ロンギ場での乗り運動に加え、周回コースにおける2500mのキャンターを開始しています。馬によっては、馴致の時期にトレッドミルに入れたとき、凄く嫌がることがあるのですが、この馬はスンナリと受け入れてくれて、何の問題もなくトレーニングを進められたように順調にステップを踏むことができています。体重が増えながら、馬体が引き締まってくるなど、確実な良化を示している点は、強調材料。身体の使い方も上手で、今後の成長が楽しみです。

ノーザンファーム組の中で、唯一まだ坂路に入っていないです。3.17生まれなので遅生まれという訳でもないですが……これまでのレポートにもそれらしい文言はないですしね。

トラブルがなければそれで良いのですが。もしかしたら気性的な所かもしれません。ただ、動画の歩様は柔らかみがあってリズム感も良く、やっぱり素材は良さそうに映りました(親バカ説もあります)。

本格的なトレーニングがまだですから、馬体も他2頭と比べると幼いです。来月の更新では坂路入りが出来ていると良いですね。

 

 

 

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