W杯ドイツに勝っちゃいましたねぇ。いやぁ驚いた。ヒドイ前半に絶望してましたが、後半はあれよあれよの逆転劇でした。おめでとうございます。
 
さて、ゲートが苦手な2歳世代エース候補の東サラレッドアーバインくんの近況が更新されました。
 
 
 
レッドアーバイン(2歳♂)
[美]手塚厩舎
父Kingman
母Speedy Boarding(母父Shamardal)
2022.11.23 @美浦:手塚貴久厩舎
角馬場運動後、ゲート練習。
手塚調教師「今日のゲート練習からゲート内での縛りをおこなっています。縛った状態で20分ほど様子を見たところ、最初の10分は我慢してくれたものの、後半の10分はゲート内でずっと前掻きをしていましたね。縛った状態でもまだ安定感が出ている感じはしませんから、明日以降も同じようなメニューでゲート練習をおこなっていきたいと思います」
 2022.11.24 @美浦:手塚貴久厩舎
角馬場運動後、ゲート練習。
手塚調教師「今日もゲート練習中心のメニュー。昨日同様にゲート内で縛って、その状態で20分ほど様子を見ました。我慢できる時間も長くなっていますし、前掻きもそこまでしなかったです。明日も同じような内容で進めて大丈夫そうであれば、来週から騎乗者を乗せたままゲート縛りをおこなう予定で考えています。徐々に慣れも出ていますし、何とかゲートへの不信感を取り除けるように対応していきます」
 
今週から、ゲート内で20分程縛り付けられるトレーニングメニューとなったアーバインくん。徐々にですが、ゲートに慣れてきている様子です。
 
さて、このゲート内での「縛り」ですが、普通に競馬を見てるだけでは耳馴染みがなく、恥ずかしながら私は知らなかったので、調べてみました。
以下の調教助手さんのコラムが分かりやすかったので、ここから簡単に引用してみます。
 

 

 

 

ゲートのなかで静止していることが出来ない馬に対して施される、矯正方法のひとつ(中略)首に輪っかをかけて、ロープで固定する方法。その状態で、30分〜1時間程度放置する(中略)秋口は、ゲートに行けば毎日誰かが縛っているというのが現実。
 
 
文字通り、ゲート内に縛り付けられて放置されるとのこと。強制的に長時間ゲート内に閉じ込めることで、ゲートに慣れさせる及び暴れてもムダだということを教え込む、といったところでしょうか。
毎日誰かが縛られているのがトレセンの日常、というのには驚かさせられましたが笑
 
 
さて、この「縛り」については一長一短のようで、先程のコラム内では以下のように書かれていました。
 
 
(メリット)
・短時間で効果が得られる
・どんな馬に対してもある程度有効
・ゲートの出が早くなる
(デメリット)
・肉体的な負担が大きい
・ゲートの入りが悪くなる
 
 
やはり荒療治な感じなんでしょうね。とはいえ
効果の程も間違いないのでしょう。ゲートの出が早くなるのは、中にいたくないからなのでしょうか。
 
そして消耗が激しく、当たり前ですが馬はゲートを嫌いになるようです。まぁ毎日縛り付けられてたら人間でもそうなりますしね。
 
 
タフな調教のようですが、効果はあるようですから、早くこの練習から開放されるよう、アーバインには少しでも早くゲートがお上手になってもらいたいところです。
 

 

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