2歳戦が開始してから5ヶ月が経過しました。

年末の2歳重賞に向けて、有力馬たちが次々に出てきていますが、そんな中東サラがシレっとヤバいです。

 

 

一口DB「クラブ分析」より参照

 

 

 

昨年45頭が募集され、デビュー済が12頭。勝ち上がれたのは僅かに2頭(レッドソリッドレッドロスタム)のみ。

毎年50%超の高い勝ち上がり率で安定していることが強みである東サラですが、ここまでは大苦戦中です。

 

その他のクラブでも、ノルマンディーが募集58頭・デビュー済17頭・勝ち上がり0頭。

そして天下のキャロットクラブも、募集89頭・デビュー済40頭に対し勝ち上がり6頭(6.7%)と、こちらも低調です(ラヴェルが重賞を制して意地を見せてはいますが)。

 

 

現3歳世代も、低調な結果に終わったクラブが多かった一口界隈。理由は様々でしょうが、間違いなく絡んでいるのは募集頭数の増加による募集馬の質の低下だと思っています。

要はハズレクジの封入率が増えたわけです。

 

一口馬主は2015年頃から拡大を続けており、そのバブルは留まることを知らない状況。

増え続ける一口馬主の人口(=需要)に対し、募集馬の数(=供給)が不足している構図は長らく変わりません。

 

我らが東サラで見ても、募集頭数は純増の一途を辿っていて、30頭(18年)→37頭(19年)→42頭(20年)→45頭(21年)→52頭(22年)と推移。

5年前と比較すると、倍近くまで増えています。

 

募集頭数が増えているからこそ、その中に紛れてる数少ないダイヤモンドの原石をピンポイントで拾い上げる必要性が高まっており、これが一口馬主という趣味をより難しいものとしているように感じられます。

 

決して安くはないお金がかかる趣味なので、尚更ね。