早いもので9月が終わり、11月を迎えました。
今週は秋のGⅠシーズンの始まりを告げる、電撃の6ハロン戦スプリンターズステークス、そして悲願の優勝を目指す日本馬達が出場する凱旋門賞と、ビッグレースが目白押しです。
ちなみにスプリンターズステークスは、
◎メイケイエール
○ナランフレグ
▲ウインマーベル
☆テイエムスパーダ
を軸に検討中です。馬券ムズカチイ……。
さて、そんな最中で9月最後の2歳馬達の更新がありました。デビューに近づく仔、暴れん坊将軍、まだまだ時間がかかりそうな仔と様々です。
父リオンディーズ
母ストーミーレニー(母父Storm Cat)
2022年09月28日
本日は坂路で追い切りました。
坂路
レッドテンペスト 54.4-39.4-25.8-13.0 強め
メイショウケンセイ 53.5-39.0-25.4-12.8
助手「坂路で終いだけ動かしてみたのですが、まだ緩いのでなかなか時計を詰められませんでした。それでも先週に比べて前向きさが感じられ、わずかでも上体が起きてバランス良く走れるようにはなっていましたよ。課題は徐々に解消してきています。先週末からCウッドコースでも乗っていますが、今後も定期的にコース入りして息も作っていければと考えているところ。来週の追い切りの内容次第でデビュー戦も見えてくるのではないでしょうか」
2022年09月29日
栗東:笹田和秀厩舎
本日は引き運動をおこないました。
助手「昨日(水)午後、馬匹会社に協力してもらって馬運車に乗せる練習をしてみました。ところが馬運車に近づこうとしなかったり、近づいたと思ったら大きなアクションで逃げたり、4人掛かりでも乗せるまでに30分あまり要しました。積み終わってトレセン内を少し走行してもらってからは問題なかったのですが…。ゲート練習を始めた時もそうでしたが、何をするにも慣れるまでに時間が掛かるタイプなので、繰り返し練習していくしかなさそうですね。今日も練習したいと思います」
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引き続き入厩しながらの調整となっているテンペストは、坂路で追われて先週よりも時計は縮めています。
更新された写真を見ても、まだまだ筋肉が足りておらず、なよっとした印象。
それでも難しい面を見せずに調教に取り組めているのは良かった……と思いきや、馬運車に乗るのイヤイヤ期に突入していた模様笑
気性が荒い、というよりはかなりの怖がりで、その結果が荒い行動に繋がっているような印象も受けます。
とはいえ、デビュー戦についても言及されましたし、大きな頓挫もなく進められているのは嬉しい限り。
慣れるのに時間を要するという言葉からも、使いながらになるでしょうから、早めのデビューとなると嬉しいですね。
父オルフェーヴル
母ハロウィンデイズ(母父ディープインパクト)
2022年09月30日
ファンタストクラブ
ウォーキングマシン運動60分、屋内ダートコースでダクとハッキング800~1600m、キャンター2400~3200m(上限17秒ペース)。
担当スタッフ「この中間も雨の影響で坂路が使えなかったため、今週火曜日はフラットコース2400mを1周目に20秒ペース、2周目と3周目は17~18秒ペースまで伸ばしました。引き続きネックストレッチを着用し、重心が低くなるように意識しながら乗り込んでいるところです。フラットコースで乗っている分にはいいフォームを保つことができているだけに、あとは坂路で速いところへ行った時にどうかといったところ。幸い今週末は坂路が使えそうなため、ウッド坂路で時計を出すつもりです。相変わらず混み合っていて具体的なスケジュールこそまだ決まっていないものの、本州行きの馬運車に予約を入れているとのことでしたから、移動に備えての準備も進めていきます」
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ファンタストクラブで乗り込まれているサクシードちゃんは、来月中には入厩となりそうな気配。11月中のデビューが少しずつ見えてきました。
写真を見ても、月初と比べると入念に乗り込まれている影響からか、トモのボリュームが増し、シルエットが良くなってきましたね。
この調子で、入厩に向けてみっちり乗り込まれて下さい。
父Kingman
母Speedy Boarding(母父Shamardal)
2022年09月30日
チャンピオンヒルズ
馬体重:496キロ
今週からさらにペースアップしたところで、ウッド坂路ではラスト1ハロン13秒台の時計も出し始めました。まだ緩いことや1本目だったこともあり、ゴール付近の手応えにあまり余裕はありませんでしたが、反応や動きに問題点はありませんでした。まもなく入厩する予定ですが、無理せず成長に合わせて進めてきたことで背は伸びて筋肉量もアップ。だいぶ逞しくなっています。引き続き週2回は強めの調教をおこなってコンディションを整えていきます。
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早めの時計も出し始めるなど、入厩に向けての最終調整といったところ。
馬体はまだまだ寂しいですが、良血馬らしく雰囲気があっていいですね。
こちらも10月中旬までには入厩となりそうな気配。
まずはゲート試験からですが、そのままデビューを目指せるような形をチャンピオンヒルズさんに作っておいて頂きたいところです。
父キタサンブラック
母ヴィヴェンシャル(母父Mutakddim)
2022年09月30日
富田ステーブル
馬体重:480キロ
この中間も順調にトレーニングを継続することができており、ハロン15秒ペースを基本に引き続き周回コースと坂路での乗り込みを進めています。まだ成長段階にあることから背腰に疲労が溜まりやすく注意は必要ですが、獣医師による馬体チェックでも大きな指摘はなく、休まず順調に日々のメニューを消化することができています。じっくりと腰を据えて馬の成長に合わせて進めてきたことで、ようやく馬自身に芯が通ってきたところですので、もうしばらく現行メニューで体力面など全体の底上げをと考えています。
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2歳馬唯一の北海道組のヴィーダちゃん。この仔はまだまだ時間がかかりそうですね。
今回の更新でほぼ進展がなかったのは残念ですが、年明けデビューが出来るように進めて頂きたいところです。
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