燃えろ! 太陽

燃えろ   実は私は、この漫画家の大ファンである。

 「燃えろ! 太陽」とか、「燃えろ! スパイク」とか、「エリザは緋と燃えた」とか、やたら燃えるのが好きな作家なのだが、キャラがとーっても私好みで、なおかつ見せ場(クライマックスとは限らない)の作り方が上手い。

 「燃えろ! 太陽」で、チンピラに襲われてサチが迎えうつシーンとか、「燃えろ! スパイク」で、カミソリアタックに藍が倒れた後の展開とか、あまりの迫力とかっこ好さに痺れます。

 ちなみに「燃えろ! スパイク」だけは、なぜか単行本化されていない。復刊ドットコムで応援しているので、賛同してくれる人は、どうか清き一票を下さいませ。


他のお勧め作品:スマッシュを決めろ! ルルが風にのって 亜子とサムライたち 真っ赤なストローク



○OL進化論

OL   最近はまってしまったギャグマンガ。4コママンガで思わず吹きだしてしまったのは、いしいひさいちの「バイトくん」以来だ。でもいしいひさいちのような「毒」がない分、精神的に疲れているときとかに読むと、本当にほっこりします。

りぼんのワルツ

りぼん 昭和43年8月、りぼん夏休み増刊号(昔はそんなのがあった)の付録。元は昭和38年りぼん5月号から昭和39年りぼん12月号まで連載されていたもの。あの牧美也子も、こういう絵を描いていた時代があったのだ。この頃はバラの花をいかに上手く描けるかで、力量が決まっていたような気が・・・

ビバ! バレーボール

ビバ 同時期、「アタックNO1」、「サインはV!」といった、ど根性バレーボールマンガがそろい踏み。当然空前のバレーボールブームだったわけで、私もご多聞にもれずバレー部に入りました。でも現実には「魔の変化球サーブ」や「木の葉落し」が打てるわけでも、フライングレシーブがあっさりできるわけもなく、人生最初の挫折を味わった次第。今から思えば、罪作りなマンガだよなあ

はいからさんが通る

はいから  里中満知子が「同じストーリーを描くと、私の場合は悲劇にしかならない」と語っていた。それはそうだろう。親の決めた相手と無理やり結婚させられ、好意を抱きはじめた途端に相手は戦場で行方不明。再会したときには違う女と結婚していたという、これ以上ないくらい悲惨な話だ。なのに大和和紀の手にかかると駆け落ちも失恋も無実の罪での投獄も、すべて抱腹絶倒となり、紅緒のパワーの前では不幸も裸足で逃げ出す?
 ちなみに紅緒はしし座で少尉は魚座。この組み合わせのカップルは覚悟がいるかも。

他のお勧め作品:ヨコハマ物語 真由子の日記 モンシェリCOCO あい色神話


ポーの一族

ポー 萩尾望都の長編とくれば、この作品を外すわけにはいかないでしょう。当時は作品が発表される度に年代順に並べ替えたりして、のめりこんだものです。(私が一番好きなのは、「グレンスミスの日記」)

他のお勧め作品:トーマの心臓 アメリカン・パイ アロイス

半神

 短編マンガでこれ以上の傑作を私は知らない。古今東西の小説でも、この作品を凌ぐものはないかもしれない。テーマは奥深く、私も今だ読み取れたとは言いがたい。
 そこにどんな意味を見出すか、読む個々人によって変わってくると思う。「私」は何をもって「私」なのか? 愛するとは? 憎むとは?

はみだしっ子

はみだし  絵やコマ運びに癖があるし、セリフはこれでもかというくらいに多いし、エピソードが複雑に絡んでてストーリーはわかりにくいしで、とっつき難さは天下一品。でもいざ三原ワールドに取り込まれてしまったら、二度と足は洗えない(?)
 いつかグレアムのその後を読んでみたかったんだけど、作者の死で永遠に不可能になってしまった。稀代のストーリーテラーで、これから油がのる矢先だっただけに残念すぎるほど残念。

11人いる!

11人 萩尾望都のSF作品の中では一番好き。惜し気もなく詰め込まれたエピソードには仰天する。11人それぞれの生い立ちだけで、一つの作品が描けるだろう。最近になってヌーの故郷と同じ、超楕円形の軌道をもつ惑星が発見された。もしかしたらヌーのような生命体が本当に存在するかも。なお、番外編の「スペースストリート」も絶品です。


他のお勧め作品:スターレッド 銀の三角